下衆なマニヤの有神論

小説を書き続け(途中絶筆したが)十云年、自分の力が如何程のものか試したい。

【趣味】映画「プロメア」(英語吹き替え版&日本語版)鑑賞!

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初めて見たプロメアが劇場で英語吹き替えってアツない?
日本でもまれじゃね?オンリーワンJyane?

ってことで、今更ながら劇場で放映していたプロメアを観ました。
面白いという感想はそこかしこでぼんやり見たので興味が出て見たわけですが・・・感想を言っていきたい。

ちなみになんで英語吹き替えかというと、日本語のはいつでも見れるかなぁと思ったからです。

前日譚(?)は日本語だったので、キャラの日本語時のイメージとかはそのときにある程度理解した。
そのほか、結局「ここ日本語だったらどういう言い回しなのかな」と思うところがたくさんあったので
先日、日本語でも見直してきたぞーー!!!!
はまりすぎやろ!!!
おのれ・・・おのれ、プロメアアアァァァアア!
許さんぞおおぉぉおおープロメアアァぁぁぁあぁぁぁ!

つーことでいつもの通りネタバレあり。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


◆びっくり
なんていうか、絶妙な絵でめちゃ驚いた。
アメコミっぽさと日本のマンガのすっげぇ中間。
曲線のあまりないバキバキッとした表現も面白い。
スピード感を出すためのコマが少ない感じを受けたのはアメコミっぽかったかな?
次の瞬間にはビュンッと跳んでるというか、そういう表現。
よくある、よく見るアニメはそのあたりのコマもしっかりかかれてぬるぬる動いているイメージなので新鮮だった。(Dとかジブリ比)
色味が透明感あってきれいだった。ピンクとライトグリーンの組み合わせはさわやかでいいですね。

一方で、直線が多いだけに画面のごちゃ付きがやや気になった。
どこで何を誰がしているのか分かりづらい。
ただまぁ、そこまでの問題でもなかったな。それを補ってあまりある魅力が今作にはあると思う。

◆ギャグシーンがえらい海外アニメっぽい(笑)
かわいい。
後半の展開はまじめな感じなのに作画がやたらとラフな雰囲気になっているのが気になってしまった。
大した問題ではないんだが。

◆GALO side
初っぱな日本語でスタートして「うぉいうぉーい、英語ちゃうんかーい!」と思ってた。
とりあえずスタートしたのはどうやら主人公のガロ紹介みたいな小話。
ここで滅茶苦茶気になったのが・・・・
アイナ「マッドバーニッシュ・・・」
ガロ「マッドバーニッシュ?」
アイナ「そう。バーニッシュの中でも凶悪な奴らよ」
みたいな会話をするんだが、今更ガロがマッドバーニッシュ知らんて問題じゃね?
ここで少なくとも自分は「ん?ガロはその人たちを知らんのか?」と思ったけど・・・・これが次に流れたLIO sideの伏線となろうとは!!

◆LIO side
リオ初登場なわけだが、バーニッシュ軍団と出会う前は一人で何やってたんかなぁ。
いきなりのカリスマ性でリーダーになったわけだが……よくあの美少じょ……美少年をがちがちのリーダーに認めたな(笑)
それもこれも、あの装甲見たらそりゃね!認めるしかねーですよ、格好よすぎやろあーまー!!あとバイク!
3人そろって街を襲うときのテーマ曲と、股がっぴらいて玉座に座るあの感じ最高にアツいわ!自分の心臓ドクドク言ってた。
なんでリオをあの美少じょ……美少年でひらひらっぽい感じにしたんだろう。
アツい男との対比で冷静な感じにするなら、クールな大人(美男子)キャラはベタだったからかな。
一方で美少女にしたら、恋愛に一気に転がっていくだろうから話の焦点が色々とあわなくなる。
ってなってくると、やっぱり美少年が一番適任だったんだろうな。
個人的にはガロよりも年上の色っぽいお姉さんで、ガロを小僧扱いも良かったなぁ……ふふふ。

◆マッドバーニッシュの認知
30年間から暴走しているバーニッシュの中に過激派が出てきてマッドバーニッシュになったのが、世界的にも注目されている。
LIOsideで、街を襲ったときに住民が「きゃー!」「マッドバーニッシュよ!」みたいなん言ってて、そこで自分は「ん?」てなった。
GALOsideの話へのつっこみに戻るんだが……こんだけ世間が知ってるのにガロが「マッドバーニッシュ?」てアイナに聞くの本当に迂闊すぎるやろ!!!!
もうそこが、なんでやねん!と!!!
救急救命のことも習ってきてる、とガロは大まじめに言っていたから、ちゃんとそのへんのことも学んできてるんちゃうんかい!
っていう気になり具合はもうね、消えません。

◆アツい熱血男ガロ!
キャラとしてはベタ!昭和以前から使い倒されたアツい主人公!
でも、そこがこの作品のすごいところだ。
作品の全体的なテーマが「燃やす」「燃える」といった部分なので
このキャラクターがそこへがっつり入り込んでもおかしなところがない。
むしろこいつ以外に主人公はいないと思わせるくらいの熱さ。
名前の「ガロ」というのがどうしてガロなのか気になる・・・違ういろんなガロが頭をよぎる昭和世代・・・。

◆オープニング
バーニッシュという存在が生まれて、世界的に認知されるまでがめちゃくちゃ興味深い演出で描かれる。
真っ暗な画面で「我々は平和のために、何ができるのでしょうか」みたいなのがバスドラム(?)のリズムが刻まれる中
印象的に響いていたのがすごく良かった。

◆バーニングレスキュー出動!
横広の車体がギャギャギャとドリフトっとるのがめっちゃかっこいい。
なんていうか、英語で先に見たからの勝手な印象かもしれないけど
ロボットアニメというわけではないのにメカメカしくて、でも雰囲気は海外アニメみたいな感じというのが
自分の中でものすごくチグハグに思えて、理解しようとすべてのシーンで食い入って見てしまった。
いやー、すごい。すごい融合です。
どの時代にも射出にはロマンがある!!

レミー
自分、結構レミーの存在がアツくて。
メガネかけた細腕が、あのレスキューロボみたなんに乗ってがんがん活躍してるのよくない!?
いつもだったら基地でタカタカキーボード打ってそうなキャラやのにゴリゴリ活躍する!
しかもよくあるクール過ぎる感じでもない。ちゃんとつっこみみたいなんもする。
ややフワッとした感じのキャラだけど、優等生でノリが良い優しい兄ちゃんみたいな感じがすげーツボ。
生まれてくれてありがとう。

◆ガロの見得
ガロの動作で絶対見得切ってんだろうなー!というところは、英語ではさらりと流されていたので
日本語版見て「そうそうこれこれ!!」とめっちゃテンション上がった。
特に見得切り中にリオにとっとと攻撃されたシーン。あれ英語でなんつってたかなぁ・・・。

◆ガロVSリオ
めっちゃアツかったな!炎で剣作ってるのとかもめちゃ良かった。
つま先立ちアーマーどうなってるのか気になる。
「子供かよ!」「お前が言えたことか」のやりとりもいい!
つま先立ちアーマーをリオが装着してるのを、どういう感じで装着してるのか必至で目を細めて透かし見ようとしたけど見えんかった
(当たり前)
マトイテッカーにリオが収納されたのめっちゃかわいいけど
この作品リオみたいな細腰にもボコす容赦なさあるからそこがすごい

◆炎の存在
バーニッシュが炎を物質として扱うのは理解。
それ以外の人(バルカンとか)が炎に乗れたりするのはどうしてだろう

◆ルチア
マッドサイエンティストのルチア!
これね、英語版もそのまんまだから見てほしい!すごいっすよ!そのまま!!!
でも日本語版はちょっと斜にかまえた感じすぎて何いってっか分からん発音がちょいちょいあったかなぁ・・・

◆バーニッシュの二人
キャラ濃そうで濃くない。でもあれ異常個性持たせたら話の展開がぶち切れになりそうか、と理解している。

◆ガロとアイナのキス
すればよかったのにー!
ガロは真顔だったから、そういう感じでもなかったのか?
でもあのアイナかわいかったやんか・・・・

◆洞窟に隠れるバーニッシュ
ガロ「ハッ! バーニッシュが食事すんのかよ!」
という言葉に大して、リオが「当然だ。バーニッシュも人間だ。食べなければ死ぬ」と冷静に言い放った。
正直、それはすごく安直でバカみたいな質問だし意見だったと思うんだが
それほどまでバーニッシュへの偏見があって、内情まできちんと理解されていないということにほかならない。
バーニングレスキューのガロがその意見言ってもていいんやろか・・・と思わなくもない。
勉強とかしてきてないんかと。
ただ、感情の高ぶりで言った感じもあるし、いいシーンだと思うので自分は好きです。
その後の女性へのリオの人口呼吸も、のちの伏線になってるし。
あと、日本語版でリオが「何も知らないんだな」といったあの冷静さと呆れと怒りの混じったあのトーンの声最高だった。

松山ケンイチ
さしすせそが苦手。 良かった。

早乙女太一
声が低めなところが逆にいい。

◆旦那と呼ぶなあぁぁー!!!!
堺雅人の日本語(GALOSIDE)を聞いたあとで吹き替えだったので、ここで堺雅人がどんな怪演をするのかめちゃ楽しみだった。
この時のクレイは、やはり堺雅人優勝やろ・・・・・・
一方ガロは英語の方が悲壮感すごかった。聞いてるこっちの胸が痛むほどにすばらしかったなぁ。

◆アイナの姉ちゃん
英語吹き替えの声も日本語も声がすごく良かった!

◆じいさん あいつが裏切ってる意味あった?
なんか、あそこ雑に感じるんだよなぁ。
長い映画だし仕方ないのかもしれんけど、突然感すごいんだよなぁ。
「生い先が短いと保身に走る」ということをバルカンが説明するってことは、がちでじじいが悪い奴になるしかないわけだし。
リオはじじいの裏切りに対し後から何も言及しなかったけど、
少なからずあの仲間を殺した憎い奴らの原因を作ったのはあのじじいでもある。
なんかこう…誰かを守るために裏切るしかなかった、とかであればリオの怒りは「バーニッシュを返せ!」のみですむはずなのになぁ。
リオはそういうの関係ないんかな、バーニッシュに対して優しいから。

◆リオぶち切れ
作画変わった!いきなり遊戯王っぽい!
火山の噴火の絵がいきなりこてこてになってすごい!手書きなんかな、手書きっぽい感じだったけど。
どわーっ!どーん!ていう重さを感じる描写がすばらしかった。一瞬リオの苦しそうな、感情が爆発する表情で盛り上がるのもすごい(かわいい)
クレイイイィィフォオオーーサイトオオォォオオ!!!!
がめっちゃかっこいいし爽快だ!

んで、ガロ「リオ……?」て通じすぎやろ。しかもあの炎の竜見て「泣いてんのか」と言える理解度。
どこまでや。どこまで通じあってんねや。(通じあってない)
人を殺さないんじゃなかったのか!と言われてハッと我に返るリオ。
あれ?じゃあやっぱっぶちぎれモードになってから、人死んでんだよな?

◆湖底の施設
いきなり怒濤の説明wwww
いや、いいよ!もうここまできたら付き合うよ!と思ってもしんどいわwwww
と思ってたら、ガロが寝てるしこっちの感情をうまいこと理解していて面白かった。
とはいえ、英語の初見では意味が分からず!!日本語で見てやっと少し理解できた感じ。
あと、アイナの水玉コラうまいことやるなぁと関心した。
画面の右と左ではリオとガロをうつしながら、中央のアイナの肌露出部分がうまいこと(一部は露骨に強引なくらいに)水玉コラっててすごいと思った。

◆ガロとリオじゃなくても良かった。
誰でも良かった
うん!・・・・このくらいのあっさり感がこの映画にはあってるね!ほめ言葉です!

◆リオデガロン
ガロデリオンにしなかったのをマシと思えみたいなんをガロが言うが、たぶんリオはそれどうでもいいんじゃないのか(笑)
ガロが言うことをいちいち理解して「はいはい」みたいに出してあげてるリオがめっちゃ大人。

◆クレイのロボ
勝手にガロが名前呼んでるの見て「へぇー、そういう名前だってのどこかで知ったんか」と思ってたら
本当に勝手に付けててクレイに切れられてたwwwwそりゃ切れられるやろ。
技の癖がつよい!開墾ビームとかもう字面がずるい!
あと、このロボの何が好きって、殴られてコックピット(頭)がずるずるずるーって引き出されてもすぐにがシャン!て戻って、そこから一気に動作へ移行するところ。
あれ印象的でめっちゃ好きなんだが、みんなどうだったんだろ・・・・。

◆戦闘場所
英語の時は世界観とかもしっかり見ることもできなかったんだが
今回いろいろ見てたら、あの青空のビルの谷間が船のなかだということをちゃんと理解できた。
船の中から空見上げたら青空に見える的な感じかと思ってたんだが2回目でちゃんと天井がはがれ落ちるのとかも理解できた。

◆冷たいやつ出されまくる
リオ「ガロ!これはどういう戦法だ!」
ガロ「やせがまんだ!」
というやりとりめっちゃかわいい。そのあと寒くてがちがちになってるガロを溶かしてあげるリオの両手がやさしい。
クレイの冷却と、リオの炎で互いの機体に羽みたいなんが出てるのめっちゃいい。

◆理解に苦しんだこと(2回目で理解できたこと)
プロメア(平行世界の炎のひと)に苦しみを与えると火山爆発する
→バーニッシュの力を引き出してくるしめるとプロメアにもそれが共鳴して苦しむから火山爆発する
→でもプロメアはもっと暴れたいと言っている!
というところで2回目(日本語)見るまでうーんと思ってたんだが
どうやら「バーニッシュが気持ちいい力の使いかたならいい」という感じなんだな。
だからリオがリオデガロンでがんがん力を使うのは◎で、無理矢理力を引き出されるのは苦しいから×なんだな。
やっと理解できたよ。あってるかは分からんが。

◆バルかーん!イグニース!
おっさん対決かわいい。

◆人口呼吸(キス)
なげーわwwwwもっと短くてよかったんじゃないか。
それにしても、あそこリオの腰の細さとか腰と背中のSラインとかめちゃくちゃすげーですよ・・・なんで男の子であれにしたんだよ・・・罪作りすぎるだろ・・・
がちの人工呼吸なら、肺が膨らんでるのを確認とかもするけどしてなかったから
どっちかっていうと人口呼吸というより、炎を口移しで身体の奥に戻したっていう感じなんかな。
口の中にぶち込んで手でふさいどきゃいいじゃんと思わなくもないが、それでは奥までちゃんと炎がいかないんだろう。

あのシーン何がいいって、我に返るまではガロもなんの意識もしてなくて(くそ、息が戻らない)くらいの感じで真剣にやってたのに
リオがちょっと美人な感じで「ガロ……お前が助けてくれたのか」みたいなんを言ったら
ハッと気付いて距離を保ちつつ赤くなって「お前のせいで俺は生まれて初めて火をつけちまったじゃねーか!」ていうのが
リオの命の炎を付ける、ということと何らかの火を二人の間に灯したというBLな空気になっており
もうね……これは、これはですよ(笑)

◆燃えて消すぜ!
二人とも見得切る感じになってたのいいけど、リオには冷静さを取り戻していただきたい(笑)完全にガロに飲まれとるやないかい。
ガロデリオンが大きくなったイメージで地球をボコすの何度見ても笑えるなぁ。壮大すぎておもろい。
で、なんで燃やすねんってめっちゃ思ってたんだが、江戸時代の火消しって延焼を抑えるために破壊するんすよね。
で、住民たちはそんなん嫌だけど、そうしないと街が全部燃えちゃうから泣く泣く承知するわけ。
というか、火消したちにドケドケドケーイ!とぶっ壊されるわけです。
消すんじゃなくて燃やし尽くさせて終えるという状態。止めようがない(壊しようがない)から燃え尽きるという状況はまさに今じゃないか!

リオからプロメアの力が失われていくシーン、リオの表情とかすごく良かった。
プロメアがなくなるのが嫌というわけではないが、今まで自分の身体の中で生きていたものがスッと無くなっていく感じがめちゃ分かる演出。

◆ラスト
力を失ったリオはただのリオになるんだよな。ただの美少じょ……美少年になっちまうわけです。どうすんだろ。
ぼろぼろになった地球で呆然と立つ人々。
そこで、ガロはさわやかに言います。「これからだ!」
そう、これからなんです!お前らに降りかかってくる火の粉は俺が振り払ってやる!と豪語するガロ。
しかしですよ。
意味が分かって前向きに戦ってやってきたガロたちと違い
一般市民は
突然竜の形したマッドバーニッシュが町中を燃やしまくってびっくりしてたら
突然クレイ財団の施設周辺が船になって浮かび上がってびっくりして
近寄ろうとしてたらクレイ財団から銃とか向けられてびっくりしてたら
火山が噴火しはじめてあわててびっくりしたけど
なんか熱も感じないっていう状態で街とかは燃えまくって財産とかも燃えちゃってびっくりして
でも熱はなかったけど衝撃とかはあったからびっくりして、もうびっくりしている。
という状態なわけですよ。
そんな前向きになれんやろ…かわいそうすぎる…
あ、あとぶち切れモードで人を殺したであろうリオの逮捕を求めます。(突然の寝返り)
あとクレイは当然殺人しまくってるので逮捕。
あとガロもとりあえず逮捕。
堺雅人もいつもと違って声が太かったので逮捕。

堺雅人
プーさんのクリストファー・ロビンとの差!


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
総評 ★★★★☆ ほし、4.1!
とにかく映像が飽きない、飽きさせない。
キャラも魅力的。
んで、結局前述した通り映画館で「英語」「日本語」で二回見たんだが
気付いたことありますねん。

ガロの熱さとか、見得とかキャラデザの雰囲気とか、何かににてると。
これ!天外魔境風雲カブキ伝のカブキです!
www.youtube.com
いや、似てないとかいろいろ意見あると思うんですけどぜんぜんいいんです(笑)。
見得切ったりするところとかキャラのテンションとか熱さかなぁ。
懐かしいなぁ、これ出てから結構たってた後で、めちゃくちゃやりたくてPCエンジン本体まで買ったもんな。
めっちゃ思い出してなっつかしい!てなった。

今更だけど2回、映画館の大画面と音響で見れたのは本当に幸運だった。
ブルーレイ欲しいけど見ないだろうなぁ・・・(テレビを使わないひと)

【趣味】映画「ルース・エドガー」鑑賞!

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http://luce-edgar.com/sp/

これどこで予告見たんだっけなぁ?
単館映画系のところで予告を見て、うっわめっちゃおもろそう!と思って見に行ったわけです。

<あらすじ>
 バージニア州アーリントンの高校に通うアフリカ系アメリカ人のルース・エドガー(ケルヴィン・ハリソン・Jr.)は、文武両道の模範的な優等生だ。陸上部で活躍し、討論部の代表として全米大会に出場したこともあるルースは、さまざまなルーツの生徒が通う学校で誰からも慕われている。戦火の国エリトリアで生まれ、7歳の時にアメリカへ渡ってきた彼は、養父母となったエイミー(ナオミ・ワッツ)、ピーター(ティム・ロス)のエドガー夫妻から現在の名前を授かり、幼少期に戦場へ駆り出された悲惨なトラウマを克服した。今や若きバラク・オバマを彷彿とさせる聡明な若者に成長し、将来を嘱望されるルースは、人種のるつぼであるコミュニティの希望の星となっていた。

 そんなある日、エイミーはベテランの歴史教師ハリエット・ウィルソン(オクタヴィア・スペンサー)から学校へ呼び出される。息子のルースが歴史上の人物をテーマにした課題のレポートで、アルジェリア独立運動の革命家フランツ・ファノンを取り上げ、彼の過激な思想について記したというのだ。そして、その内容を問題視したウィルソンはルースのロッカーを捜索し、危険な違法の花火を発見したという。息子のプライバシーを無視して調査を行ったウィルソンに反発するエイミーだったが、不安に駆られて夫のピーターに相談することに。「たかが花火だ。心配するな。息子がテロリストだとでも?」と事もなげに答えるピーター。

 帰宅したルースと夕食を囲んでその話題を向けると、ルースもウィルソンへの微妙なわだかまりを抱いていることが判明する。ウィルソンは教育熱心な反面、生徒たちにレッテルを貼る傾向があり、彼らを従わせて自分の政治的な主張に利用しているというのだ。「僕に与えられた役は“悲劇を乗り越えた黒人”で“アメリカの良心の象徴”なんだ。責任を感じて重荷だよ」。

 その後もルースとウィルソンの緊張関係はじわじわと高まっていった。エイミーは愛する息子を信じ、彼を守り抜きたいと思っているが、嫌な胸のざわめきを抑えられない。「なぜ違法の花火をロッカーに?」とルースを問い詰め、彼が以前交際していた同級生ステファニー(アンドレア・バング)から事情を聞き出そうと試みる。それでもルースへの疑念を払拭できないエイミーは、息子が自分のまったく知らない別の顔を隠し持っているのではないかと苦悩を深めていく。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


これもう、細かいこと書かずに一気に感想言うよ!!
★★★☆☆ ほし、2,7!
こまけーことを気にしない人には
★★★☆☆ほし、3,2!

いつも通りネタバレ注意ですので、ネタバレがイヤな人は適当な壁に全力で今すぐお持ちのスマホやPCをぶんなげるといいと思います!
映画をこれから見ようと思っている人には絶対にこの先はおすすめしない!
見たあとにまたお会いしましょう!





※※※※※※<以下ネタバレ注意>※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



◆ハリエットはハリエットでも、前回見たパワフルで頑張りやなハリエット(別作品)とはほど遠いな!!!!!

つーことで、感想をバンバン言っていきますが・・・・
ルースは非常に魅力的です。
聡明で、頭がキレるところはヤガミライト的なダークヒーロー感ある。
結局教師のハリエットと張り合った(言いたいだけ)んだが
そこまでの切れ者と分かっているルースに対して、ハリエットを始めとした大人がまぁバカ揃い!
特に前述してるが、彼とモロにぶつかっていくハリエット先生はもう一番バカです。
何がバカって、あんだけ切れ者なの分かっていてどんな状況でもなんの録音や録画もしてない。
そりゃ初期はそうかもしれんし、仕方がないかもしれんが自分や家族の身に危険が及んでもそこまでの対処をしない。

ことの始まりは、ルースが論文で「アルジェリア独立運動の革命家フランツ・ファノンを取り上げ、彼の過激な思想について記した」こと。
過激思想を肯定的に捉えたその論文を見たハリエット先生は、勝手に彼のロッカーをあけます。
もうその時点でバカですよ。そりゃ問題になるに決まってるやん。後から問題になって「ほらいわんこっちゃない」と思うこっちはもうイライラしてます。
いや、ここで慎重にスタートしたら物語がルースVSハリエット先生にならんから、仕方のないスタートなんですけどね。
でもだからこそバカ設定にされたハリエット先生がかわいそうすぎる。
で、早速そこで見つけた危険な花火を、母親に突きつけます。
もう、さっきやらかしたのに数分後には二度目のやらかし!
誰にもそれを報告せずにやらかし!母親は当然衝撃をうけて否定します。だって息子はすてきな子だもの!
という考えはまぁ理解できる。バカなのはハリエット先生だ。

ハリエット先生には姉がいるが、精神的な障害があり施設にいる。(このへん記憶が前後)
そのことを学校ではひた隠しにしていたが、ルースにばれた上「先生は尊敬に値する」みたいな感じでみんなの前で言われる。
その後、錯乱した姉がいきなり学校に現れる。「あんたはあたしのことを嫌いなんだろ!」みたいなことを言いながら服を脱いで全裸に。
当然キャーワーなる学校。警備員に取り押さえられてつれていかれる。
ーーとまぁ、この姉騒動を起こしたのも当然ルースなわけだが、彼女をここまでどうやってつれてきたんだ?
ルースの姿をひとつも見られないできたのか?
錯乱している姉が、学校の校舎の入り口までうまいことたどり着いたのは導きがあったからじゃないのか?
じゃあなんで学校は、侵入者を取り押さえるまでに発展した事件なのに防犯カメラも確認しないんだ?
確認してたらルースの姿が映ってたりなんやりしないのか?
少なくとも、映っていなくても何らかの理由でルースの切れ者感がさらに深まる設定ができるんじゃないのか?
・・・っていう、もうバカ対処丸出しでイライラも増す。


後半、姉のこともルースがやったことだと確信したハリエット先生と、キョトン顔をきめこむルースがバッチバチになる。

「ルースに乱暴された」と先生に相談してきた女生徒がおり、話を聞くが彼女の話を鵜呑みにしている先生。
そして、大事なところで証言をさせるまえに逃げられている。
だから皆は「ハリエット先生は嘘をつている」という展開になる。
バカすぎるやろ、そもそもそんな重要な証言をしている生徒のことを自分一人で対処している時点でおかしい。
他の先生とも共有をするなどしてないのか?
少なくとも他の信頼できる先生を同席させた上で話をまとめ、その後証言に立たせれば良かったのでは?
なんだこのぬるさは。


◆そしてラストへ。
ハリエット先生のデスクで危険な花火が発火。学校がボヤになり、死人はいなかったが大問題に。
それを知った母親は、ハリエット先生から受け取った花火をかくしていた場所(けっこうちゃんと隠していた)を捜索するがーーない。
ここで、ルースの所行を確信した母親と視聴者の気持ちが「あー・・・」と一体になる。
なんというか、もやもやしたものがすっきりした安堵や興奮、一方で大事にしていた息子に裏切られた母親の悲しみが迫る。
その背後にやってくるルース。
穏やかで、優しい声で「いつも、子どものころにそこにクリスマスプレゼントを隠してたね」と言う。
「どうして知ってるの・・・?プレゼントを初めて見たとき、あんなに喜んでくれてたのに・・・」
「だって、そうやって喜んだほうがいいだろ?」
という闇の深すぎるルース!うわーすげーいい!!!!
母親はルースを抱きしめ、彼の「優秀でいなくてはアメリカで認められない」という苦しみもすべて受け取ったうえで、ルースを徹底的に守ることに決める。
それはルースを戦場から引き取った母親の懺悔と覚悟だ。
このあたりは本当に鳥肌た立つ、すばらしい流れだった。

いやしかし、花火の設置とか!絶対に防犯カメラに映ってるやろそんなん!!!!!!
なんなん!?もうバカ大人ばっかりでよー!!!

ということでハリエット先生は非常にデキる先生とのふれこみだが、完全にバカ。
というか、主人公を天才にしようとして周囲がバカになってるパターン。
見ながらイライラが止まらなかった。

正直、この点さえクリアされてれば、そんな風に思わなかったのになぁ。
それ以外はかなり良かったと思うんですよ。
追いつめられるミステリ感も、人種差別問題へ切り込む姿勢も外野の意見ではなくてその人たちが感じたものが表出していたと思う。
本当にむちゃくちゃもったいない。
俳優さんたちもすばらしかった。だからこそマジでもったいない。
こんなにもったいない映画、自分見たことないくらいもったいない。

印象に残りまくりです。もう、モッタイナイ映画。

という感想でした!

【趣味】映画「ハリエット」鑑賞!

自粛あけてから、まるで息をするように映画を映画館に見に行きまくっています!
それまでもかなり観に行ってはいたけど、今のペースは異常(笑)。週2本は行ってる感じだな。
映画館休業中に観たかった映画がかなり溜まってしまったことが理由の大部分だけど
それ以上に「こんだけ求めてますよー!求めてる人いますからねー!」と映画業界に言いたいのもある。
観てますからねー!!!!!!!!!楽しませてもらってますからねーーーー!!!!!!!

しかし何が辛いって、感想を書きたいのに書き進まないから溜まっていくばっかりですよ!

つーことで今日は「ハリエット」の感想を書きたい。
先日の「許された子どもたち」に続き、実際の事件をベースにしたノンフィクション寄り。

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https://harriet-movie.jp/

【あらすじ 】※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
アフリカ系アメリカ人女性として初めて新20ドル紙幣に採用された奴隷解放運動家ハリエット・タブマンの激動の人生を映画化。「プレイヤー 死の祈り」の女性監督ケイシー・レモンズがメガホンをとり、「ホテル・エルロワイヤル」など映画でも活躍するミュージカル女優シンシア・エリボが主演を務め、主題歌も担当。第92回アカデミー賞では主演女優賞と主題歌賞にノミネートされた。1849年、メリーランド州。ブローダス家が所有する農園の奴隷として幼い頃から過酷な生活を強いられてきたミンティは、いつか自由の身となって家族と一緒に人間らしい生活を送ることを願っていた。ある日、奴隷主エドワードが急死し、借金の返済に迫られたブローダス家はミンティを売ることに。家族との永遠の別れを察知したミンティは脱走を決意し、奴隷制が廃止されたペンシルベニア州を目指して旅立つが……。共演は「女王陛下のお気に入り」のジョー・アルウィン、「ドリーム」のジャネール・モネイ

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

よくぞこのタイミングで放映してくれたなぁ、と感慨深くなるような作品。
自分は元々黒人の出る映画が好きなので当然観たんだが
なんで好きかっていったら、その一つに「逆境に打ち勝とうとするパワー、支える人々」っていうのがあるような気がしてきた。
ポリコレ警察がやってきたら大もめになりそうだから追求はしないけど
自分にとっては「黒人」だの「白人」だの「黄人」だの人種は関係なくて
主人公がいかに戦っているか、というのがポイントなのであって
その琴線に響いてくるのが黒人の人たちの物語が多いというだけだと感じている。
別に黒人の出るものを選んでいるのではなくて、自然と作品がそうなっているというか。

あと、こんなん言うとそれはそれでポリコレ警察来そうだけど
声質や肌の色もそうだけどパーツの作りも全体的に魅力がある。
ディズニープリンセスになったティアナなんて、ドレスもものすごく似合う美しい女性です。
(なおプリンセスいちすてきなのはジャスミンと言って憚らない。異論は認める)
みんな違ってみんないい、でええやん……。
声優だって合ってる人がやったらいいやん。何人でも何色でも別にええやろ。キャラなんだから!


長くなったがハリエットの感想いきます。
ネタバレなので注意

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

◆かんっっっぜんに奴隷ですからね!
時は19世紀前半。白人の領主のもとで完全に奴隷として酷使されている一家。
「奴隷黒人」と「自由黒人」には大きな隔たりがあって、過去の契約などによって「奴隷黒人」を解放しないといけないのだが
それが守られていないのが、主人公ミンティの母たち。自由黒人の子どもは自由黒人だ。
本来なら、ミンティも自由でないといけないのに、弁護士を雇ってまで調査をしたその結果を領主が破り捨てる。
なぜなら、奴隷は財産だから!
財産は土地や家畜と同じ。それを売り買いするのも領主の財テクの一つ!
ーーという現実をまざまざと見せつけられ、結構しんどい。
夫との間に子どもを作りたいと思っても、領主にそれを言ったところで
生まれてきた子どもも同じ奴隷になってしまう。

だからこそ、自由を求めたミンティを罵倒し「お前の母親も、お前も生まれる子どもも全て私のものだ!」と吐き捨てる領主。
ひどすぎるやん。どん引き。

プランテーションソング
皆で声を合わせて歌ったり、一人のリードにレスポンスして歌い上げる労働歌がものすごくいいエッセンスになっている。
これは実際に労働をしながら歌われていたものだ。
それを聞いた瞬間に思い出したものがある。
ゲームの名作と名高い「Detroit become human」で歌われていた「Hold on just a little while longer 」だ。
これも、自分の苦境を認識して「耐える」歌だ。同じ時代か、この後の南北戦争あたりで歌われていたらしい。
今回のハリエットでも牧師がよく「Hold on」を言っていたので、やはり何かを変えるのではなく「耐える」ことを強要され続け、諦めるしかなかった奴隷たちのつらさがよくわかる。
もの悲しくも美しく、パワーのある歌声もすばらしい

◆ミンティにお告げ
昔領主が投げた何かが頭に当たって血が出て昏睡状態になってから、神のお告げが聞こえるようになっていたミンティ。
領主が財政難になったこともあり、なんかやたら抵抗してくるミンティを「NEGLO」表記で作ったポスターで売りに出そうとする!
このままでは売られてしまう、もうみんなとも会えないと判断したミンティはとにかく逃げます!
あいする夫や家族を置いて逃げます!犬が負ってこようがなんだろうが逃げます!

そこに、領主の息子ギデオン(30前後)がやってきて「今戻ってくるなら罪を問わない」みたいなのを言う。
このギデオン、子どもの時からミンティに面倒をみてもらっていたのだが、奴隷だと思ってるので扱いがひどい。
「神に祈っているのか。だが黒人の祈りは神には届かない」とか
「お前は昔、俺の為に祈ったな。熱が出て目を開けたときに見たお前の黒い顔は何よりもおぞましかった」
みたいなのを言う傲慢さ。
だがしかしねー、かなりこの人イケメンなんすよね。
しかもちょっとヘタレっぽい雰囲気もお坊ちゃん感すごい。
昔のジョニー・デップっぽい色気もあってすごい好きやなと思った。
なお、結構いろんな表情をみれたわけだが実写のフリン・ライダーはこの人がいいとすげー頭をぐるぐるしていた(笑)


◆190kmかな?一人でほぼ歩いて必死で逃げる。
すげー脚力と精神力
旦那さんにも別れをつげ、いろいろ助けられ、なんとか生きて都会に行き、目的としていたウィリアムにあうことができた。

◆ウィリアム
めっちゃいい人。この人、ミンティなみにいい人。
とにかく脱走する奴隷たちを本気で守ってかくまおうとしてくれている。

◆マリー
黒人だが奴隷でない上流っぽい女性マリー。
始めイヤな人の感じを出しており、ミンティはそんな彼女にいらだちを覚えている様子だが
マリーは決してイヤな人でもなく、ただ「奴隷ではない黒人」というだけだ。
だから、ミンティの立場を哀れに思っても同情はできない。
彼女は彼女のできる支援(ミンティたち元奴隷をかくまい、職をあたえ、淑女のたしなみを覚えさせ自立させる)をするのだ。

◆だがしかし、ミンティは終わらないぜ!
ミンティが助かったのは奇跡だと思っている周囲に対して、もう一度その奇跡を起こしてやると立ち上がるミンティ。
家族を放っておけない、などウィリアムにつっかかる姿は「おいおい、これ捕まってあかんパターンになるやつや」と
思いつつも応援してしまうし、そもそも史実なのでそんな簡単には捕まってどうこうならない!見たか!これが現実だ!

◆んで、自分はここで号泣してまう。
まだ始まって結構早いのに・・・
1年後、ミンティが夫のところに戻った!脱走計画第一段だ!
ミンティをかばったがために潰された片目が痛々しい夫。生きていたことを知り驚く彼をミンティは固く抱きしめるが、なんか狼狽している感じの夫。
「迎えにきたの、逃げましょう」と言っても反応は歯切れが悪い。当然夫の不自然な様子に気づくミンティは、彼の指に知らない指輪を見たーー。
「うそ、うそ・・・」
「ミンティ、聞いてくれ、俺には今妻と子どもがいる」
「さわらないで!
「再婚したんだ」
「裏切りもの!あなたは私を裏切ったのよ!」
「俺は君を愛してた、君が死んだと聞いて絶望に陥った!耐えられなかった!」
「うそよ、こんなの・・・!」
という具合に、ミンティの心がみるみるうちにずたずたにされるのを目の当たりにしてもう、自分は涙腺崩壊。
夫は夫で、本当にミンティを愛してたし拷問を受けても彼女の居場所を吐かなかった。
深く愛していたからこそ、その悲しみは同じくらい深かっただろう。癒しを新たな家族に求めたとしても、彼を責められるものではない。
ただ、ミンティは自分の家族を救うという信念のもと戦い続けてきた。
その心の芯がぽっきり折れるのだ。しかも、幸せを壊しにきた存在として愛した人に認知されているーー。
つらい。辛すぎる。

◆しかしそんな悲しみをぶんなげて、みんなを助けるんじゃい!
せっせと仕事をする奴隷たちに向かい、木陰に隠れたミンティが
即興(?)の歌で相手を呼び、なにを考えているのかを大声で歌う。
それをきちんと理解して察する人たち。心の奥底でなにを望み、どうしたかったのかが痛いほど伝わってきて涙が出た。
ぼそぼそ話し合ったり、計画したりなんかもしない。
いきなり奴隷の作業場に現れたミンティが大声で「モーゼに付いて行け」みたいな歌を歌うと、皆持っていた農具を放って駆け出す。
演出だとは思うけど、緻密に練られた計画など通用しないであろう彼らには急襲が一番良かったのだろうと思う。

◆伝説のモーゼになる
そうしてたくさんの奴隷をつれて逃げるミンティ。
逃がしすぎて、彼女の存在は「モーゼ」と呼ばれる謎の人になった。
モーゼがくると、白人の領主には痛手。だって自分の財産でもある黒人奴隷がいなくなってしまうのだ。
どんどん財産が失われ、くるっていくフローダス家。
いい感じのざまぁ展開。

◆切れるギデオン
モーゼがミンティだったことを知り、周囲の地主に「お前のとこの奴隷がモーゼじゃねーか!弁償しろよ!」と詰められまくる。
切れたギデオンはミンティを本気で殺しにかかるが、今や 坊ちゃん育ちのギデオンよりもミンティのほうが戦いに慣れている。

馬に乗りミンティを追うが見失ったそのギデオンの背にミンティが銃を突きつけ「動いたら撃つ」みたいなんを言うが
ギデオンは持っていたライフルを捨てて小さな銃を取り出そうとし、見事にミンティに指を打ち抜かれる。
「ぎゃわー!」とわめくギデオン。汗だらだらになりつつ、ミンティにこう言う。

「子どもの時に熱を出した俺にお前は祈っただろう。あんなに俺のために祈ってくれたじゃないか」
「俺たちはお互いにを必要としてるーーだから好きだったのかもな」

うわーストーカーきんもー☆
もう、酸いも甘いも知り尽くしたミンティはうんざりした表情。その顔に一切の動揺は見られない(笑)
あたりめーだろギデオン、ミンティさんをなんだと思ってんだよ!小物のてめーは片思いしとけバーヤバーーヤ!
という気持ちにもなる。

結局ミンティは空へ向かって銃を撃ち、馬をパクッて逃走。

◆その後
いろいろあっさり怒濤で描かれる。
南北戦争で先頭に立って戦ったこととか
独身で、意外と長寿で亡くなったこととかが描かれる。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
総評;★★★★☆ ほし、3.6!
パワー溢れる映画だったが、ただ単純にパワーがあるだけではなく常にもの悲しさや息苦しさのある作品だった。
焦点が当たるのはミンティの人生であって、戦争でも人の行きしにのことでもない。
だからやたらと血がでない。
泥にはまみれるけどきれいで、比較的清潔。
別に見せろというわけではないが、もうすこしそういった犠牲があった部分もあったほうが良かったのではないかなぁと思う。

音楽がとにかく心ふるわせる良作でした。

【創作・小説】<完結>某国政府の少子化対策~女に変わるカラダとココロ~

本日、全年齢版の拙作

「某国政府の少子化対策 ~女に変わるカラダとココロ~」が完結しました。

 

ひとえに読んで下さった皆さま(と、止めようと思っても不屈の精神でやりきったやる気のある時の自分)のおかげです。

誠にありがとうございました。

 

いつも設定などの語りを完結後にするので、今回もまた備忘録を含めて書きたいと思います。

 

 

 

 

 

■書こうと思ったきっかけ

前作はBL(18禁)でした。

自分はその時18禁以外の作品を書けなかったので、全年齢で、しかしただの恋愛ではないものをかきたいとぼんやり考えていました。

 

つーか前作BLの主人公がかなりの不憫ビッチで、女装させたりして強制的に愛でてたら

自分の趣味がどんどんそっちに行ってしまった感ある。

こう、自分の意思に反して捻じ曲げられる性というか。

この文面がまさに「思いもよらぬタイミングで、望まぬ女性化をする」ということのすべてを物語っている気がする。

 

■プロット

初め、短編でやろうとしてた……こんだけの長さになってんのによく短編なんて豪語できたな!

アホだな!!!

 

■変容者

「変容者」という言葉を生み出すにあたり、色々調べて先に使われてないのを確認してから設定しました。

「篩選者」は篩(ふるい)にかけて選ぶ者、というそのままの字面。

 

■政府

なんか強引にぐりぐり考えてたら政府公認ていうか強制になってた

 

■ボツ

一度書いたけど、ぜんっぜんしっくりこなくてボツにしたのがこちら。

冒頭「変容者」の説明後、小学生で話をすすめますがそこがもともとコレでした。

これをボツにして、堂島の存在も全部考えなおして現在の形になっていました。

(以下1454文字)

 

*******************

「なぁ、ニュース見た?」

 茶髪をヘアバンドで止めながら颯人《はやと》が言った。右手にハンバーガーを持って、左手でスマートフォンを操作している。

「なんのニュース?」

 大誠《たいせい》が身を乗り出した。

 颯人が無表情で見せた画面には美しい女性の写真が載っており、そこに『スクープ! 超人気アイドルグループ「DASH」 メインボーカル前原《まえはら》 裕哉《ひろや》 活動停止の間に変容者《へんようしゃ》に!』と書いてある。

 大誠は驚いた顔をして、画面を触った。

「おい、ポテト食った手で触るなよ」

 颯人が嫌そうに言うと画面をナプキンで拭いた。そうして、スマートフォンをスクロールする。

 女性に変容した芸能人の前原《まえはら》は石油産出国の富豪に見初められ、即第二夫人になったらしい。幸せそうな写真が複数枚載っていた。

「うわ、すげぇ」

 様々な色の宝石が付いたアクセサリーを身にまとい、まるで外国の映画スターのような濃い顔の男性と一緒に並んでいる美女姿を見た大誠が純粋にうらやましそうな声を出した。

 バクバクとハンバーガーに食らいつきながら、颯人も画面に見入っている。スクープの文面を読みながら言った。

「前原裕哉《まえはらひろや》って何歳だっけ」

「そこに書いてあるじゃん……十八歳だって」

「あー、じゃあ変異期間ギリギリだったんだな」

「遅いくらいじゃね」

 そう言って、大誠がジュースをストローで吸い上げている。

「なぁ、知ってるか。C組の堂島《どうじま》の母親」

 意味ありげに目線を向けた大誠に向かって、颯人は呆れた表情を浮かべた。

「知ってるよ、変容者だろ?」

「え? 知ってんの?」

「当たり前だろ、あんなキレーで若い母親いるわけねーだろ」

「すげーよな。なんか、堂島に聞いたら、母親は十七歳で変異して、すぐに地主のオッサンに惚れられて結婚したらしい。まぁ、それが堂島のお父さんだけど」

 その情報は初耳のようで、颯人は「えー?」と言うと眉をひそめた。

「変容者になったからって、男のことなんか好きにならねーだろ」

「だよな」

「堂島も、まさかなぁ」

 颯人の頭の中には、いままさに変容をし始めている同級生の堂島《どうじま》 傑《すぐる》が浮かんでいる。

 母親が変容者である堂島はもともと小柄で色白だった。女子からも「かわいい」といじられるキャラクターで、本人もまんざらではなかったのだが、母親の影響があったのか無かったのか、堂島本人も十七歳になった頃に変容しはじめた。

「変容ってさ、本人が『あれーオレおんなじゃねー?』って思い始めたら一気に進むらしいぞ」

 大誠がつまんだポテトを振りながら説明している。颯人は興味なさそうに「知ってる」と答えている。

 

 二人が通う高校では、堂島と同じように二名の男子生徒が変容していた。すでにすっかり美少女として学園生活を送っているが、いまいちしっくりこないようでたまにガサツになる者もいる。

 しかし全員に共通しているのは、圧倒的なほどの美しさと、それを放っておかない男がいるということだ。それぞれにはすでに「彼氏」と「取り巻き」や「パトロン」がいた。

「堂島も彼氏つくんのかな」

 大誠がぽつりと言った。

「なんだよ、大誠、立候補すんの?」

 ニヤニヤと笑った颯人に向かって、大誠は赤い顔を横に振る。

「ふざけんな、ありえねーよ!」

「あはは、そうだろうな」

「堂島だろ? もう……堂島にしか思えねーよ」

「そうだよなぁ、堂島にしか思えねーよな」

 当たり前のことを言いながら二人で笑う。

 似通った背丈の黒い詰襟を着た二人の男子生徒は、肩を並べ、そうして十八歳を乗り越えた。

 

*****************

これをボツにしたのは、根本的におもんなさそうっていうのがあったのと

これだと颯人が変容する大学生までの期間が短く、心の準備ができているように思われかねないと思ったからです。

 

■なんかもうしんどいってなった時期

たぶんこのへんで(書き進めずにやめた方が自分の未来のためなんじゃね)と本気で思ってました。

18禁BLの時は、読者が少ない割には感想をいただけたりと、小さなコミュニティの中でも皆で夢中になっている感があったので

へこたれそうでもなんとかそこまで愚痴らずやれていたんだが、それもあまり無くテンションの下がりっぷりは危なかった。

tora-kaibuntei.hateblo.jp

でも書ききったのも自分のためになることでした。がんばった。

 

■印象に残ってること

前作を書き終えたときにはもうめちゃくちゃ書きたいシーンがあって

それが「変容者ソムリエ」のド変態が出てくるシーンでした。

颯人を暴行しようとしてやり返されたときのセリフ

 

「いてて、力強いね! ――まだ、あんまりじゅくしてなかったか~」

 

が書きたくて書きたくてたまらんかったんです。

書けたときの喜びはすごかったなぁ。

 

<キャラについて>

■仙波 颯人

名前は爽やかな感じを目指した+男だけど女になってもかろうじてどうにかなりそうな名前にした。

彼女もいたしゲイではないけど、幼馴染の大誠に友情以上の感情を抱いているという絶妙なライン。

大事だからこそ大誠の恋を本気で応援するいじらしさも欲しかった。

変容するまでのやんちゃさと傲慢さ

変容したときの動揺、恋に落ちたときの混乱

自分が愛されていることを認識したときの喜び

プロポーズを受けたときの感動、結婚式の感謝

母親になってからの強さ

全部書ききれて感慨深いです。読み返すと初めの颯人は結構むかつきます。

 

■國原 大誠

剛健な感じの名前で、とにかく真面目な朴念仁にしました。

当初はもっとウェイな感じをイメージしてましたが、堂島にずっと片思いをしていたという純粋さから

「ウェイはないわー」という自分の心の声が聞こえたのでこうなりました。

手品は、子供のころから大人になっても変わらない彼の大事なアイデンティティです。

大人になってからは、バーのお客の女性から遠回しに誘われているのにまったく気づいていません。

 

■堂島 碧良

名前の堂島は早々に決定していました。

自作でなんでか「地名・駅名」が名前に入ることがこだわり(?)なんですが

お分かりの通り大阪の地名の堂島です。堂島ロールとかでおなじみ。

碧良(あおい)は、女性でも男性でもいける名前で絶対に呼びたい響きでした。

「良」の字は他の候補もありましたが、姓名判断が良くなかったので「良」に決定しました。

なお「國原 碧良」でもいい運勢になるようにしてます。

最終ギリギリまで困ったのは「碧良」の本当の読み。

あまり納得いかないまま「あおよし」で一旦決めてたんだが、「良」の文字だけで「はる」と読むことに気付き

「あおはるじゃーん!」ということで決定。

 

そして堂島が、一番始めのキャラ迷走すごかった。

プロットを組んでも、なんかしっくりこず変更しまくりました。

<第一堂島>

完全に男だが色白、かわいい感じ。堂島 傑(すぐる)という名前のいかつさあり。性格は貧弱で守られ体質。

変容前から変容後までをしっかりと同級生に見られているという……なんかやだ……。

さらには大誠に恋をされるが、上記の通り「変容している」ことを全員が認識していたので

そこから大誠だけが恋に落ちるか?というのが微妙だった。

なお好きでもない大誠を体で籠絡する。アカーーーン!!

<第二堂島>

変容者だと偽った女。

なんの苦しみも知らず変容者を名乗るそんな女に、変容者になった颯人が理解されたいと思うのか?思わねーー!!!!ってことで早めにボツ。

<第三堂島>

変容者。ガチガチの攻めで性格が強烈。この性格は第四堂島に引き継がれている。(以下ボツプロット)

* * *

堂島に「私、大誠と付き合うことにした」と言われる。「はぁ?大誠はそんなこと一言も言ってねーけど」「言い辛いんじゃないの?」「オレに言い辛い事があるわけ無いだろ、妄想も大概にしろ」と言い放つ颯人。堂島にやにやと笑う「ごめん、大誠のことオトナにしちゃった」「私本気だから」

大誠に会う颯人「大誠、さっきオレ堂島に会った」大誠あわてた感じ。颯人苦しい表情「付き合ってんの?」大誠真っ赤「あー……うん」で、ヤッたことが露呈してくる。呆然とする颯人。

堂島対して颯人「あいつを弄ぶのやめろよ」「はぁ?言ったでしょ、私本気なの」「変容者が一般人を好きになるわけねーだろ」堂島「あんた勝手に私のこと決めないで」真剣に怒る表情。

* * *

くそビッチだぜー!

<第四堂島>

変容者と偽った男性(心は女性)で性格は強烈。ガチガチの攻め。だから颯人のことをガンガン攻める。

変容前の颯人とは丁々発止のやりとり。(以下、ボツ文面やプロット)

* * *

 わずかに責めるような瞳を向けてきた堂島へ、颯人は鼻息を吹き出して言い切った。

「だいたい変容者なのに大学進学してんじゃねーよ」

「は? なによそれ」

 明らかに堂島は気分を害しており、言い返す口調は強い。

* * *

つよい!なお18禁の方のボツプロットでは、第四堂島は婚約後に颯人を堂島開発の事務員にして会社で(略)

制服のスカートたくし上げて(略)

という、超肉食の感じでした。

<最終形態DOUJIMA!>

そんなこんなを経て、堂島が仕上がりました。

颯人の苦しみを理解するには、自分を抑制する努力と優しさが、そして「自分が愛している人を愛する人」をひっくるめて愛する強さが必要だった。

そのキャラを構築していくうち、童貞の大誠はオドオドしはじめ、堂島はもじもじしはじめ

二人のモダモダに颯人がやきもきする構図が出来上がりました。

 

■坂崎 杜環

シュッとした感じの苗字。杜環は作中でもあった通りの名づけ理由です。

あとこう、ちょっとふわっとした名前でインパクトのある、でもそこまでキラキラっぽくない感じを目指した。

瑠璃ママを憎んでましたが、憎むのをやめた純粋なチャラ男。

杜環の未来は、建築デザインを心理学面からも研究しつつプロジェクトメンバーとして実績を積み

アメリカで独立後二十七歳くらいで某国に戻りいくつか企業の建築を手がけて数年後

堂島開発から公園のデザインを打診され複数のデザイン事務所と戦いコンペで権利を勝ち取り、とうとう公園の完成にまで至る。という感じ。

なお、杜環という存在が生まれたのはギリッギリでした。たぶんけっこうなところまで書き進めてから、ボツにしたから、しばらく杜環という存在すらなかった。

その代わりにいたのが……杜環+工藤医師みたいなキャラです!!

 

■杜環+工藤医師のCEOキャラ

まるでハーレークイーン(読んだことは無い)のような俺様金持ちキャラ。ソフトマッチョで鍛えている。

突然出てきてなんかよくわかんない感じのキャラだったからプロット書いてすぐにやめた。

 

* * *

(※旅行に行った先でで大雪になり帰れず、親切な人が宿を取ってくれたがそのホテルのCEOで颯人をスイートに連れ込もうとしてるのを大誠が止めに来る)

CEO「お前はなんのつもりだよ、いつまでこの子を飼い殺す気だ」と言う。

颯人はCEOの肩を抱く手や完全に女性であることを意識させられる。(諦め)

呆然とする大誠。秘書に止められるまま、CEOにつっかかるのをやめてしまう。絶望する颯人「馬鹿大誠!大誠の馬鹿野郎!」泣きながら叫ぶ。諦めたように力が抜ける。CEO「いくじのないやつだな」

大誠「颯人……颯人、行くな!」手を伸ばして掴む。「お前が嫌がってるなら行かせたくない」

颯人「……こんなときでも、俺の気持ち次第なのか」悲しそうに言う。颯人「CEOさん、行こう」悲しそう「もう、いいんだ。俺は、あんたと泊まる」唖然とする大誠「うそだろ、颯人」「うそじゃない。俺は、俺の幸せを見つけないといけないから――大誠も、大誠の幸せを見つけて」「おれ……は、もう、お前が知ってるハヤトじゃない」悲しそうに笑う顔が美しい。「さようなら」

背を向けて去っていく。

(室内)口を押えて泣いている颯人。CEOが肩を抱いて部屋の中に入れる。ソファに座らせ「何か飲むか」と聞いても答えない。「ずっと泣かれているのは、俺もしゃくにさわるよ」と言ってハンカチを渡す。颯人、受け取って鼻を噛む。CEOに「レディーの作法じゃないな」と言われてグッと申し訳なさそうにする。その時点で女の気持ちがかなり出ている。CEOが颯人の顔をじっと見る「美しい。化粧をしなくてもその美しさなのか」と言う。「あんたは、どうして俺を」「オレ、じゃない。私と言いなさい」「――どうして、わ……わたし、を」と言うとCEOが「美しいからだよ」と言い切る。颯人の長いまつげが瞬く。

* * *

結局颯人はここでもちゃんと貞操を守れる感じで、そこは工藤ほど悪いやつじゃないので杜環感ある。

っつーね。でも全然面白くないよなこのキャラ。でもCEOがいたから杜環と工藤が生まれたと思ったらありがとうCEO!

 

■アキ

褐色がかわいい(笑)。ていうかかわいい褐色少年(少女)を書きたかった感すごい。

しかも闊達。たまらぬ。

 

■その他

気になるキャラいたらTwitterとかでも気軽に聞いてください。なんかあるかも。

 

■終わり方

ハッピーエンドなのかどうか、正直良く分からん感じにしてます。

ていうのも、政府(巨大組織)が後ろにいる問題って解決に物凄い時間がかかるわけで

それを颯人がチョイチョイしたからといって解決できるわけもない。

それに颯人がその先陣に立つと「変容者が得た平凡な幸せ」が失われてしまう。

颯人が望んだのは目立つことでも自分が担ぎ上げられることでもなく、愛する人と一緒に普通の生活をすることだ。

 

だからきちんと時間をかけて、そのあたりは世間的には改善していく方向性を見せたかった。

一方で組織の腐った部分はぐずぐずと根を張ってますよ、という感じです。

 

■未来(ぼんやりした設定)

大誠の子供である優誠を産んだ颯人ですが、年子で堂島の子供(男女未定)を産みます。

そしてさらに3年後くらいには、杜環の子供で双子?(男女未定)を出産。

皆で集まってわいわいご飯食べたりもします。

堂島はあおママと呼ばれてます。

大誠が、杜環の子供の授業参観に行ったりもします。

杜環は子供たちから「杜環」と呼ばれてます。アメリカナイズされているので杜環は平気。

 

なお、颯人34歳くらいで堂島開発経由で51歳くらいの会社社長と出会ってしまい、グズグズに抱か(略)

とかややブラックなイメージも持ってます。だって変容剤があるんだもの。仕方ないもの。

ただ、それでも颯人を信じて愛し続ける彼らは変わりません。

 

 

 

 

 そんな感じです。

また思い出したりしたら追記します。

あと、描いていただいた絵とかまとめてちゃんとしたい!

なのでまた後日、更新します。 

自作はWEBで書くより公募に気合を持っていきたいなぁ。 

皆様本当にありがとうございました!

 

【趣味】映画見まくったらなんと、内容が繋がっていた!?

映画見まくっています。

先日の「許された子どもたち」

tora-kaibuntei.hateblo.jp

の次に「ハリエット」

harriet-movie.jp

そして先日アメリカの独立記念日に「ルース・エドガー」

luce-edgar.com

を見ました!

 

全て社会派映画であるということは共通してるんだが、ハリエットの感想を書いてる途中でルース・エドガーを見たら

とりあえず言っておきたいことが出てきてしまったので色んな奇跡を自慢しよう(笑)

 

本当に、自分でびっくりするほどそれぞれの作品に繋がる部分があって……

 

◆許されたこどもたちとルース・エドガー

犯罪を犯した(?)子供と家族の関係性の描き方がそれぞれあって比較せずにはいれず面白かった。

ルース・エドガーの方が謎を残してスリルのある作品になっているだけにエンタメ性は高いんだが

親の葛藤や決意みたいなところは許された子どもたちの方がリアルな気がする。

 

◆ハリエットとルース・エドガー

黒人で初めてお札に顔が印刷されるほどになった英雄ハリエット。

黒人の高校生が主役のルース・エドガーにはなんと「ハリエット先生」という準主役の黒人女性がいます!!

うおぉーすげぇー!

そして、優秀と褒めたたえられ期待されているルース・エドガー。すばらしい人物です。

黒人としてのありかた、アメリカでの生き方みたいなところを探るのもテーマになっており、共通してます。

 

感想をこれ以上言ったらネタバレになっていくので言いません。(別に書きたい)

んが!共通点はなかなかに多い。

 

◆ルース・エドガーの一番好きな日

なんど作中、好きな日を聞かれたルース・エドガーは「アメリカの独立記念日だ」と答えます。

くしくも一昨日!自分がルース・エドガーを見た日と同じです!

映画を見ながらテンション爆上げでした。

 

 

そんな感じで早く感想を書きまくりたいです。がんばろ。

【趣味】映画「許された子どもたち」鑑賞!

めずらしく自分が邦画を気になりてよりてみるに。
ということで単館映画系で話題の「許されたこどもたち」を鑑賞してきました!
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http://www.yurusaretakodomotachi.com/
あらすじは、公式が全てです。もうきっちりあらすじを言い切ってくれていますのでそちらをどうぞ。

【鑑賞条件】
◆時間:平日正午
◆客層、男女比:年齢層は高め。男女比5:5くらい、20名くらい入っていた。



さて案の定のネタバレありで・・・・・・と思ったけど
ネタバレなしで言える感想を言っておきたい。


あらすじにもあるとおり、これは同級生を殺した「加害者」の物語である。
で、自分はそのへんの事件性とかは理解しつつも、なによりも感じたのが……

少年たちの爆発しそうなほどの若さ、熱さ!!
内に孕んだあやうさ!!

これ!!これです!!!
なんというか、もう自分がすっかり失ったものをそこに観たというか。
ふつうは見えない衝動や力が具現化されてて正直ものすごく羨ましくなった。
何かに対していらだちを覚えても、それを表出させる術はもう自分にはない。
激しい怒りもなければ突っかかるほどの度胸もない。
後先考えない無謀さも子供ながらのものだと思う。
作中の彼らは犯罪を犯したわけだが、そもそもの若さとエネルギーの爆発がまぶしいと自分は感じた。




そんで、以下からネタバレとかです。




※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

◆冒頭、血塗れの少年
頬に大きな切り傷を作った少年。流れ出る血が服を濡らし、呆然と歩いてくる。
そこに駆けつけた母親が抱きしめると、少年は幼児返りをしたように親指を吸う。
母親に抱かれる子供の安堵感と、子供を傷つけられまいと守るあまり依存する母親の完成だ。

◆不良少年4人
誰かが一所懸命作った(おそらく地域の学校かなにかが)さまざまなかかしが飾られるのを見た13歳の少年たちは
中でも一番弱い立場の緑夢(ぐりむ)にかかしを壊すよう命令するが、緑夢がよわよわキックを見舞ったことで嘲笑。
こうやるんだよ、とショーンとカミュがボコボコにしはじめるがいまいち本気が出ていない様子。
それを無言で見ている絆星(きら)。
そこに通りがかった小学生(障害がある??)と保護者に見られた瞬間、絆星が動き出し誰よりも荒々しくかかしを蹴り倒し、引き裂く。

このシーンは、絆星が自分の存在や力を誇示するような動作だと感じた。
なぜなら絆星に火がついたのは、見られてからだ。見られなければたぶんグダグダに終わっていた。
自分が危ない人間なんだ、一目置かれるべきなのだという認識が、荒々しい行動に掻き立てている感ある。

◆絆星役上村侑さん
すさまじい眼力!大人と子供のぎりぎりさとかがすごい!
これ言っていいのかわからないんだけど……柳楽優弥みある!
奇しくも柳楽さんも、社会派映画で話題になった方。
演技もすばらしいし、今後がすごく楽しみな俳優さんだ。

◆殺人
とにかく彼らは暇がいやなんだろう。
学校にも社会にも家庭にも不満があって、でも何が不満かというとそれを言葉にできない感じ。
同じクラスの樹(いつき)に割り箸でボウガンを作って持ってこさせ、早速遊び始めるが、ボウガンの矢を回収するのにもたつく緑夢に苛立つ絆星。
なんの考えもなく緑夢にボウガンを向ける。

これ、ここです。
この時の絆星は殺そうと思っている感じは全く無かったと思う。
向けてはいけないものを向けることで、自分の危うさを示したかったのではないか。
そして向けることで狼狽する仲間からの視線に満足していたのではないか。
しかし、そこに樹が出てくる。
樹はいつもつるんでいるメンツでもなく、映画のシーンとしては絆星たちから殴られたりなどがっつりいじめられてはいないが
それでも強引に呼び出されたりする姿はいじめと判断していい。
樹自身はめちゃくちゃイヤだっただろうが、怖いしボウガンづくりなどに従っていた感じがする。
そんな樹が緑夢を守るように立ちふさがったのだ。
絆星の内心の動揺が手に取るようにわかる。
(は? 何してくれてんだ。 お前出てくんなよ)
自分に抵抗などするわけがないと思っていた人間の予想外の行動で襲う突然の不安。しかしそれを悟られれば自分の立場も落ちる。
向けていたボウガンをおろすこともできない絆星は引き金を引いた。

決して殺したいほど憎かったわけではない。
ただ、自分のために絆星は引き金を引いた。それがどんな事になるかなど、考えもしていなかった。
そんな感じの殺人シーンだった。

なんというか、その「引き下がれないからやるしかない」感は自分はものすごく共感できる。(殺すとかではない)
そして、自分の心が揺さぶられる物語の一つの特徴だ。

◆殺したのに
本当に息絶えるまでをみることもなく、少年たちは逃げ出す。
帰宅した絆星は、居間で洗濯物をたたみ始めると 母親がうれしそうに微笑み、一緒にたたみ始める

母親の前ではいい子の絆星。ただそのいい子さも、露骨ではなくとても自然だ。
さっき同級生の命を奪ったのに、そこにいるのは至ってふつうの、家族思いの子供の姿。
そのギャップに、見ている自分はえらい気持ち悪さを感じた。
それはその姿があまりにも自然だったからだ。悪いことをしたと思っている様子もない。
善悪がないのではなく、絆星の中では現実と事件が切り離されている。
その後、母親は家にかえって来ていないという樹くん探しを他の親と一緒にし始める。
そうして、川で亡くなっている樹君が発見される。

◆警察
家にやってきた警察。絆星を前に、証言を迫る。
そうして自分がやったと認めた絆星。
やっと現実の事件と、それを直視しようとしなかった自分がつながった。
ここまでは、犯罪を犯した少年の更正物語でも進められそうな未来が見える。
罪を認め、きっちりと刑を受けてほしい。誰もがそう思っただろう。

◆世間
世間の興味を引いた事件ということもあり、捕まった絆星のいろいろが一気に暴かれていく。
特にネットでの声が大きく、実際の人の声ではなく文字で画面が埋め尽くされていくシーンは、人を糾弾する場面にしてはあまりにも淡々としている。
人の熱を感じないのにその字面は激しいものだ。
ただ、そのコメントにもなんとなく理解を示す自分もいる。
なんとも言えない気持ちになった。

◆母親
家にマスコミが来たり野次馬がきたりと激しいバッシングを受け、両親もホテルに避難することに。
その道中、車の中で母親が「●●くん(失念)と絆星は何も関係ありません!」みたいなのを言うと、女性刑事が怒りの表情で助手席から振り返った。
「樹くんです!」
「え?」
「今回の事件で亡くなったのは樹くんです。被害者の名前も知らないんですか!?」
と怒りと悔しさの混じった表情で言い放つ。
母親は、その樹君探しに行っていたのに、知りもしない。それどころか、自分の息子が犯人だと捕まっている状態なのに。
その後、あからさまなマウントを取りで「あなた、子どもはいるんですか」と母親が反撃。
「そんなの関係あるんですか」と聞く刑事に「あなたにはわからないんですよ、子どもを持つ親の気持ちなんて」と言い放つ母親。
そんなん知らんわ!と言いたくもなるが、過去、頬に傷が残るほどのいじめを受けて血みどろで帰ってきた絆星の姿を冒頭で見ている観客の中に
母親のその言葉を完全否定できる人がどのくらいいるんだろう。

明らかに見ている側は、被害者ではなく加害者の立場に寄った視点でこの映画を見ていると認識させられたシーンだった。

◆演出なのかな?
始め、出てくる飲み物にストローが刺さっていることがやたらと気になった。
それを口にしてチューチュー吸うわけだが、そこにそこはかとない幼児性を感じたのは自分だけなんかなぁ。勘違いかなぁ。
それをするのが子どもだけではなく、母親もだったのが印象に残っている。

◆罪を認めたのに
しかし、取り調べを受ける絆星を待っていたのは、大人の勝手な思惑だ。
「絆星がそんなことをするはずがありません」という母親。
「緑夢くんは、絆星くんが殺したって言ってる。このまま認めると、絆星くん一人だけに罪が着せられることになるんだよ」と言う四宮弁護士(女性)。

ちょっと、これは自分「おいおいおいおい」と心の中でめっちゃつっこんだ。
母親の気持ちは理解できるとして……弁護士は、そんな緑夢の名前出して大丈夫なんか?と。緑夢を保護する気持ちゼロやん。
ーーとシーンを思い返してたら、四宮弁護士と同席してた弁護士仲間がどん引きしてたな。
あの人完全に(それ言う!? 言っていいの!?)ていう雰囲気だったから、本当は言ったらだめなやつやったんやろな。
※ 案の定、のちに緑夢はそのことで絆星たちからボコボコにされる。

大人に「やってないよね?」と言われ「自分だけが罪を背負うんだよ」と言われ、絆星がどういう考えに至ったのかを思うとしんどいもいのがある。

◆判決
大きな裁判所とかではなく、裁判官もわかりやすく明確な言葉で絆星に説明とかをしている。
絆星の弁護側はまぁ、そりゃ弁護するよな。という感じでしっかりとお仕事をしている。とにかくやっとりません。
最後、被害者の親が陳述をしようとした時、絆星に退出が命じられて退出していく。
「なんで退出させるんですか!」と言う被害者父に「子どもが動揺したりしないようにです」みたいなのを言う裁判官を見ていて
(いやいやいや、動揺させればええやんけ)と思ってしまった自分はネットのあの書き込みと同じなんだろう。
その後被害者父が「きみは」みたいな感じで加害者に問いかける言葉を読み始めるが、そこに加害者はいない。
いるのは加害者の父母だけだ。読み始めてすぐに涙声になり、声が出せなくなる被害者父。
そりゃそうだよ、だって加害者を問いつめたくて書いてきたんだもの。それが相手に届きもしないってどんだけ悲しいことか。
その言葉を自身の背中に淡々と受ける絆星の母の表情は、あきらかに苛立ちと不満に満ちている。
「うちの子はやってません!」と今にも言い出しそうだった。

◆各夫婦の演技がすごい
加害者側夫婦。被害者側夫婦。どちらも演技がものすごい。
特に自分が苦しくなったのは、被害者の母親と父親。
声を殺してずっと泣いている母親は憎しみと苦悩に満ちていて、父親は悲しみと怒りを爆発させる。
最後の方に母親が淡々と言った「あなたは何を謝りたいの」という言葉が、少年にどれだけ突き刺さったか考える。

◆結局無罪
無罪になり、保護観察もなく、ふつうの生活に戻れることになった絆星とその家族。
ここまで見てると「胸くそ悪いわ、大人の都合で子どもの更正の機会を奪いやがった」という気持ちにもなるが……
問題はこの後だ。

◆私刑
無罪になったにも関わらず「やったんだろ」と責め立てるネット。世間と近所の空気。
家への投石や落書き、悪意のある張り紙。
無罪になったにも関わらずまともな生活はできない。
当然無罪なのでふつうに学校にも行くが、そこで同じクラスの男子とトラブルに。
クラスの男子の顔に樹の姿が重なり、殴りかかる絆星。
ほらもー!大人の思惑で「無いこと」にされた罪悪感の行く先が、トラウマみたいになっとるやないか!!!と思わずにはいられない。

そこで一つ疑問というか、思ったこと。
クラスでは別にいい子だったわけではない絆星グループ。
まともそうな子が多いクラスなのに、そこで絆星の素行の悪さが表出しなかったはずはない。
緑夢への露骨ないじめに関しても、誰も何も知らなかったわけでもない。
あれだけの粗々しさを見せる絆星を諫めたり、声を上げた人は誰もいなかったんだろうか。
そうなっていたら、母親がその素行の悪さを知ることもできたのになぁ。否定したとしても、それがあっての殺人であれば気持ちの持ち方も違うだろうに。
実際は殺人が起き、疑惑の生徒がいてもクラス変えもないわけで。
大人(母親など)が変わらない生活を望んだのかもしれないが、無理があるのでは……と感じた。

◆私刑(物理)
河原で知らない不良にボッコボコにされる絆星。
緑夢まで参加して絆星をボコる。
やめとけやめとけ。
結果的に入院するレベルのけがを負う。あんなに自分の強さを誇示しようとしていた絆星がずたぼろになる姿は、爽快でもあり辛くもある。

◆追い込まれて逃げる
まぁとにかくネットを中心とした誹謗中傷がすごい。
改めて裁判を求めると遺族が明確にすると、その訴状を受け取らないため、そして非難から逃れるための逃避行が始まる。
母親は「やってもいないのに、どうして私たちがこんな目に遭わないといけないの!」「逃げるなんていやよ!」と言っていたが、父親の説得と現実的に追い込まれていることもあり逃げることに。
住まいを変え、名前を変え学校にも行く絆星だが、何を思っていたのだろうか。
父親が「このまま、見つかるたびに逃げ続けるのか」などと言っていることから
事件が13歳、14歳になった誕生日を 映画終盤に住んでいた家で迎えたということは
11ヶ月以下の期間にすでに何回も引っ越していることになる。

◆新しい学校
あいさつ当番の委員長的男子。めっちゃわざとらしいいいキャラだなwww
前を通り過ぎたモモコ は無視するのに、その後に来たヨシアキ君(絆星)にはしっかりと名指しで挨拶をしている。
なお、そこに至るまで……絆星は、収集所に集まったゴミ袋を蹴りまくり蹴散らしている。
パーカーをかぶって、ポケットに手を突っ込んで荒々しくガンガン蹴りまくる。
うわあぁぁぁあああああ!!!
格好いいよーー!!! めちゃ青春じゃん!!!好きじゃーー格好いいよーー!!と思う自分。血がたぎる。
あれは、17歳以下に許された(許されない)神聖なアホ迷惑行為だよな。18歳以上はやっちゃだめなやつ。途端に寒くなる。
なお、現実に出会ったら映画の中でもいた出会いがしらのおっちゃんみたいになる。絶対。

◆いじめ
そんなカッケェ荒々しさを見せながら登校したら、モモコががっつり
いじめに遭っているのを目撃。
よくある展開なら「おいやめろよ!」みたいなことになりそうだが当然ならない!!!!!!!!!
おい、よしあき(絆星)さんを誰だと思ってんだよ、なんせ一人殺してんだぜ!という気持ちにもなる。
とにかく興味がない。どうでもいい。そんな感情がよく分かる表情、演出だった。

◆中学校とモモコ
逃避行で一気に遠い場所の遠いところに引っ越したのかと思ってたので(海の町っぽい印象を受けた)
皆がふつうに共通語をしゃべっているのに違和感を覚えていたんだが
意外と近いところに引っ越してたっぽいのが分かって驚いた。

ちょっとロリっぽい服を来ているモモコ。
中学校は徒歩通学が多く公立のようだったから、たぶん小学校から一緒の子もたくさんいたと思う。
その中でどうしていじめられることになったのか気になる。
演劇部の顧問と付き合っていたというのがクラスメイトから暴露されていたがその程度でいじめの対象になるんかな。
まぁいじめなんて、何がきっかけなのかなどほとんど意味を成さない議論なんだろうけども。

モモコのキャラクターはなんというか、今までリアルな人間が描かれてきた中で突然現れた創作のキャラクターっぽくて違和感を覚えてしまった。
ほとんど感情を外に出さないとか、14歳の割には心が強いとか、そのバックグラウンドを知らない限りは理解してあげられない。
世間と自分の過ちと信じるものと苦しみに雁字搦めになってもがいている登場人物の中で現れた、まるで答えを知っているような人物……。
そのモモコを考察すると以下だ。

ここからは予想でしかないが……モモコが演劇部の先生にセクハラをされていて、無理矢理キスされたとかは本当のことだったんじゃないか。
演劇部の先生は生徒からの信頼も厚く、逆に深い友達もいなかったモモコは本当の事を言っても信じてもらえないし、言えば言うほど孤立していく。
じゃあ何も言わなければ自分が傷つくこともないと否定もしなくなった結果、顧問の言い分は明確になっていく。
「無理矢理キスしたんじゃなくて付き合ってました。それどころか生徒に迫られたのは俺のほうです」くらいは言ってそうだ。モモコはもう疲れて否定もしない。
とはいえ学校も放置はできないので、先生は異動。そして残ったモモコにはねもはもない噂だけがついてまわる。

そんであのような子になりました、という。勝手な妄想で補完。

◆割り箸ボウガンを自作
このシーンすごいなと思った。
無かったことにされた自分の罪を確認するかのように、一心不乱に作成する。

◆そこに乱入するモモコ!
淡々とボウガン作りをアドバイス
すげーな、よくそんなアドバイスをよく知らん同級生にできるな。と思ったけど「ちょっと待て自分」と気づいた。
観客はそりゃ絆星の悪行を知っているからそう思うかもしれないが
モモコからしたら、ヨシアキ(絆星)くんはただ転入してきた男子生徒で、ちょっとワルいそいつの後をつけたらしょぼボウガン作ってた、というだけだ。
自分を知らないからこそ、相手に本音を漏らせるというモモコの気持ちも分かる。

◆よしあきくん
絆星の孤独と自分の孤独を重ねるようなモモコ。
もっと淡々としている子かと思ったら意外と絆星の後を付けたりとよくわからない。
あれはなんだ?恋なのか?逃げる者同士の嗅覚てきなもんなのか?
絆星の隠れ家で一緒にたばこを吸うシーンはなんかホッとしたな。
(あー絆星にも他人と居場所を共有するだけの心の場所はあったんだ)という安堵。
二人はなんとなく学校以外では一所にいるようになるけど……うーん感情がよくわからん。
あんな隠れ家に二人っきりでいたら、なんていうか……こう……フフ……下品なんですが……(略)ってならないですかね。
仮にも絆星は14歳なわけで……おそらく大人顔負けの「わるいこと」を他の子よりも見たりきいたりやったりしたかったのを考えると、そっち方向に熱がいかなかったのかも気になる。
(べつにそういうのを見せろいうわけではない)
彼らが性に対して意識が行かなかったと考えると途端に可愛く見えてくるのは自分だけだろうか。

◆ボクシング少女!!
いつものように赤いゴミ袋を蹴り上げ登校する絆星。
「なにしてるの」と声をかけてきたのは、めがね少女!
「なんだよ文句あんのかテメー」くらいの威圧で寄った絆星に対して、メガネ少女が腹?に一発拳をたたき込んだ!
なお早すぎて拳は見えていない!
腹を押さえて崩れ落ちる絆星。
そこまで絆星よりの目線だったはずの自分が「ざまぁー」と思ってしまったのにハッとした。

◆中学校「いじめの話し合い」
このシーンめっちゃ良かった!!!
なんていうか、ガチで話し合ってる感あってむずがゆさもありつつ、言っていることは意外と深くて聞き入ってしまった。
名前が出てきていない?ショートカットの女の子の意見や口調が好きだった。

そんな風に自分がホワホワしながら見てたら、突然「君はどう思うの、市川絆星くん!」と言う委員長男子!
どよめくクラス。「君は分かるよね、だってクラスメイトを殺してるもんね!」みたいなことを言いながらアキヨシが絆星だと暴露。
収集つかなくなるクラス。
絆星は無表情だ。見ている自分は(やめたれやめたれ)と思うわけだが、これも人によっては(いいぞやったれ)と思うのだろうか。
それが間違いなわけではないが、自分はどうしても絆星の心の底に寄り添いそうになる。

結局わーわーなってるクラスの中「市川絆星がいますって拡散するぞ!このボタン押したら拡散されるんだからな!」みたいなマウントを取る委員長男子。
うぇへへへwwww突然の小物感すげぇなwwww
でもなんかリアルなんだよなぁ。クラスのカーストトップで、自分への支持が嬉しい委員長男子。
「さすが!」ともてはやすクラスメイト。
なんでここで引いてる子一人もいないんだろう、と思ったけど、声に出さなくてもそりゃ殺人事件の犯人が同じクラスに転入してきたと思ったら衝撃だよな。
声がでかいやつらは否定的な人が多いだけで。
「ホーらボタン押しちゃうぞ~」とにやにやする委員長男子、煽る周囲。
そこで「やめなよ!」と叫ぶモモコ。モモコかっこいい!!
しかし委員長は「なんでだよ、こいつは人殺しなんだぞ!」とか説明する。
いや、これガチでモモコがいじめられてる対象なら、委員長男子も一瞥くれて「はぁ?」って言い捨てて無視しとけばいいんですよ(いじめの思考)
モモコにちゃんと対応している時点で、モモコはいじめられていなかったのではないかとすら思ってしまうのは歪んどるのでしょうか……。
で結局「付き合ってるんだ!」みたいなことも言われ、委員長男子のスマホを奪おうとするモモコともみ合いが始まる。
しかし押され転倒するモモコ。
それまで無表情で耐えていた絆星が立ち上がって、片手でいすを振り上げた。。
悲鳴があがるクラス、恐怖で動けない委員長男子。
優位にたったと思ってえらそうにしとったけども、結局暴力にはおびえるしかない委員長男子の浅さと子どもらしさがでる。
結果的に、このごたごたの中で絆星の情報は拡散されてしまう。

◆ 父ちゃん
家がばれたことで、遺族がやってきて訴状を渡される。遺族は、憎しみと苦しみでいっぱいいっぱい。
一方で、受け取る絆星の父親ももうボロボロだ。
こんなことになるたび学校が変わる絆星も絶対しんどいが、自分は父親の精神的苦痛を思うと滅茶苦茶しんどくなる。
比較的まともな精神をしていた父親が、逃げながら職を変え家族を養うことへのプレッシャーに耐えられなかったのは想像もつく。
結局妻と口論し、平手打ちをしてしまった父親は深夜に出て行ってしまう。
(このシーン、映画館のスクリーンが小さかったこともあり何が起こったのかちゃんと理解するのに時間がかかった)
これでより濃厚な絆で繋がった母子は、一層孤立していくことになるわけだ。

◆モモコとのひととき
あいかわらずいじめられているモモコは、牛乳を頭から掛けられてダッシュで逃げる。
逃げた先は絆星の家。学校に行っていない絆星はモモコに何かあったことを察して家へ入れる。
そんでお風呂を借りたモモコが借りた服は、ぶかぶかの絆星のヤンキージャージ!!
うおおおぉぉぉ彼ジャージじゃん!と思ったけど、これはかなり意外だった。
互いに依存するような濃厚な母子関係だが、そこに女子が入れるんや、と。
しかも息子の服を貸す程度の認識を持っている母親。めっちゃ意外。
女の子だから母親の簡単な服かなんかきせるのかと思ったけど。

そこから急速に近くなるモモコと絆星、そして母親の距離。母親めっちゃ嬉しそう。
3人でパイを焼く姿がとてもかわいい。
生地作りに中途半端に参加したせいで手を粉まみれにさせて行き場なさそうに手を開閉させる絆星。
絆星のへたくそさに「貸して」と言って参加するモモコ。
それを受け取ってこねこねする母親。
母親の笑顔を見てハッとする。この笑顔、冒頭で洗濯物を畳んだ絆星に見せた以来じゃないか……。
せつねぇ、たったこれだけのことが、この母親にとってどれだけの救いなんだろうか。
しかし一方で(いや、逃げてんじゃないよ! 遺族はそれどころじゃないよ!)という気持ちもある。

◆モモコの独白とキス
「みんな死んじゃえばいいのにって思ってた」
という告白があったわけだが、そこに至るまでの過去が前述した通りあまり分かっていないので
相変わらず自分の脳内で補完するといい感じに。
キスはモモコからやった割にはかわいい。
それを全く動じずに受ける絆星。かっけぇよ!!!!
ドゥフフ、拙者こういう接吻は不得手であるからして」みたいなのを言ってしまわないのがすげーよ!!!
経験ありなのかなどうなんかな!!前述してるけど謎さが増したわい!
硬派すぎてかっけぇ!!絆星さんシビあこ!!

◆母親の嘘
 樹を殺したときの帰宅時間は夜七時だった。
 しかし、弁護士に対して母親は六時に帰ってきたと嘘を吐く。そのことをずっと気にしていた絆星は「母さんも俺がやったと思ってるんだろ」と聞く。
 「絆星はやってない」(うろ覚え)と答える母親だが、たしかに絆星の言う通り「やってない」と信じているなら嘘を吐く必要などなかったはずだ。
 それでも嘘を吐いたのは、本当は絆星がやったということを分かっていたからだ。
 ただの愛情などではなく、その現実から目を背けていたことが露呈する。
 母親に愛されていることを感じながら、それでも信じられていないと思っていた絆星の気持ちはいかばかりだろう。

◆逃避行
モモコに「謝らないと」と言われ、自分を見つめ直して遺族に謝罪することを決心する絆星。
二人で早朝に町を出る。頭を寄せ合い電車で寝て「手、繋いでほしいんだけど」と言う絆星の露出した不安が孤独感をあおる。
この手つなぎねだりは見てて安堵する部分と、逆に今まで強さを誇示してた絆星の糸が切れて不安定に(よく言えばまともに)なったのを感じた。
なんか、この時の二人がすごくきらきらしてんだよな。
未来を感じるというか、ウマく行けば許されてふつうに生きられるんじゃないかという期待が二人からあふれ出ている。

◆起きたら絆星がいない!!
母親パニック!絆星の名を叫びながら探し回る!めちゃダッシュ
母ちゃん若々しくてかっこいい!

◆謝罪
遺族宅に到着するが、そこには様々な落書きがされている。
ポストからはみ出るほど詰められたチラシ(嫌がらせも入ってるだろう)。
それまで加害者の生活が一変したという目線で見ていた観客は久々に被害者のことを思い出す。
加害者が逃げている間、被害者遺族は謂われのない中傷やいやがらせなどにも耐えていた。
さっきまで、少年たちと一所に微かな未来を夢見ていた自分に襲い来る不安がすごい。

◆対面
朝早く、ピンポンすると父親が出てくる。
始めぽかんとした様子なのに、胸ぐらをつかんで第一声「帰れよ!」から始まるのが辛かった。
その顔を前に言いたかったことは、判決が出る前に紙に書いていたことがすべてのはずだ。
それを本人の耳に入れる機会も与えられず、認められず罪を償うこともなく逃げ回られてどれだけ苦しかっただろう。
あれほど憎いと思っていた顔を前にしたのに溢れてくるのは、どんな面下げて自宅の前に立ってやがんだという気持ちに違いない。
「謝りに来ました」
この言葉で涙と笑いが出てくる被害者父。そりゃそうだ……。もう自分の気持ちはどっちに向いてんのか分からなくなる。
その後家に上げられ、位牌を前に線香を上げる絆星。
14歳なのにちゃんとお線香しててすごい……(バカの感想)。家ではいい子だったわけだから、もしかしたら何かしらの機会で作法を知った可能性もあるよな。
手を合わせる絆星に向かって、被害者母が「あなたは何を謝りたいの?」と聞く。
 これ、真理ですよ。
 それまで加害者よりで見ていた自分もハッとする。
 だって、いつの間にか自分は絆星が許されることを望んでしまっていたからだ。モモコと束の間の幸せと思えるような姿を見せた少年に思いを重ねないわけはなかった。
 そんな自分に向けられた「あなたは何に謝っているの?」という言葉。
 そうだ、絆星は一度も樹に対して謝罪の気持ちを吐露したことはない。謝るのは樹や遺族のためではなく、自分のためだということが浸食するように心を覆っていく。

◆怒り
 自分の謝罪の気持ちを断られた絆星は苛立ち、モモコを振り返ることもなく歩き出す。
 もうこの態度が、すでに「謝罪は自分のためであった」ことを物語っている。
「俺は反省してるのに! わざわざ謝りに来てやったのに!」とでも言いだしそうだ。
 怒りが溢れ、樹の死亡現場にされている献花などを蹴散らす。
 そうして、たまたまボウガンで遊んでいた不良たち(半ぐれ)を見つけて殴りかかる。
 半殺しレベルでボコボコにするのを「やめて!死んじゃうよ!」と止めるモモコだが、完全に頭に血が上っている絆星は聞き入れない。

 さてここで自分は空気を読まず、知らない不良に対して絆星がそこまで激昂する理由を考えてみた(複合型の怒りかな?)
 ・自分の謝罪が受け入れられなかった単なる苛立ち
 ・ボウガンっていうアイテムを見たから→自分の人生を狂わせるきっかけになったアイテム
 ・過去の自分たちを見ているようでむかついた。
 という感じなのかなぁ。もっと深い感情を読み取れるようになりたい。

 そしてこういう喧嘩シーン全てで感じたのが、仲間があまりにも薄情であるということ。
 ボス格がボコボコにされてても、止めることもない。
 演出というのもあるとは思うけど、それが表現するのは「チームとしての不良」ではなく「ただの個々があつまった集団」という感じ。
 仲間を大事に思うという感情も見当たらない。うーん。人間関係の薄さというか、そういうのがあるんかな。

◆トドメ
 倒れた仲間を起き上がらせ、逃げようとするその背中にボウガンを向ける絆星。
 そこにモモコが割って入る。発射されたボウガンの矢は――!!
 ……っていう、どえらい冷や冷やしたシーンだった。
 このひやひや感、覚えがあると思ったら、はじめに樹へボウガンを向けたシーンで感じた恐怖と一緒だ。
 たった一人の少年が引き金を引いただけで、人の命が失われる。比率く瞬間をまた目の当たりにするのはとても恐ろしかった。

◆探し回る母親
 朝起きてから、夕方になるまで走り回って探し続ける。
 めっちゃアスリート!走り方もガチでかっこいい!
 そのガチさがガチすぎて、逆に母親のパニックが見えて良かった。

◆モモコを置いて逃げ出した絆星、走る母親
 ダッシュで河川敷を駆けていく。
 手に持ったボウガンを振り回し、乾燥した地面に転倒しても立ち止まらず駆け続ける。
 行き場の無い不安や怒りがそこに詰まっている。
 自分に対する怒り、遺族に対する怒り、死んだ樹に対する怒り、自分を裏切った元クラスメイトへの怒り、学校への怒り、現クラスメイトへの怒り、世間への怒り、親への怒り。
 そして自分が思ったのは「謝らないと」と謝罪を進めたモモコへの怒り。
 あんな言葉に乗らずに放っておけば良かったとでも思っていそうな身勝手な荒々しさ。
 せっかく新たな道筋が見えそうだったのに、すべてがぶち壊し。
 全てがむかつく、そんな感情が見えた気がした。

◆襲撃
 ネットで執拗に絆星一家を追っていた配信者が絆星の母親を襲撃。なお逮捕。
 夜に帰ってきた絆星は、家の敷地の中でぐったりと倒れる母親に駆け寄り抱きしめる。
 虐められ傷ついた幼少期の絆星を守った母親のように、今度は母親のことを心配する絆星。
 それは互いしか守る、守られる存在が無いという、より一層暗く底の無い沼だ。
 襲撃にあったことは一気にネットやマスコミに広まり、SNSなどでは襲撃した配信者を「よくやった」と褒めたたえる。
 二人の孤独はより深くなる。

◆終わり
 頭にガーゼを着け、痛々しいネットを被った母親とお茶をしにきている絆星。
 かなり爽やかな雰囲気にかわり、遠くの席にいた赤ちゃんに笑顔で手を振っている。
 頭が膨れて死ぬ夢を見たというのを楽しそうに語る絆星は、少し大人っぽくなった風貌とは違いあまりにも子供らしい。
 今までの騒動が嘘だったかのように穏やかな時間が流れている。
 やたらと「胸糞」と評価される終わりのようだが、本当にそうだろうか?(そうなのかもしれないけど)
 母親が襲撃され重傷を負ったことで私刑は完遂され、加害者だった家族は「世間の被害者」にもなった。
 結果的に世間の留飲が一気に下がったのではないだろうか。
 でないと、あそこまで穏やかに笑い合える状態までいけるはずがないと思う。
 ただ、彼らがすっきりきっぱりと過去を忘れているはずもなく、意識をしながらもそこを見ないように必死で生きていくんだろう。
 そして、住所が割れている限りは絶対に訴訟がある。逃げられるわけもない。

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★★★★☆ ほし、よっちゅ!

総評:「ぜんぜん許されてない」

本当に見て良かった。カメラワークとかも好きだった。
風景をきっちり撮っているからこそ理解できる心情というか、無駄に語らせないから情景や俳優の目や演技がしっかりしているんだろうなぁ。
何が正解かなど分からないとは言わない。もう正解は分かっている。
「ちゃんと罪を償わせてやれば良かったのに」という気持ちでいっぱい。
大人の勝手な思惑で、加害者も被害者もすべてが苦しむことになってしまったという大人のクズ作品だ。

SNSでは最終的に「胸糞」と思っている人が多い。
逆張りでもなんでもなく、自分は最後のシーンに爽やかさと前向きさを感じた。
それでもついて回る黒い影に、彼らが一生怯えながら生きないといけないことを考えると胸糞でもなんでもなくないか??

…とか書いてたら、自分はやたらと加害者側の肩を持っているのではないかと自問しはじめた。
くそ、やっぱり答えが出ねぇわ!!!

見てよかったですほんとに。

【趣味】音楽……運命の出会いと思ってん!

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全然書かないまま1カ月が過ぎてしまいました。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

この自粛を求められる現状ですが、自分は基本リモートワークで週に何度か出勤を求められるという感じです。

とはいってもやはりSTAY HOMEが基本になります。

そうやって対応できる、させられる人はまだマシなんですよ。

 

物流やインフラ、飲食関連販売店舗、医療の方には本当に頭が下がる。

皆さんありがとございます。

自分にできることはできるだけ接触を避けて

真摯にそしておそらく不安を抱えながら仕事をされているそういった方に迷惑をかけないようにすることだけです。

さー自己軟禁してくぜー!

 

 

 

ということで、自己軟禁中にYouTube見ている。

皆様もそうだろうけど、無料で見てたら動画の前後などにCM挟まるの邪魔じゃないすか。

とはいえ会員になるとかもなく、当然CMは流れるし当然邪魔な存在と思って見ていた。

車――保険――英会話――毎度流れるそれをハイハイと思いながら飛ばしていた。

そんな時、突然CMで流れた曲にまず「耳が」釘付けになった。

 

youtu.be

 

アーティスト名:緑黄色社会

 

前奏もなく歌声がいきなりドンッと耳にぶちこまれた感。

別窓でやってた作業の手が思わず止まる。

歌詞の「べらんめぇ」の語感の良さ、その後もキャッチーなメロディーが続く。

で、結局見ちゃった。CMなのにフル?かほぼフル状態で流れてたMVにじっと見入ってしまった。

この曲のスピード感、展開もアニメっぽい雰囲気があって、何かのアニメの曲なんかな?と思って調べたけどこれはそうじゃなかった。

ただ、他の曲はアニメのエンディングだったりドラマの曲だったりしているようだ。

 

 

で、これを見たのがたぶん10日くらいまえ。

慌ててレコチョクのお気に入りアーティストに入れて、アルバム発売を今かと待ってて先日購入しました。

PCでダウンロードしてスマホに転送するんだが、なんか間違えてフォルダ名を「緑黄色生活」にしてる…なんでや…完全に「野菜生活」と混同しとるがな…

 

で、そんなトラブルもありながら(戒めのために修正してないんだけど)聴いてたんですが……

(説明のために形容するけど)方向性は明るい前向きな感じで「いきものがかり」とか系統のかんじ。

でもボーカルの女性の声はそれだけにとどまらない。

可愛らしい前向きさを感じる歌や、曲調もあれば、攻めるような熱さもある。

同じ方が歌ってるんだよな?と確認したくなるようなワイルドさ。

これはすごいっす。本当すごいっす!

 

 

テレビを見なくなって10年くらい経つけど、ここのところ定食屋や飲み屋などでしか新しいアーティストに出会うこともなくて

それがまさかYouTubeで新しい好みのアーティストに出会えるとは思わなかった。

これぞまさに自宅軟禁の功名!

 

めっちゃ好きなバンドに出会えた。幸せどす(笑)。