下衆なマニヤの有神論

小説を書き続け(途中絶筆したが)十云年、自分の力が如何程のものか試したい。

【趣味】映画「羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来」MX4D鑑賞(映画2度目)

 

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どんだけハマッとんねん!

ロシャオヘイ戦記また見にいっちゃったよ!

しかも、戦闘とかはMX4Dやったらもっとちゃんと理解できるかもと思って4Dを見に行っちゃったよ!

これさ……この感じさ……過去に経験したことあるんだよな。

そう。ベイマックス!!

あの時はMX4D見るために豊洲の某シアターまでまではるばる行きましたよ……

 

さて、これは視聴2回目なので当然ネタバレで補足情報になるわけですが

前回のネタバレを観たい人は以下をご確認ください。

tora-kaibuntei.hateblo.jp

 

さて。

この4DMXのロシャオヘイ感想言うまでにまた4DMXの愚痴なんですけど(笑)

ニオイが残りまくってる時点で「換気できてます」の主張はムリがないか??

以前はすごく臭かったけど今もすごく臭いぞ!

そして、初っ端から「主人公目線じゃない動き」で視点をバラつかせるのはやめろ。

こっちはあくまでも主人公とカメラワークの視点やねん。

中のキャラのドタバタをそのままぐらぐらさせると、どこが視点なのか分からんのじゃい!!

 ※なお毎度言うけど、今まで経験した中の最高のMX4Dは「ベイマックスの浮遊感」と「ルパン3世 カリオストロの城の銭形のボコられ(バカモーン!あっちがルパンだー!」です。ユナイテッドシネマの4DXはアラジンが激しすぎて「わいは死ぬ」と思った。

 

つーことで、リピートしてから気付いたことなど、追加感想いきます。

 

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■ムゲンの精霊?使い魔みたいなのが、シャオヘイに始めから接触してたね

ちょうちょの精霊を使って情報収集するムゲン。

白い半透明のちょうちょが印象的に始めから登場するんだが、それにむじゃきに触って喜んでいるシャオヘイ。

初っ端で精霊ともう接触してたんじゃん!とびっくり。

しかもそのあと、そのちょうちょは魚の形になる。

この魚、シューファイの使い魔ですよね??と。まるで平和な感じのやりとりを繰り広げるシャオヘイを後目に、この時点でシャオヘイの居場所を探っていたのなら、嫌な予感しかしない。

 

■自分の住処を奪われるシャオヘイ

前回見たとき、人間に自然がだいぶやられたな!と思ったんだが、

今回見てると人間のやってる破壊とは違う気がするんだよな。

最後に、確かにシャオヘイはショベルカーを見て落下していくんだが、それまでの破壊は木が襲ってきたり盛り上がったり石が動いたり……これって……。

しかもシャオヘイ単体を襲う何か(銃弾的な)があるんだが、人間はただの猫であるシャオヘイを追い出す必要などないわけで、その存在を認識しているとは思えない。

ということは……ふむぅ……

 

■人間の世界へ!

大穴へ落ちて突然人間の世界へ!

これも思い過ごしかもしれんのですが、フーシーたちがあの穴の位置に異世界の移動のドアみたいなん作ってたんやないか?

そこから人間の世界に無理やりぶち込むことで、孤独や恐怖を味わわせて人間憎しにさせようとしとんのではないか??

 

で、前回の感想で「人間に目の敵にされた」と書いたんだが、今回見てるとすごくほほえましいシーンが多いんだよな。

バス停で休んでるシャオヘイを見て笑顔の女の子とか、農村を駆ける姿とか。

確かにシャオヘイはビビッて怖がって怒ってたりするし、人間もコメディタッチに「コラーッ」て怒ったりするけど、それまでで、それ以上の表現はない。

それだけの表現で、殺されそうになるほどの怒りを買うだろうか??と思っていた矢先に、シャオヘイを襲撃する3人がやってくる。

2度目でやっと気付いた。

 

なんていうか……これさ……あれだろ……操られてるよな……

 

目に光がないし、そういう能力持ったやつがフーシーの仲間にいるし。

どのくらいやっても問題ないか分かってる感じの攻撃。そして、3人がかりでシャオヘイ狙いっていうんが完全にアウト。

人間はシャオヘイが大猫に変化しても、何も言わないし何の反応もない。

初めて見たときには中国アニメってそういう感じなんかとしか思ってなかったけど、2度目だから言える!超すごい伏線だった!

いよいよヤバくなってから、しゅるしゅるの木で一人が吹っ飛ばされ、あとの二人が闇に引きこまれても人間は何も言わない……操られてるよなぁ。

自作自演でシャオヘイを手に入れようとしてるぞー!(大好物)

 

■フーシー登場、住処へ

でもやっぱいいお兄ちゃん感。

人間に変化して初めてそこでやっとシャオヘイに人間の言葉をしゃべらせるの素晴らしいな。印象が一気に猫から人間の子どもっていう感じになった。

歓迎会をしよう!と言ってくれるロジュマジいいやつ(2度目)

シャオヘイが肉食べてるとき、口の周り赤くなってるの見て肉汁とかかなと思ってたけど、あれか。中国の赤い肉か。

あと、自分が悪いんですけどロジュとシューファイの落ち着いた感じの声は似すぎてどっちかよくわからんくなる。

 

■ムゲン登場!

歩きながら攻撃捌くの格好いいよなぁ!!

てか戦ってる相手、食人族のやつだ―――ッッ!!!(youtubeでアニメを少しだけ見たらたまたまそのキャラのやつだった)

 

■ムゲン襲来!

めっちゃ戦ってるけど、この時よく考えたら4vs1なんだよな。ムゲンの圧倒的な強さが分かる。

最後にフーシーが逃げるとき仲間に「行け!」と言っておきながら惜しそうにシャオヘイを見てるのすごいいい!

焦点が、目の前に迫るムゲンじゃなくて遠くのシャオヘイっていうのが執着を表していて素晴らしい!

逃げた後で気付いたけど、シューファイ左腕切り落とされてたん・・・?いつの間に…?

 

■海から脱出だぁー!

シャオヘイの服が白い彼シャツからおしゃれな道着になったんいつ(笑)?

前回の感想でヤシの実流す→拾えの流れ、拾ったと思ったんだけどぜんっぜん拾ってなかった(笑)!めっちゃ遠くに投げ捨てててかわいい。

あと、二人が命を粗末にしたのは魚じゃなくて鳥だった。

鉄板舐めて「しょっぱい」「私の汗だ」のところで2度目なのにわろてもうた。

シャオヘイが鉄板を動かすのを「教わってやってもいいかもな」と言ったあとのムゲンの「おいで」で普通に隣に座りに行くのかわいすぎんか。

「陸に上がったら、解放してくれる!?」「ああ」みたいなやりとりしたのに解放してくれず

「すまない、行かせるわけにはいかない」という判断に至ったムゲンの心の動きを察すると切ないなぁ。

まずい鳥のところで、フーシーたちとのたった1夜の優しい思い出を思い出して、幸せで切ない気持ちになったシャオヘイが横を見ると

めっっっちゃ面倒くさい男(ムゲン)が無表情でいるの、すごくいい。笑えるし、よりフーシーへの思慕が募るのがわかる。

 

■執行官

皆普通にうろうろしてるけど、それって「妖精だということがばれてはいけない」というルールに反してないんか…?

ムゲンの話で「100年ぶりの弟子か」みたいなのを言ってるから、少なくともムゲンは100年以上生きてる。謎すぎる。

 

■ムゲンとのフリータイム

仲間から金を借りたが借りすぎやないか(笑)。皆どこで金を得てるのかなとか思ったけど、後半館長(?)が「市長に協力を仰ぐ」みたいな話をしてたから

妖精と人間を共存させるために、一部補助とかも貰ってたりするのかな??

人混みで歩きづらそうなシャオヘイ(猫)に腕を差し出して「おいで」と言うムゲンと素直に従うシャオヘイ。かわいい。

花屋の妖精になんか言われて「ここで休んでるだけだ!」と言い返すシャオヘイめっちゃかわいい!

りんご抱えて寝るシャオヘイを見て確実に不憫に思ったムゲン。ビジホに泊まる。

カードキー差したら電気がつくこと当然知ってるwwww

パジャマとかないんかな?着替えないと臭そう。

 ※そういえば香港の重慶マンションの激狭宿や普通のホテルでは当然そんなものはありませんでした。

このビジホで夜にする会話「館に行って、気に入らなければ出ていってもいい」「今でもフーシーをいいやつだと思うか」

に対してシャオヘイが「当たり前だ!フーシーはいいやつだ!……あんたも、悪い奴じゃない」みたいな会話がいい。

嬉しそうに口もとに笑みを浮かべるムゲンが、ここのところ突然人間感を出していてすごいいい。

 

■電車でさらわれる!!

空間転移術に気付いてシャオヘイを抱き留めようとするムゲンいい!

あれ、地下鉄→地上に出るタイプの電車なんやな。前回いつの間に地上に??と思ってた。

フーシーに攻撃するとき「ミン先生の(敵?)」みたいなん言ってたけど、ミン先生ってあのメガネのおいちゃんだよな?

「貸してください」と言われてパワーとられとったんか。

 

■すごい気付き!!

この映画、擦り傷っぽいものを負っても、血は流れないんだな!

だから子どもでも十分に楽しめるし、戦闘の迫力もある。血を出さずにもその迫力を感じさせるのすごい!

 

■やめろフーシー!のロジュ

いやー、ここ、もうなんか……自分ここがめっちゃ気になってもうてしゃーない(笑)

いい意味でも悪い意味でもすごい気になる。心がこのシーンに囚われる。

シューファイに掴まれた手を振り払うけど、その後全員集まって「よっしゃやるぞ」みたいなシーンにも一人参加せず、足しか映ってない。

ロジュはここでフーシーへの信頼を一気に失ってるのが分かるんだよな。

 

■ナタさま

少年の姿の神のナタクのことなんだな!

でもWEBアニメを知らない側からしたら突然のキャラフューチャーになるんだよなぁ。

女の子だと思ってたから、一回目見た時は吹きそうになった。

 

■人間を転移させる強い地味なやつ

塔の上から手をパンッてさせて人間を移動させまくるめっちゃすごい人おるのに地味!

 

■むちむち

意識の下層で自分の球の中にいるシャオヘイ。

なんかここ(前回の感想にも書いたかもやけど)ほんっとうにむっちむちでかわいい。

白髪になるわけだけど、あれ耳だけ黒いのなんでだろ?白猫は耳も白いけど……とか猫化したときの姿をめっちゃ考えてた。

 

■最後の戦い

シャオヘイ、意識を取り戻して参戦!

これ、2度目でやっと理解できたよ!

あの丸っこい謎の黒い生き物がムゲンの懐から飛び出してきて、そいつに憑依(転移?)してシャオヘイが登場したんだよな?!そうだよな??

あの丸っこいのなんだろう。いまだにわからんけど、あれがシャオヘイの精霊みたいなもんなんだろうか。

参戦したシャオヘイ見て嬉しそうなムゲンのド正面シーンがやたら鮮明に真ん中捉えすぎてて(時間も長めで)わろてもうた。

シャオヘイの胸倉掴んで転落阻止→胸元をパパッて整えるのすげーかわいい!

しかしここで、唯一苦言を呈したいことが…

なんかこの最後の戦いのときの音楽。やや前向きな、それでいて真剣な曲でいいんだが――いきなり音楽がチープになってない!?

それまでちゃんとした楽器の音なのに、いきなりmidi音源みたいになっていて

前回自分は「そこはかとなく笑えるけど言葉にできない」と感じていたことがこれだと理解した。

 

■タヒねぇ!

フーシー、この言葉発してシャオヘイ(とムゲン)に攻撃しちゃうんだもんなぁ。

取り返せないことやったよ、ほんと。

でもその後にシャオヘイは「フーシーは悪いやつだったの?」とムゲンに聞く。

あんなんされて、タヒねとか言われても「悪いやつ」だと認識をしていないシャオヘイの優しさと純粋さに胸がいたくなる。

ムゲンは「それはお前の心が知ってるはずだ」みたいなん言うの、株が上がりまくりです。

 

■師匠!

2度目聞いたけど「師匠」ってちゃんと聞こえないんだよな…自分だけかな……。

話の流れから師匠と認識してるから師匠と思うんだけど。

あと音楽もいい。そしてその音楽の盛り上がりが、ムゲンの胸にドスゥッと刺さる「師匠」のところにくるのもいい。

シャオヘイがダッシュでムゲンに駆け寄るところ、ここんところ人間の姿をしてたから始めはぽてぽて走るのに、四つん這いでダッシュするのめっちゃいい。

早く駆け寄りたくて、思わずやっちゃったのがめちゃ分かる。

 

■エンディング

WEBアニメでおなじみのキャラが出てる感じだった。

ちゃんとWEBアニメ見てなかったから、自分も良く分からんかったけど・・・ちゃんと知ってたらもっと楽しかっただろうなぁ。

 

■4DMX

なんなんだろう……存在感無かったな……それだけ没入してたともいえるけど、むしろスクリーン前に立ち昇る煙とか

スプラッシュで一瞬気持ちが「えぇっ?」てなるぶんマイナスだったか?

まぁ、見てよかったとは思う。

 

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今度は中国語を見に行きます。

(どんだけハマっているんだよ)