一ヶ月くらいまえに、映画「万引き家族」を見て女優樹木希林のパワーに驚いたところだ。
そこで自分は評価の言葉によく挙げられる「樹木希林の怪演が光った」といった言葉に違和感を覚え、そのこともストレートに書いてきた。
しかし改めて考えたら、それは本物の怪演だったのだろう。
がんと戦い続け、演じ続けた樹木希林の役者魂、念のようなものを今更ながら感じずにはいられない。
最期まで、弱い役などにシフトしていくこともなくパワーある役者だった。日本も、世界にとっても惜しい人を亡くしたと思う。
自分は訃報などにはあまりコメントしないのが基本なんだが言わずにはおれん。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。