下衆なマニヤの有神論

小説を書き続け(途中絶筆したが)十云年、自分の力が如何程のものか試したい。

【趣味】映画「映画大好きポンポさん」鑑賞!

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なんかめっちゃいいというざっくりした感想を見て、映画に関する何かなら見ないと!と思い、小さな映画館を探してやっと見ることができた。

その感想を言いたい――が。

 

正直なところ、まったくいいと思えなかったので結構な酷評になる。

見たくない方は見ないでいただきたい。ほんとに。

なお、総評すると★☆☆☆☆(ほし、1.4ちゅ!)です。

 

◆鑑賞条件

原作知らず。他映画のときに予告を観て(えっ?こんな感じの映画なんか!?)とびっくりしたが、良いというざっくりした感想を知っていたので見る気は揺らがず。

 

 

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◆初っぱな出てきた女優みたいなキャラクター

声ほっっっっそ!!!!!!

しっかりした大人のキャラクターなのに、声が子供っぽくてほっそい!!!めちゃくちゃ細い!それで流ちょうに英語の発音で歌っている!

いや、そこはむしろどうでもいいから、がっつり歌ってくれやと!

あんな「この人は立派なエンターテイナーですよ」感のある炎とかの演出をする人の歌声じゃないぞあれ!

なんでその声優さん使ったんや!?

…と、もう初っぱなからがっつり引く。始めの印象ってすごく大事やないですか。

だからこそ、圧倒させるものをあそこは見せればいいんだと思うんですよ。

なのにほっっっそ!!!ということでまぁ自分の心はやや遠ざかる。

 

◆登場人物の誰一人にも感情移入できない(辛うじて銀行員アランのみ)

★ポンポさん

ただ説明だけですごい人だと説明されるポンポさん。

あのビジュアルはなんなん?幼く見えるとかそういう問題じゃなくて、どういう視点で見たらいい人なの?と気持ち悪さばかりで全然魅力的に見えなかった。

ポンポさんは何?どうすごいの?映画観てると、おじいちゃんが超すげー人というだけなんですけど。「なんとかするわ」とか言うけど、結果なんとかなってるシーンばかりなのでその裏でポンポさんがどんだけ苦労しているのか全然分からん。

そんで、ポンポさんのシーンはほとんど余裕ぶって何か食べてるか、ため口で何かやってるばっかり。いや、お前のため口完全にじーちゃんの七光りにしか見えねーよ…だってどんな凄いことやってんのか一切見えてこないもん。

なのにやたらとジーンや他の人にすごいすごいともてはやされている感。かんっぜんに離れる自分の心。

あと「映画大好き」ポンポさんっていう題名だけど、どう映画が好きなのか理解できなかった。これは読みが浅いとかもあるかもしれん。

映画を作るという情熱がある、ということで言えば映画が好きなのかもしれんけど、その根底にあるものは本当に「映画が好きだから」なのか?

ポンポさんが全否定した「映画が好きで、撮りたい」と思っているキラキラした目の人はなんで否定されないといけなかったんだ?そのキラキラした目に至るまでに経験し、乗り越えたこともだめなわけ?

あと「おじいちゃんに見せられた映画が退屈で九十分で十分」とか、ただの自分の過去のトラウマみたいなんだけで映画の時間を決めて良しとしてんのが糞だと思うんですよね。

※九十分については後述

「ポンポさんがきったぞー★」みたいなん毎度ウザすぎて^^ハイハイてなってた。

 

ジー

ポンポさんの補助で頑張っていたジーン。自分で色んな想像をして書き留めたりと、過去がありつつも結構良い感じだと思っていたのに。

CMを担当することになって集中したジーンが言い放った「ポンポさんが言ったことを全て十五秒に入れる事は無理!」というのにびっくり。自分があがめ奉っている人が指示してきたことをがっつり無理、って。なにそれ?その判断へ行き着くまでに苦悩はないわけ?「守ろうとしたけど、でも自分はこうがいい!」てなった時のカタルシスの方が大事じゃない?

しかも出来上がったものは正直全く面白くない。そしてポンポさんの言いつけを守っていないものなのに、どうしてそうなったかの説明もない。勝手に入れたオフショットをいいねともてはやされるのが気持ち悪い。

とはいえ、頑張って作っていた。偉いぞジーンくん。

自分のイライラが募り(あーこのキャラも無理や)と思ったのが、監督に抜擢されたシーン。「自分なんて無理です!」と本気で言う。謙遜ではなくて言う。

動揺して「考えさせてください」ならまだわかる。完全に青ざめ、叫んで、無理だと言い切る。しかし、いかにジーンが良いかを説くポンポさん。

もう、このへんでうんざり。必死に持ち上げてじつは彼は自分の才能に気付いていないんですよ、という丁寧なご説明。いやー気持ち悪い!!

これが、本人に情熱があって、ビビりながらも、怒られながらも「やります」ならまだ良かったのに…。

これが、ポンポさんの前述もあり「完全拒否をする陰キャ(でも才能があるからあの大物のポンポさんが説得!)に負ける目がキラキラの陽キャざまぁ」感を感じてしまった自分は意地が悪い。

<監督になってから>まぁなんかこう、自分の意思で色々やっている感が良かった。

ただ、脚本を読んだときに素晴らしさを語り、配役が難しい理由に「ほぼ二人で展開する話だから」みたいなのを言ってんのに、正直二人以上めちゃくちゃ出てますけどーwwwてなって笑いそうになった。

どこが二人だけの世界なんや?始め作ろうとしてたときには「リリーと出会うまでに一時間三十分かかってる」みたいなん言ってたけど、それだとリリーと出会ってから三時間くらいないと二人だけの世界にはならないね。

しかも映画(監督作品)の締めにもリリーは不在、主人公のおっさんの気持ちをガンガン他者が代弁しまくっていて、なんか浅い映画だなぁと思いながら観ていた。(映画を観ている気持ち)そこまで代弁させるなら、完全に二人の映画じゃないね★

あと、撮影しててシーンについて役者やスタッフから意見が次々に出てきて「最高ジャン!」みたいな空気が気持ち悪かった。

とはいえ、頑張って作っていた。偉いぞジーンくん。

過労で入院。一週間の絶対安静が言い渡されたのに病院脱走。運び込まれた病院の迷惑も考えろや。ここで、病院に筋通しておけばまだスッキリしたのに。

それ以降の展開は、次のナタリーへ続く…。

 

★ナタリー

へっっっっったくそな声優でマジびっくりした!!!!!!

ナタリーは演技がヘタなので、へたくそな役だからへたくそにやってるのかと思ったら純粋なへたくそでした!!!!!

いや、あれは原作ファンもどうなんやろ?自分が原作ファンだったら絶望だな。

羅小黒○記の花の妖精、紫羅蘭の日本語版の絶望くらい絶望や。

もう延々へたくそで一切慣れ無かった。

で、この人。声はク○ですけど、キャラとしては本来可愛いと思うんですよ。

真っ直ぐで、一所懸命。まぁよくあるベタな頑張り屋さんだけど、ソレを補ってあまりある頑張りが見えていた。(道路工事の誘導員など)だから魅力はある。

ただ、女優ミスティアに付いてからそれらの魅力がどんどん失われた。ハングリー精神みたいなのが見えなくなった。

一人で頑張って何かをやるシーンあったか?いつもミスティアが横にいて、ウフフみたいに笑っていて、本人は自分の部屋でドサッとベッドに倒れこんで寝るばかり。

同じようにミスティアが練習やジムをやっているのを考えると、同じ量を学び続けた彼女に最後まで同じ繰り返しを見せられたのは成長が感じられず面白くもなかった。

そもそもヒロインに抜擢されるきっかけになったオーディションで、彼女はポンポさんにズバッと「不合格!」と落とされている。なのに「一目見てキャラクターが浮かんだ」みたいなのをあとから言われている。彼女以外にありえないと。

ハァ?じゃあなんで不合格と言い放つわけ?全く理解できないし面白くもない。ナタリーの悲しみは深すぎる。

そんで、まぁ声が糞なので仕方ないかもしれないが、抜擢された役が「少年と少女の要素を持つリリー」なわけだけど、この少年うんたらの設定どこに活きてたんだ?

映像からも声優の演技からも少年うんたらが見え無かったぞ。で、この少年と少女の二面性がどうのというところが、創作映画の本筋に関わるのかと思ったらまっったく関係ない。意味わからん。

そんで(もう帰ろうか)と思ったレベルに糞むかついたのは後半に観た彼女のシーンだった。

過労で倒れたジーンが病院から脱走。「やっぱりここにいたんですね!」と編集部屋へ来たものの、ジーンが「僕しかできない」みたいなのを言って戻ることを拒否。そいだらナタリーが「じゃあ、私が傍に居ます!」みたいなんを言い切る。

そんで、そばにいると言い切ったからには、何かサポートしたりするんだろうと思っていたのにそんな様子は全くなく、むしろ創作映画のシーンをガンガンカットしていくジーンに向かって「あー!そのシーンは私のファーストカット!」「マーティンさんとの初共演のシーン!あー!」とかめっちゃデカい声で騒ぎまくっている。

くっっっっっそうざい!!!!!!!!!!!!!

そりゃ言いたくなるのは分かるよ!!!でもせめて何か言いそうになるのを耐えるとか、監督の判断も含めて迷惑にならないように存在すべきでは!?!?!?

ほんまウザすぎてイライラが頂点に達して映画館出たかった!自分の横に人がいたから出なかった!!!

最後に【みんなで発想してイイネ!と思ったシーンをカットすることを躊躇するジーン】の表情とかはすごく良かったのに、ここにまた糞ナタリーが出張って「私は監督を信じます!」とかどや顔で言って一緒にデリートキー押すのがもう、ひっどいwwwwwwwwww

マジ笑えるわ、そこは監督の意思で押すんじゃないんや!?はーあーそうですか^^

 

★ブラドックさん

往年の俳優。よくわからん。凄さもよくわからない。でもすごい人なんだろう。

旧知の仲であるポンポさんのおじいちゃんからの依頼で久々に主演を受けた。

はい、出ました。ポンポさんがすごいからじゃなくてこれおじいちゃんがすごいからなわけで。なのにポンポさんがすごいみたいなもてはやし感。

ブラドックさんも(多分)小さな頃から可愛がっていたポンポさんだからやっぱり可愛がる。そのへんも気持ち悪い。嫉妬やない。嫉妬や無いで。

 

★アラン

なんかビジュアルに合わない低めの良い声。この声やないとあかんかったんか…?合ってないと思うんだが…。

学生時代超陽キャ。ビジュアルはイケイケでいじめてそうなのに、全然そんなことはなくジーンの落とした映画感想ノートを拾い上げて渡してあげたりしている。

でも、就職した銀行では上手くいかないし先輩にいびられている。自分の中では、この映画の中で唯一そこそこ心を寄せることができたキャラクター。

今まで何でもそれなりにこなせて、銀行員もやりたいわけではないと。だから「今日限りで」辞めさせてもらいますと言いに行った先輩のデスクで、ジーンの資金不足を知る。

それを見て「これ、俺に任せてもらえませんか!」とベタだけど熱い展開!おおお!

やっと自分の意思ではっきりとコトを起こす奴が出てきたぞ!!!それが、過去にすれ違っただけの同級生に久々にあったら映画監督になってたってことだったとしても(嫌み)!!!

このキャラどうやら、映画オリジナルらしい。あれか、主人公に影響を与えたいけど、過去のいじめみたいな感じにすると本編のキャラクター形成に大きく関わってしまうからだろうな。だからアッサリした関係でしかない。

んで、上司の偉い人たちににプレゼンするががっつり断られる。

そしたら…まさかの「全世界に今これを生配信してます!!!」ほんまバカ。信用問題が一番大事な銀行で、会議を生配信。顧客からの信頼失いまくりだろこんな銀行。めっちゃバカ。ほんとうにバカ。で、その配信でのコメント(バカみてーなコメント)が映る。なんていうか、本当バカ。それが視聴者の数という演出なんだろうけど、なんか…凄く気持ち悪い…きもちわるい…きも……

その生配信を盾にするのって本当卑怯だと思うわけです。それを当然の良いことのようにキラキラ演出してんのがマジできもい…

最終的に頭取が出てきて「フォッフォッフォ」みたいなベタな感じでもう、あーはいはい^^(二度目)

 

ミスティア

声がどこかで聞いたことのある人だったけど良かった。キャラもかわいい。

ただ、完全にただの善人だったので面白みはない。

 

コルベット

ポンポさんのそばにいる監督。良い奴だけどキャラのビジュアル濃いわりには存在感が無い。もっと強烈な感じにすれば良かったのでは…と思ったけど、面倒くさくなりそうだからあの感じくらいが丁度良いんだろう。

 

◆ナタリーの水たまり

水たまりを跳ねるナタリーの姿を、バスからジーンが見て世界観が広がる感じはすごく良かった。綺麗だったし、ナタリーにフォーカスしてからの彼女の表情とかもかわいかった。

 

◆演出としての大げさ

アニメだから仕方ないのかもしれない。でも、入り込めない世界の中で繰り返されるしつこい、わざとらしい演出に自分はまったく心が動かなかった。

・大したシーンでもない花火

 ジーンとナタリーの会話。自分なんてヒロインに向いてないみたいなのを言うナタリー。それを、ポンポさんが良いって言ってたから大丈夫みたいに言うジーン。このシーン自体はいいと思うが、二人が前向きに笑うと突然大きな花火が上がる。しかも結構低い位置で爆発している。

その割には花火の明るさと影などの演出も無く、打ち上がったことに対するキャラクターの驚きや喜びみたいなのもない。ただ「ここに花火上げたらいいんじゃないか」みたいな浅さを感じてしまい、せっかくのシーンがもったいなかった。

 

・すごみを感じるビリビリ

 度々登場する、ジーンが「すげぇ!」と思った時のビリビリ。こっちには全然凄さが伝わってこないのにビリビリしてて、全然いいと思わなかった。

 

◆カットすることこそ美学

最終的に「しんどい思いをしてカットしてるんだよ」という映画。

 

◆上映時間

ポンポさんの映画九十分の話しで(あーこの映画は九十分ジャストでドヤってんだろうな)と薄々思ったけど、九十分でも辛い映画があると思い知らされた。

 

 

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以上です。

どこがいいと思ってるのか、これから他の人の感想を見てきます。

何か変わったら追記します。

 

 

【趣味】映画「ザ・スイッチ」鑑賞!

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theswitch-movie.jp

<あらすじ>

「透明人間」「ゲット・アウト」などホラー、サスペンスの話題作やヒット作を数多手がけるジェイソン・ブラムが製作、「ハッピー・デス・デイ」シリーズのクリストファー・ランドンが監督を務め、気弱な女子高生と連続殺人鬼の身体が入れ替わってしまったことから巻き起こる恐怖を描いた異色ホラー。家でも学校でも我慢を強いられる生活を送る冴えない女子高生のミリー。ある夜、アメフトの応援後に無人のグラウンドで母の迎えを待っていた彼女に、背後から指名手配犯の連続殺人鬼ブッチャーが忍び寄る。鳴り響く雷鳴とともにブッチャーに短剣を突き立てられたミリーだったが、その時、2人の身体が入れ替わってしまう。24時間以内に入れ替わりを解かなければ、二度と元の身体に戻れない。ミリーは新たな殺戮を企てるブッチャーを相手に、自分の身体を取り戻そうとするが……。「名探偵ピカチュウ」「スリー・ビルボード」のキャスリン・ニュートンがミリーに扮し、ブッチャーと入れ替わり後は手当たり次第に殺戮を企てる殺人鬼を熱演。一方、中身は女子高生で自分の身体を取り戻そうするブッチャーをビンス・ボーンが演じた。

 

***

 

めっちゃ楽しみにしてたんだが。見に行った環境が最悪だった。

平日の最終放映レイトショーなのに自分の横ぴったりに女子高生と思わしき四人組が座っており

(なんでだ?他の席めっちゃ空いてるのに。前列全部空いてるのに!)

と思っていた。先に自分がチケット取ってたから、人がいること分かってるだろ。

案の定喋りまくりいろんな予告のときに吹き出し笑いをして指を指し大声でツッコミ入れているばかりか

やや暗くなったら酒の缶を開ける音(特徴的なやつ)がして「かんぱーい!」とやり始めた。

持ち込みがクソほどむかつく性質なのは言わずもがななんだが、今は二十時で売店が終了することもあり飲み物がないとしんどくなる人もいるかもしれないという

理解はしているが、持ち込み酒!さけですよ酒!家で見ろや!!!!

で、映画本編が始まったらちゃんと大人しくなっていて(お、えらいやん)と思ったのに

共感を得たいのか大げさにビクつくので座席がガタガタしまくったし、いろんなシーンで

「やばいやばいやばい!」とか「思い出せ!」とか「逃げろ!」とか小声でめっちゃ言う。

最近の若いモンはという言葉は好きじゃないが、歩きながら歌ったり(おもむろ)、いきなり歩きながらダンスしたりと

不特定多数に自分のことを認識させることが平気なんだよなぁ。それが悪い意味でもいい意味でも。すごいよほんと。

 

ということでしたが、最終的には意外と悪くない感じの鑑賞でした(笑)

素直に反応している人が近くにいるのは、海外の映画館ぽくて臨場感あった。

 

以下ネタバレあり感想

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◆初っぱなから笑える

往年の「13日の金曜日」をパク…じゃない、ゴリゴリ意識したレトロな文字がババーン!と画面に出て笑いが出る。

しかも「Friday the 13th」じゃなくてWednesday the11th!めっちゃおもろい。

 

◆ちゃんとホラー

出てきたキャラクターのどれが主人公だろう?と思いつつ見てたら全員ちゃんと死亡。

その後に主人公登場。なんかこういう映画のスタートは珍しい気がする。自分はあまり見たことがないなぁ。

しかも、死に方が古典的というか「そうそう!昔のホラーってこれ!」と思うような感じで、ジェイソンのトイレキルもあって(笑)良かった。

 

◆主人公ミリー

めっちゃ可愛いのに、なんかモテないもっさり扱いされてる…可愛いのに…

着ぐるみきてアメフトを応援してたら飲み物投げつけられたりと露骨ないじめ。

「好きだから虐める」とかじゃなくて本当にいじめ。それでも、そこまでメゲないミリー。

母親はアルコール依存でミリーに依存し、姉はそんな母親を嫌悪している感じで辛い。

それでもミリーはいい子だ。

 

◆友人のナイラとジョシュ

ナイラは、ハキハキ元気で優秀そうな黒人の女の子。

ジョシュは細身でオネエ系のゲイ。この二人がナチュラルに主人公の友人でめっちゃ良かった。

それぞれの特徴が特別な役目ということでもなく、普通にちゃんと友達でキャッキャしていてかわいい。

ちなみにこのジョシュが出るたびに横のJK(多分)が過剰反応で笑ったり揺れたり口を押さえたりしていてなんか不快だった。

・・・が、次第に普通にはまり込んでいたようで落ち着いていた。

 

◆ブッカー

凶悪な殺人鬼ブッカーが孤独に一人いたミリーに襲いかかる!

そして、「君の名は」状態に!!!!!

 

◆どっちもかわいい

女子の部屋で目を覚ますブッカー(外見ミリー)が、戸惑いながら理解していくのが面白い。

また、すぐに人を殺したくなっちゃうので包丁とかめっちゃ持つが、ママが「ほら危ないあぶない」と取り上げたりとさらりと躱されているのがかわいい。

一方、殺人鬼の住処で起きたミリー(外見ブッカー)は所作がめっちゃ女子!

当然戸惑い絶叫するが、これは夢と必死に思い込もうとし、ブッカーへヤクをねだりにきた浮浪者を捕まえて「あなたには、もちろん私が女子高生に見えるわよね?」と聞く。

めっちゃぼろ服を着たおっちゃんがかわいいポーズを取るのを見た浮浪者が「お前自分を女子高生と思うなんて相当ぶっ飛んでるじゃねーか!俺にもくれよぉ!俺も女子高生になりたい!」とさらにねだってくるシーンで

面白くて笑いが出たし、この映画の雰囲気のすべてを一発で物語った感じがする。

怖い、よりも面白い寄り。

 

◆ミリーの片想い相手

かわいい。笑顔がチャーミングで、優しい。

 

◆変貌したイケてるミリー(中身ブッカー)

中身がブッカーなので、やや攻撃的で攻めた服装に。

しかしあれだよ、見た瞬間に「ブッカーお前上手にお化粧したなぁ」と。そんなんやっとるブッカーもかわいい。

で、今まで虐めていた男子がめっちゃ誘ってくるのがあからさま。

「お前をイカしてやろうか」みたいな下品な誘いに耳元で「お前みたいな奴に触られるとアソコも乾くんだよクソが」みたいなのをそっと言い返すミリー(ブッカー)。

そして、興味だけで近づいてくるいじめっ子たちをぼろくそに殺していく。

もう、ブッカーがミリーになったのを最大限に活用しててめっちゃいいんすよ!

ただ女子高生で凶悪なだけじゃなくて、その「性」を自認して活用している。女子としてどうしたら男に好まれるかを理解している。

それが、あの凶悪なおっさんだというだけで萌え広がる自分の感性(笑)!たまらん!

 

◆一方ブッカーの姿のミリー

なんとか友人二人を味方につける!

もう仕草も走り方も全部乙女でかわいい。

そして最終的には、片想い相手だった男子生徒も仲間に引き入れることに成功。

本当は両思いだったことが発覚し、照れくさい二人は…(これは映画館で見てほしい!)

なんか泣けるんですよ、ほんと。

ミリーが「あなただったらどう?ずっと虐められてたのに、いきなりこんなパワーを持った男になるのよ。最高じゃない?」みたいに

パワーのあるおっさんになったことを喜んではないけど、肯定的に捉えているのが素晴らしいと思った。

後ろ向きにめそめそしているばかりではない。それが、彼女の本当の強さなんだろうけど、キャラクターとしての魅力がずば抜けている!

 

◆ハピエン

自分の姿で人殺しまくってるから、指紋とかぜんぶ自分だし大丈夫なんかなミリー…

と思ったけど、「どうするの?」に対して「全部本当のことを言う」と言っていたから、なんとかなるんだろう。

 

 

 

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総評:★★★★☆ほし、よっちゅ! 

 あたま空っぽで見れる楽しいホラー!久々に映画館で堪える笑い声を聞いたよ。すばらしい。

いろんな映画への愛情とパロディが含まれていて、すごく良かった。

ホラー苦手でもおすすめ!

 

 

 

【趣味】映画「羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来」(鑑賞15度目)

 

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声を大にして言おう。

自分は原語版(中国語)の声が最強に好きだ!!!!!

もちろん日本語の声もいいんだが、原語版が好き過ぎて超えられない……!!

初めて見たのは日本語版。その後原語版も見て、无限の声の強さ※「フンッシ―――!!」 で体が震えた。

多分発音とかもあるんだろうが、すごいんだよあの圧。何度聞いても、脳に突き刺さる。

 

 

つーことで、ここ数回何も書いてなかったけど(こっそりやってる専用のTwitterアカウントとかではやってたけど)

見ていて感じたこととか気付いたこととか、人によっては「お前今更かよ」ということも赤裸々に書く。

もうすでに自分が書いてたことだったらすまぬ……

 

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■シャオヘイが離島ですごした時間の謎

シャオヘイが风息と会ったのが多分19-20時くらい。季節にもよるけど森も青々としてるし、皆ほぼ半袖でいるけど長袖もいるから季節は5月くらいと想定。

そこから移動した先の離島は朝くらいで、风息がロジュに「今日は早いな」と言っていることからおそらく7-8時くらい。

ロジュはいつも11時くらいにだらだらと起きてきます(妄想)

で、のちに出てくる話では「南に1500キロ」という話をした時に島の位置もそのに倍くらいの距離に印されているから3000キロくらい離れてるとすると……

東京都小笠原村小笠原村公式サイトからさらにもうちょい遠いくらいになるぞ……!

おそらくその辺に、人に忘れさられた島があるんだろう。(小笠原村のことは誰も忘れてないから違う)

 

中国から日本のその位置くらいまでの時差が10時間とすると……

【ベストの解】シャオヘイと风息が会ったのが夜10時頃→(時差10時間進む)→島の時間が朝8時

という感じかな!めっちゃ無理矢理ですけど!はーすっきり!

 

その、朝の8時くらいからみんなに初めて会って、緊張するなか簡単な食事を与えられて、緊張するなかお洋服を誂えてもらえって、一緒に散歩したり遊んだり川に入ったり、ロジュに小技を見せてもらったり、肉をテンフーがどこかに取りに行ったり、酒をシューファイがどこかに取りにいったり、甘々なロジュやべったりな风息(監視)に頭をなでられて悪くない気がしたりしてたんだろうなぁ。

夜の7時くらいに歓迎会されて、子供だし9時くらいには「おいで、きみの部屋だ」されて、寝て起きたら轟音が鳴ってて……

 

て思ったら、涙がこみ上げてくるんですよ、たった一日のつかの間の友情(?)。ひどい!无限ひどい!!!!

 

■戦闘

なにげに自分、この无限とのファーストファイトのシーンが一番好きかもしれん。

无限が片手で木をばりばりばりー!ってするのも、壊された木を仰け反ってよける风息も、どっちもキャラクターを表してる感じがする。

静の无限と動の风息。自分で飛ぶ力のある无限と、飛ぶ力はないから自力でジャンプしたり捕まったりと野性的に動く风息。

戦い方に明確な差があって最高にいい。

 

■小黒参戦について

前述した戦闘でも小黒が参戦しなければ、眠ったままでなんとかなってたんかな?

小黒をひとりで置いといたら、起きて皆がいないことに気付いて「ふーしー!!」てなるんだろうけど…でも霊道壊れたから離党組が帰ってくるには3000キロ近く自力で移動せなあかんのか……

小黒、いきなり離島に連れてこられて翌日には捨てられたと思ってショック受けるよな……

でも最高に居心地のいい島だからそれはそれでOKか?

 

■逃げる離党組

廃工場みたいなところで、「我慢の限界だ」と出て行く风息。

この時、しゅるっと木を出してトタン屋根を両足でガン!て踏み切るのが最高に野性的でいい!!!!!すげー好き!!!!

こういうところに性格が表れてるのすごい。

 

■画虎さんの店

风息「画虎さん…?」からのあの手と、目線が最高!!

「店を壊すぞ!」の直後にでかい木を生やしてダッシュ、さかさまに駆け下りてくるのがめっちゃかっこいい!!!!すげーーー好き!!!

 

■南へ1500キロ

ここの描写いつも普通に見てたけど、描写考えるとめっちゃ人間の描写が多いんだよな。

パンを持ったピクニックの男性=小黒の態度が動物っぽかったからからかっていた

川沿いの老婆と孫=小黒が体を洗っているのを微笑ましく見て、孫が何の偏見もなく小黒に近づく

トラックのおじさん=小黒に桃を差し出してくれる

この、人からの見られ方の変化は同時に小黒の成長(と人間への理解)を描写していてすばらしいと感じた。

 

■妖精たちの飲み会

鳩爺に体を寄せられた小黒が左手を「寄るなー!」ていう感じで突っ張ってるの、猫がめっちゃ拒否るときの手つきでかわいいwwww

 

■中国語版の、兆岳の口笛

スマホを楽しんでいることがバレた兆岳たちが口笛を吹いてごまかすが、テーマ曲のメロディー

 

■おはしを使う

飲み会後にタンデムする无限と小黒。

そこで初めて、小黒は麺を食べるためにお箸を使ってる。

それまで、すべての食事が手掴みだったのにだ。ゆーて手も使ってるけど(笑)。子供のご飯ぽくてかわいい!

この変化で、人間の世界への理解が進んでいることがよく分かる。

 

■地下鉄

ここの日本語の小黒もめっちゃかわいいんだが、中国語もくそくそかわいいんだよ!!!!

発音が子供っぽくて、感嘆の声みたいなのもすごいかわいい!!!!

「こっちはー?」と違う方に進もうとする時の声がたまらん。

 

■強くなったな!

電車上の戦い。无限が「強くなったな!」と风息を評するのが驚きだ。

「そうさ!」の返答も格好よすぎるやろ……強奪だけど……

 

■必ず助けに行く!!

地下鉄で転送術にかけられた小黒を抱きしめて止めようとするところから、无限の小黒を守ろうとする気持ちが溢れまくり初めてすげーっすわ。

無事に小黒を助けてからはいつもの様子で淡々とするけど、再度奪われた後には声を荒らげて「必ず助けに行く!!」だからな。

まだ小黒が離党組にとってどんな存在なのか分からないうちから、小黒の価値ではなくただ庇護すべき存在と思っているのがもうママやん。

 

■イメショバ

この作品で覚えた「大丈夫か?」「ケガはないか?」の原語発音「イメショバ」。至る所で使われてるんだが

小黒に再会したロジュが言っていたのが「メイシュショバ?」みたいな感じの発音で、イメショバじゃなかったんだよなー。

気になるなー。

 

■ドゥブチ シャオヘイ。(これ大事。後からも出てきます)

风息「すまない、シャオヘイ。お前の力が必要なんだ。」

 

■无限「クソッ」

中国語の「フクッタッ」ていう吐き捨てるような発音が最高!その時の无限の激切れ顔も美しい。

 

■逃走

ビルから飛び降りる风息、袴がはためいて太ももくらいまで白いブーツ?なんが丸見えやん……なにそれ……エロすぎんか…

 

■ポイント7

画虎さんの画獣に相対してるジョンレノンはだれなん??

 

■信じてくれた仲間たちのためにも!

画虎さんの力の画霊を使って自分の分身で无限を翻弄し、消える本体。その時に叫んだこの言葉が、风息の「もう後戻りはできない」という感情に繋がってるんだよな。

切なすぎるやろ。

ロジュたちの信頼を裏切って、罪に引きずり込んだ気持ちがあるからこそ完遂しないといけない。

 

■无限の謝罪「ドゥブチ シャオヘイ」

「すまなかったな、シャオヘイ」からの共闘。

风息の謝罪は自分がこれから犯す罪を一方的に小黒に謝罪していて

无限の謝罪は自分が小黒を巻き込んでしまった、守り切れなかったことの謝罪で

同じ言葉なのにこんなにも感情が違うのかと驚く。

 

■风息の戻れない気持ち

无限と弟子(笑)にボコられた风息は二人に「死ね!」と言って力を出してしまう。

その後捕らえられても抗って、まだ「ぶっ殺……」と叫ぼうとするのを无限の鉄板が口を塞いでいる。

无限は、风息から発されるそんな言葉を小黒に聞かせたくなかったんだろうな。

とはいえ、ここまでやって圧倒的な敗北が見えているなかで、もう风息の気持ちは決まっていたんだろう。

本来で有れば憎しみに染まらせて一緒に動いていたであろう小黒が

憎むべき人間の无限と一緒に居た数日間で、知らなかったこと(自分の力や人間、その共存について)を知って学んで、成長してたことは絶望だったと思う。

一方で自分のやったことを見てきた小黒が何を選ぶのか、无限とともに対峙された時点で理解していただろうな。

 

そもそも、あの巨大な手で現れるまで、小黒がそんな能力があったりすることも自分では見たことがなかったわけだ。

頭を撫でられてエヘヘとなる可愛い子猫のはずだったのに…!!

多分アクウやイエツから「あいつ鉄使ってますぜ」とは聞いてただろけど、まさかあそこまでの力が開花しているとも思ってなかっただろう。

 

絶望だ。圧倒的絶望。もう引くに引けない。引いたところで、きっと居場所はないと判断したと思う。

どんな気持ちやったんかなぁと思うとめっちゃしんどくなるわけですよ。

 

■領域解除後に

領域を解除した後に「もうここから離れたくない」です。

何が起こっても自分の世界だった(小黒の思い通りになる)領域が現実になってからの「もうここから離れたくない」。

誰にもその決意を止められない状況での「もうここから離れたくない」。

こんな悲しい結末、ひどい!!好きじゃ(ひどすぎる)!!!!!

 

■ドゥブチ シャオヘイ

风息が、この語尾「シャオヘイ」を言い切った瞬間唇の動きも止まって心臓の位置から木が突き破って出てくる。

ほんとうの最後の最後に思ったことが、恨み節でも自分の感情の吐露でもなく小黒への謝罪だったことが胸にくる。

傲慢な謝罪もして、でも最後にはこの謝罪。つらい。

 

■好

はお!!!

 

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つーことで、なんか見れば見るほど风息の感情に引っ張られて辛いのです。

あ―――――!!!!!!はよブルーーレイ――――!!!!!!

 

 

 

【趣味】映画「羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来」(鑑賞10度目)

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毎度の完全ネタバレ注意!過去のブログがもうほぼ羅小黒戦記のやつだからそこから過去感想(真面目)はどうぞ!もうなげやり!書きすぎてなげやり!

 

 

<<いろいろまだわからんこと>>

◆海の上

シャオヘイが尻尾で椰子の実を放り投げたあとに「ん?」て左方向を向く。どした??

◆無限の領界内にて

無限「人違いか」→誰かを探してたのか??ん??

◆花の妖精

「私も無限さまに救われたの!」からのシャオヘイのドン引きの視線に無限が目をそらす。どした??

◆フーシーがPHS()見てる場所

どこか滅ぼしてるけどどこ滅ぼしたんや…雰囲気的に妖精の村的なやつ??

 

 

 

<<前から思ってたけど書き忘れてたこと>>

◆兆獄さん、ダルケル(ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド)似とる(が、まぁそもそもがよくあるパターンか・・・)

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ちなみに声もいい感じで似てたので検索したけどわからず

 

◆画虎さんほんまかわい……

◆うつろな目の画虎さんを高さ一二〇センチくらいから落としたら音がぷぎゅって鳴るぬいぐるみ欲しい

 

◆フーシー、木

あそこのシーン、midi戦の後とは思えないほどの素晴らしい曲というのもあって泣けるんだが

実は木の間とかで生きてるんじゃ?という期待とぼんやりした部分を感じていた。

少し前にツイッターでどなたかが「フーシーの肩と心臓を突き破って木が生えてる」と書いていたのを見て戦慄。

そこから、映画を見るたびにずっとそこしか見れなくなった。なんつーか…本当にフーシーの最後を見届けようっていうか。

もう、そのシーン見てる自分絶対見たくない(笑)

 

【趣味】映画「羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来」鑑賞初期字幕鑑賞(映画8度目)羅

おいおいおい・・・

おいおいおいおいおい!!!!

 

もう何も言わないでくれ。

言わなくていいんだ、わかってるんだ。

 

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っつーことで8度見てのいろんな気付きとか

初期字幕も見る機会があったのでその感想もいくぞー!!

最終的に展開の時系列と字幕・吹替・初期字幕で感想の並べ直し&修正したいなぁ。

 

過去感想は以下

tora-kaibuntei.hateblo.jp

 

 

 

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<とりあえず先にまた吹替見て気付いたこととか気になることとか色々。>

 

(吹替)

■毛玉!

 字幕をちょいちょい挟んでるからだと思うんだが、フーシー登場シーンでちゃんと

「ケガは?」と認識してるけど

 日本語見ると毛玉!と呼んでるように思えて頭が一瞬パニックになる。

 

■このシーンの考察

 始めに人間を使って襲わせたわけだが、シャオヘイが欲しかったなら普通に誘えばよかったのにわざわざ襲わせていることから

 シャオヘイが人間の世界に馴染んでしまう予感があったと思われる。シャオヘイがそれだけしなやかな精神を持っていると気づいていたからこそ

 わざわざ人間を使って荒っぽくし、嫌われるように仕向ける必要があったと。

 

■シューファイのうで切り落とし

 腕切り落とされたのわかんねーままだった…

 

■地上で焼き鳥食べるところ、フーシーを思い出すシャオヘイが完全に憧れのお兄さんを見る目

 

■そのあとムゲンが焼き鳥を差し出すけど、テンフーはちゃんと熱くないようにひっくり返して棒を渡してくれていたのにムゲンはそのまま。気遣いも優しさも足りない

 

■洞窟で皆でごはん。

 曲がフーシー組のときのアレンジ?あと色味も踏襲してて、寂しくないごはんは彼らとだけではないことを学んでいく。

 以前陸に上がってから言っていた シャオヘイ「フーシーはいいやつだ!たべものをくれた!」ムゲン「その肉はどこから?」が

 今となってはどえらいブーメランです。今皆で食ってるもの、なぞの妖怪の謎の胸元から出てきてる何かだからな……

 

■ミン先生の礼を!

ミン先生の霊音!

 

■シャオヘイ!必ず助け出す!→シャオヘイには私しかいないんだ

 

■めっちゃ力こめてズーン!て落ちてくるの最高

 

■人間とは共存できない 自分が正しいと思っているのかという言葉は完全におまいう

 

■ロジュはずっとはじめからシャオヘイのことを抱いて守ってずっと心配してる

 

■三大性癖破壊お姉さん

 シュリちゃん ムゲン ロジュ

 

 

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< 中国語音声・初期字幕 ※初期字幕関係ない感想もいくつか>

 

初期字幕には、下部に日本語、その下に中国語が表示されるため、中国語を読めない自分でも細かい中国語のニュアンスがわかりやすかったです。

■乾杯の時に乾杯していないシューファイ

 最強のママ……違う、おね……お兄さんロジュの「カンペー!」にも従わないシューファイすげぇ。

 でも後からシャオヘイが思い出すシーンではちゃんと呑んでるイメージになってるよ、よかったねシューファイ。

 

■初期字幕の味わい・・・①

 ムゲン襲来。フーシー「ムゲン!なぜ人間の味方をする!」ムゲン「あなたを捕まえる。それ以上の説明の必要はない」

 あなた呼びで初手驚きすぎて固まったわい・・・。

 

■ムゲン襲来で逃げるフーシーたち

 襲われるフーシーが、心配するロジュに向かって「走! 走啊! (行け!《ゾゥア!》」て感じで言うんだがめっちゃいい。かっこいい。

 

■初期字幕の味わい・・・②

 曖昧な記憶だけどムゲン「あなたも脱出方法を知らないのですか」「あなたは縛られるのが好きですか」

 という敬語でシャオヘイを追い詰めるのがいい。逆に怖い。

 

■海、ヤシの実捨てたシャオヘイが怒られた後にハツとするのはどうしてなんだ??

■海を放浪する二人

 シャオヘイ「陸についたら、自由にしてくれる?」ムゲン「好(ハオ」あーいいよーハオいいよーハオがハオだよ~~!

 そのあと聞き返すシャオヘイの「喂(ねぇ!≪ウェイ!≫)喂喂喂喂喂喂喂!」ムゲン「……嘈杂(うるさい《ツャオザ》)」がめっちゃかっこいい。

 

■初期中国語字幕の味わい・・・③

 曖昧な記憶だけど、ムゲンが霊域にシャオヘイを誘い込んだとき

 ムゲン「人違いだったわね」シャオ「なによ!あいつ!」

 みたいにだいぶおネエ入っていて可愛かった。

 

■二人で放浪の旅

 モンタージュ映像でシャオヘイの成長を映しつつ逃走劇をコミカルに描くシーン。

 捕まってミャーミャー言うシャオヘイの猫度が高くてたまらん。

 

■その映像の最後の方で…

 土管みたいなところに隠れたシャオヘイに日本語だとムゲン「おーい」だけど中国語は結構嫌そうに何か言ってる。

 そのあと水の流れるところに足をつけるムゲンと、完全に浸かってるシャオヘイが映るんだが

 日ムゲン「仕方のないやつだな」 初中ムゲン「隠れるところはもっと選べ」

 この訳を見て、初めてシャオヘイが下水管に隠れていたことを理解した!!!

 あまりにも汚く臭くなったから、シャオヘイだけ沐浴しないといけなくなったという流れ。ハァー納得です!!

 

■ミン先生を襲ったフーシー

 日本語よりも、中国語の方が先生に対する落胆と怒りがはっきり見て取れる。

 

■さしぶりだな、ムゲン!

 シュリちゃん登場!ムゲンに抱き着くが、その時の言葉が上記したやつ(笑)

 この映画の初期字幕ことごとく「ひさしぶり」の「ひ」が抜けていた気がするぞ。

 そしてこの字幕見たらシュリちゃんがボクッ子っぽくてそれはそれでいいと思ったぞ!

 

 ■中国語のムゲンが言うクソッがめちゃくちゃかっこいい

■ヘイシュを胸元にしまったああぁぁぁぁぁあ!!!! 

  白シャオヘイを奪い返した時、落下しながら分離していたヘイシュを掴んで胸元に入れてた。

 あんなん気付かんよ…気付いてる人の動体視力くるっとる…

 

■ソウさん!

 大爽ってかいてソウさんなん??わからんけど相変わらずかっこよいです。あの時の音楽の緊張感も最高にいいよね。

 ちなみに自分が見た映画館の放映終わったあと、なんか多くの女性がソウさんの話でザワついてたな……(笑)

 ■一人ポケーッと立っている男性のテレポーテーション

 あの人のTシャツどこかで見たなぁーとずっと思ってたけど、あれMTJJ監督の似顔絵なんやね

 

■領界を奪ったフーシーを追うムゲン

 これ言及したことなかったけど、ビルの天井からドーン!!と落ちて現れるムゲンの描写、かなりの重さを表現しててすごい。

 怒りとパワーが振り切っとる…。

■その時のムゲンとのやりとり

 初期字幕「妖精のためと言って…もしシャオヘイが死んだら何が妖精のためだ!」

 日本語や新字幕は「シャオヘイを傷つけて、何が妖精のためだ!」みたいな感じでソフトだったけど

 初期ははっきり「死」を言っていて驚いた。でもそうなんだよな、傷つけただけじゃすまないことだったんだよなぁと改めて感じた。

 それに対してフーシー吹替「言い訳は…しない!」 初期字幕「返す言葉も…ない!」

 初期字幕のほうがやや受け身っぽいかんじ?

 

■ポコポコ!

 ムゲンの危機にやってきたシャオヘイ!初期字幕

 ム「シャオヘイ!」シャ「なんか、夢を見てたみたいで。夢の中でムゲンがポコポコにされてた」

 ぽ……ぽ……ぽこぽこー!?かわいすぎんか!?

 そういえば、二人旅の洞窟の中での会話でも

 ム「他人の霊域に入るな。そこでは操り人形だ。自由はない」

 シャ「どうせ僕は今でもあんたにポコポコにされてるけど!」

 みたいなやりとりを空目だと思ってたけど絶対言ってた!!!!かわいい!!!

 

midi戦(過去感想参照)のとき、3点着地でズシャーッと左奥から前方に飛んでくるシャオヘイとムゲンが激アツすぎて滾る

■不用!!

 中国語で「ブヨ!」という発音だが「してはいけない」という意味があるそうだ。

 あとは「必要がない」というあっさりした意味も。

 印象的だった使用シーンは、フーシーがシャオヘイから力を奪うシーンでロジュが言う「やめろ!やめてくれ!」と

 シャオヘイが領界を解くのに対しフーシーが「やめろ、やめてくれ」です。

 一方で、シャオヘイがムゲンに頭を撫でられた時とかは字幕は「やめろ!」でも言葉は違ってたな。

 光景で考えると使用用途、雰囲気の違いが良く分かるなぁ。

 

 ■空飛ぶけものに乗って館へ

 シャオヘイがナタに向かって「男の子なんだね」ナタ「そうだ」みたいなやりとりの最後

 日本語吹き替えだと「きみはだれ?」ナタ「知らねーのかよ!」というカワイイオチなんだが

 初期字幕だと「お前だれだ?」になっていて、最後の最後で吹きそうになった。それまでそこそこ可愛いやり取りだったのに!!

 

■シュリちゃんかわいい

 シャオヘイとムゲンのやりとりを見ているシュリちゃん、中国語のほうがちょっとお姉さんで好きだなぁ

 口を三角にして「うううう~~っ!」と目に涙をためて言ってるのすげぇかわいい! 

 

 

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はぁはぁ……見たりない……

【趣味】映画「羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来」字幕・吹替鑑賞(映画5度目)

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羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)、2020最後の視聴をしてきました。

そこでの気付きなどまたしつこくまとめます。当然ネタバレあり。そしてどんどん視点がオタクくさくなってきた。

今までの鑑賞感想は以下。

tora-kaibuntei.hateblo.jp

 

吹替と字幕どちらも見たので感想ごっちゃになるかもやけど、基本は中国語版日本語字幕の気付き、感想になります。

 

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■もちもちしたしろいの……

人間に襲われるシーンの前、シャオヘイがもちもちした何かを咥えてるんだけどあれなんだ?すげーかわいい。

 

■無限とフーシーの名前

無限がウーシェン、フーシーはフンシー(ンは超小文字)って感じの発音なんだな。

日本語に正確になおすとフンシーだろうけど、あえてのフーシーか。

 

■島の戦い

ムゲン襲来すぐの、木を逆手でメリメリメリーッ!て受けるシーンがすごい好き(笑)。

 

■無限に追われた妖精4人

シャオヘイを奪われ落ち込む4人。ここで注目するのはロジュの表情です。

フーシーとシューファイが色々話しているのを見ているロジュの顔、ほぼキョトン。

何をフーシーが考えているのか分かってない。やはり、ロジュはシャオヘイを利用する計画を教えてもらっておらず、理解できていない。

始めこそ「シャオヘイを助けないのか!?」みたいなことを言ってあらぶってたけど、あれは本当にただシャオヘイを助けたいだけの言葉だった。

「シャオヘイを頼む」とフーシーが離れた時も(あれ?一緒に行かんのか?どこ行くんや?)という表情。

あれ、計画知ってたら離脱しただろうなぁ。

 

■またもやわからず

シューファイの腕が取れたのまた分からんかった……

 

■航海の二人

前からトビウオが飛んでくるシーン…ムゲンの顔にビタビタ当たってると思ったら笑いが出そうでやばかった。

デカいクジラがドーン!て出てくるシーンでは、何かのサカナをもぐもぐ食べる無表情のシャオヘイが映るんだが

もうあんなデカいのが出た程度では何も思わなくなって無表情貫いているのが理解できた。

 

■無限の領域のなか

シャオヘイ「家のなかに食べ物は?」

ムゲン「ない(発音:メイヨー」

このメイヨーが、中国人を相手にしているときによく聞く言葉なので突然親しみ湧いてきてわろてもうた。

あー本当にメイヨーって言うんやという感じ。いや言うんだけど。

 

■「おいで」「来い」問題

自分の中でアツいこの問題(笑)。

輪っかの領域の中へシャオヘイを迎えるとき=日「来い」中「来い(発音:ライ」

シ(教わってもいいかもな)=日「おいで」中「来い(発音:ライ」

街を歩くシャオヘイを肩に乗せる=日「おいで」中「おいで(発音:ライ」

中国語は同じ発音だから意味は同じなんかな?日本語の命令や誘いと言う感じでキャラの心情の変化を表現していると思うけど、面白いな。

そういう言葉の違い(命令や誘い)は中国語に無いんかなぁ。気になるなぁ(そうしてまた沼にはまっていく)

 

■陸に上がったシャオヘイがもぐもぐしながら言う

「人間って料理上手だね!」

初めてちゃんと理解した。それまで吹替ではわからんかった(笑)。

でもかわいいなぁ、このムゲンを敵と認識していながらの話しかけが無邪気すぎてかわいい。

 

■洞窟で襲われるムゲンとシャオヘイ

このシーンカメラアングルぐるっぐるしててすごい好きだな!

腕でクナイを弾いてからのスタートっていうのがいいし、シャオヘイも起きてムゲンの足元に自然に寄ってるのがいい。無意識の信頼感がある。

 

■キャラクターの舌打ち

中国では舌打ちが当たり前に行われるけど、日本ではそれが良くないことなので

キャラの舌打ちがことごとく無くなってセリフに置き換わってる。

 

■キュー爺とシュリちゃんのガコさん調査

Q「(日)私たちがお送りします」「(中)上にいる二人がお送りします」

これ、上の二人に注目させる必要がないからの改変とみた。わかりやすくていい。

 

 

■MTJJ監督

監督のMTJJ。陸に上がって料理店で食べるご飯を選ぶシャオヘイが持っているメニューの右上に「MTJJ」というメニューが(笑)。しかも「これも!」って最後に選ばれている。

街をバイクで色々行く二人が立ち寄った(?)商業施設は「WALL MTJJ」という遊び心すごい。

 

■シャオヘイの食べるバーガー

前回あれがマクドナルドだと確定させたわけだが、内容は「ゴマ付きバンズ、レタス、トマト」は確定。

これに該当するバーガーは……これだあぁぁぁ!!(2020.12)

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レタス、トマトがはさんであるバーガーはこれしかなく、またセサミバンズなので確定かな。

シャオヘイが持ってるバーガーは結構小さそうだったけど…これかなりデカイな……。

 

■バイクの後部座席に座ってリンゴを持つシャオヘイ

シ「己界と領界どっちがつよい?」

ム「使い手次第だ」

シ「フフン…ならぼくだな」

ム「どうかな」

シ「嫉妬してるんだァ?」

ム「バカな」

みたいなやりとりめっっっちゃかわいいな!!!ほんとかわいいなおい!!!

 

■ホテルのベッドの上でシャオヘイに腹を走られる

「ヴ!」ていうムゲンの声、やっぱり吹替は無い……??

 

■花の妖精

「私もムゲンさまに拾われたの!」との言葉を聞いてシャオヘイが「えぇー?」というドン引きの目線をムゲンに向けたのはなんでなんだろう。

ムゲンも居心地悪そうに視線逸らすし。何度か見てて、理解しようとしたけど全然わからんかったなぁ。

 

■地下鉄の駅

シャオヘイが歩くと靴底と床がすれてキュキュキュて音がするの子どもサンダルみたいでめっちゃかわいい!

 

■電車の中、攫われたシャオヘイを追った無限

気を失ったシャオヘイを抱くシーンのあの場所、ヘイショのポーチをつけたキャラのタピオカドリンク広告が貼ってある…!

 

■モテモテだな

地下鉄戦いのあと車両天井で座ったムゲンに言われ、少しテレながらももそもそ移動してきて隣に座るのかわいい。

 

■フーシーきたあぁぁ!

ひとりでシャオヘイを守りながら戦うムゲン。

たった数秒で一度奪われそうになり、フーシーの腹を足蹴にするシーンが最高にいい。

 

■フーシーと再会したシャオヘイ

ロジュにぷにぷにのほっぺをスリスリされて「えへへ」となったあと、フーシーに恥ずかしそうに近付くシャオヘイ。

「フーシー」「ん?」「ケガはない?」「ああ」

この会話の時まで、ケガがあったかすら確認してないってことはほぼ会話もしてない。

てことは、連れてきてすぐにフーシーはシャオヘイから離れてる。少しもシャオヘイのこと気にしてなかった感じかな?

あと、このシーンノシャオヘイの恥ずかしそうな感じすごい分かる!

久々に、可愛がってくれてた親戚のおじさんおばさんに会ったようなwwwwすごいわかる!

 

■過去を回想するフーシー

自分の故郷の昔を語るフーシー。

そのシーンで森の中に飛んでる白い使い魔みたいなんの中にちょうちょがいないので、あのちょうちょはムゲンだけのアレっていうのが確定だな。

あと小さいテンフーがいてかわいい。

 

■やめてくれフーシー!

ここ、無言でシューファイがすぐに腕を掴んでるのが、シューファイとフーシーの意思の疎通を物語ってて鳥肌が立つ。

そしてロジュが必死に左手を伸ばしてるのがめちゃくちゃエロ…エモい……。

しかもチラッと移るテンフーがすごく悲しそうな顔しているのもいい……。

あの4人の妖精の立ち位置が結構はっきりとするシーンだなぁ。

 

■シュリちゃんのムゲン呼び

初登場でムゲンに抱き着くとき=日「ムゲンさま!」中「ムゲン!」

仕事中=ムゲンさま??

んんん~?わからん。まだよくわからん。

 

■ロジュ

いやーもう、何度見ても……すげー……すげー胸抉られるキャラだ。(いろんな意味で)

もうね、あれですよ。青少年に新たな性癖植え付けるだろあれ。少なくとも自分には植え付けられたぞおい。

 

■原語、ムゲンのフーシー叫びが最高に恰好いい

あれ、凄まじくイイ!!そもそも中国語の声は強くて優しい感じがめちゃ出てる。

日本語はやや優しい感じが強め。

だからこそ中国語の「フンッシー――!」の叫びが最高に刺さる。(エッ師匠そんな強く怒ってたんか)という気付きが増す。

 

■ヘイショもぐりこみ

ヘイショがどのタイミングでムゲンにひっついたのか、どこに入ってたのか全然わからん。

 

■BGM(ギター)

シャオヘイがドーン!て登場したときかな?印象的なBGMとして激しいギターのロックが使われてるんだが、その前にすでにナタ様登場のときに同じようなインパクトの強いBGMを使ってるから薄ぼやけとる気がする…。

 

■海でシャオヘイの能力を知ったときとラストの「師匠!」シーン

背後からドーンと衝撃を受けたような表情と表現。

どちらも同じような演出だけど、どちらもシャオヘイによってもたらされたムゲンの心境の変化や感動がセットになっている。

揺さぶられるムゲンの心境表現。自分はすごくいいと思います!!!!

 

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つーことで2019ラスト、12/31にロシャオヘイ戦記を見て終えられたのは非常に幸せなことだったと思います。

 

また見る。←しつこい

いやー早くブルーレイ欲しいなぁー。ほんと。

 

 

【趣味】映画「羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来」中国語日本語字幕鑑賞(映画3度目)

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ぶるぁあぁあしつけぇー!という意見が聴こえてきそうだが聞こえないもんね!!

っつーことで見てきました、羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)の中国語日本語字幕版!!

こんかいも当然の顔してネタバレ感想です。しかも人によっては「今更そこ気付く?」ということもあると思うが勘弁。

今までの初回、二回目感想はコチラ↓

 

tora-kaibuntei.hateblo.jp

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それで、このポスター、劇場で大きなやつ見て初めて右上と左上にフーシーとムゲンがいるのを見て震えが走った。

何だ、この・・・・「お父さんについていくのかお母さんについていくのか自分で決めなさい」みたいな光景…

ていうかこの話自体もうそんな感じだな…僕が選ぶ未来……パパかママか……

まぁママを選んだわけだけど…(意味深)

 

さぁ、感想を行きますよ!!

 

 

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■シャオヘイと一緒のまるっこいの

WEBアニメで学習。あれヘイショー?ヘイショ?っていうシャオヘイのしっぽの分裂体らしい。

 

■前回の落下したときにも仕組まれてたんじゃないか疑惑は撤回!
あれ、シャオヘイの夢(記憶をたどる)ですね。ヘイショが「住処が見つかるよ!」みたいなんを言ってるから、人間界でウロついて時間が経過しているタイミングと思われる。絶望するには早く、希望を抱くには短すぎるってことは一週間~1カ月くらいか?

 

■闘う食人族の吐息がはっきり聞こえた

音響のいいところに行ったら、めっちゃ息遣いとかも聞こえまくってて驚いた…!

 

■おやすみフーシー!

島で部屋に案内されて、寝床からフーシーに挨拶を言うシーン。

吹きかえは人間の言葉で「また明日!」だったけど中国語はニャオーンに字幕だった。

WEBアニメはほぼニャオーンで話が進み、下に訳を書いてあるものが多いので浸透してるけど日本じゃむりだったかな?

ニャオーンの声は吹替てないんだな。

 

■ムゲン襲来の島。

逃げるフーシーたち。シャオヘイが仲間を探し回りながら「フーシー、ロジュ、テンフー!」は呼ぶのにシューファイ呼ばないんだなwww

ほらーちゃんと構ってなかったから~(笑)。なつき加減がわかるなぁ。


■ロジュの声優めっちゃぴったりやん!

声質めちゃくちゃ似てる……!!!でもフーシー止めるシーンは日本語の方がやっぱり主役食ってた……このシーンにこだわりすぎかな自分(笑)

 

■ムゲンマイルド

吹替よりムゲンの言葉がマイルドに聞こえる?これは中国語の雰囲気なのかな?

 

■ムゲンどうやって来たん??

島で戦ってフーシーを逃し、あらためて自分の居場所を確認して「どこだ?」みたいなん言うムゲン。

いやいや、むしろどうやって来たん??陸地まで飛ぶのも「遠い」って言ってたのに。

 

■海のモンタージュ手法

そしてその後陸の旅路でのモンタージュ手法。めっちゃモンタージュ、これぞモンタージュっていうモンタージュ

でも強くなるという工程だけじゃなくて、関係がやや深まっている(心の遣り取りがある)のを描写しているのがいい。

 

■おいで? こい? 海上のやりとり

鉄の素質が分かり、シャオヘイ「教わるのもいいかもな」のあとムゲンに呼ばれ隣に座りにいくんだが

ムゲンが日本語で「おいで」と言ったのに対し「来い(発音そのまま)」だった気がするんだけど…。

間違ってたらすまん。この言葉遣いで、人となりや関係性が微妙に変化するから気になるなぁ。

 

■龍を発見
荒れた海で龍を見上げて「龍…?めずらしい」のときの龍はあれガコさんのとこの龍をフーシーが引っ張り出したタイミングだったんだな。気づかんかった。

 

■マズい魚を食う
魚を「ぼぇ」て吐き出すときの声、ムゲンは「ア"」だった

 

■キツネっこシュイちゃん

しっぽモフモフでかわいい。いい狐嫁になると思うからムゲンと結ばれてほしい。というどうでもいい個人的感想ですが

その中国語声。日本語よりも聞きやすくてお姉さんでかわいい。
日本語はキンキンしてる感じ(シャオヘイとかぶってる)

 

■ムゲンとシャオヘイの旅路。 

バーガー屋に入った二人。右上にゴミ捨てのイラストあるけど、あの棒人間みたいなのマクドナルドだよね。シャオヘイが何食べてたか見てなかったわい……

 

■ガコさん

かわいい……ぬいぐるみほしい…(ぬいぐるみいらない派)

 

■花屋……

花屋の声優かわいかった。日本語はへただったから、言語Verに合わせてんのかと思ったら普通に上手な可愛い声だった。なんだこれ。

 

■電車襲撃の二人組発見!
タンデムの後、花屋と喋ってるときにカメラ前をあの二人が通っていく!!!!気付かんかったぁー!

 

■守るものがあるからこその弱さ

電車上、全力でシャオヘイを奪おうとするフーシーたち。一方で一人でシャオヘイを守るしかないムゲン。

今まで一人で戦っていたときは圧倒的だったのに、守るもの(シャオヘイ)があることで基本防戦になる。その時の弱さが印象深い。

 

■シャオヘイとフーシー。屋上にて。

憎しみを露わにするフーシーにやや否定的なシャオヘイに対し、フーシーが聞く。
日「あいつらはなんて?」
中「アイツらに何を吹き込まれたんだ」
ていう、やや字幕の方が攻撃的な感じ。そして怒りも字幕の方がよく伝わってきたのは、文字でそれを見たからなんかな?
ここ、2回視聴まで忘れてたけど、「ねぇ、人間のいないところに行こうよ!そこで平和に暮らそうよ!」みたいなんを言ってるシャオヘイすごく成長してるなぁ。
ここでフーシーが「そうだね」とならないのは当然だけどifとして……皆でどっかで平和に生きるなかでムゲンや館の皆のことがちらつくのもエモいな。

 

結局、フーシーはシャオヘイのことを個人的にどうという感じがしないんだよな。個人と言うよりも力として認識してる感じ。

自分がドライに考えすぎなんかな。最後に「ごめん、シャオヘイ」と言ったところから決して血も涙もないやつではないけど、そこまで「シャオヘイを想って」みたいなところは感じないなぁ。

 

■超有能な地味なひと、シンさんだったかな?気になりすぎとるwww

 

■シュイの「ムゲン」呼び捨て

日本語でずっと「ムゲンさま」と呼んでたのに、最後の戦いで「ムゲン」と呼んだことで、切羽詰まった感と「とはいえずっと生きている妖精なわけだし」という感覚でいたんだが

今回中国語見たらずっと「ムゲン」て呼び捨てにしてたような気が…あれ…違ったっけ…?

最後に確認しようと思ってたら、最後は「ししょおぉー!」て読んでてわからんかった(笑)

 

■ナタさま
シューファイ捕らえたのナタ様やったの、初めて気付いたwwwwいつどこで捕まったか分かってなかった。
でもめっちゃ強いんだなシューファイ。
ロジュとテンフーはいつ捕まったんだ??

 

■フーシーの領域に入り込んだ瞬間

サイレンの音も消え空も消え、白い世界になってしまう。あの表現良かったなぁ!!

突然の静寂と、シンプルな画面に一気に引き込まれる。見ている側が「異空間」にいることを感じさせるのが素晴らしい。

そしてなによりアニメーションの書き込みが人間に集中できているようで動きがすごいししっかり見えるし一石二鳥!!

 

■ムゲンの「シャオヘイすまなかった」謝罪 

ムゲン「シャオヘイ、すまなかった」の理由がわからん。白髪になるほどの危険な目に合わせるまで助けられなかったから?

 

■館の通路でのラスト 

館に到着してから師匠!までの穏やかな時間。流れてる曲はエンディングの歌のアレンジだった。
師匠!から「一緒に行ってもいいですか」の後、ムゲンが黙ったまま息を吸って吐いてから振り返って「もちろn」っていうやつ……あれぜったい前から見たら、感無量で胸いっぱいの顔してんだろうな。

 

■メ……メ……メメ――ッ!!
抱っこの仕方がおかあさん(笑)

 

■キャラ名

発音に「S」が付く発音多すぎんか。これは中国語の特徴なのかもしれんのだけど、わけわからんくなるんじゃい(笑)!

 

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ということで、3回目の気付きや感想がこんな感じです。

たぶんね……4回目見に行くよね……たぶん……