下衆なマニヤの有神論

小説を書き続け(途中絶筆したが)十云年、自分の力が如何程のものか試したい。

【日々のこと】自分語り

自分語りすまん。
まぁ自分のブログだからいいか。


自分は仕事で相手に合わせて対応を変えている。
部下でも上司でもフランクな方がいい人にはフランクに。真面目には真面目に。それは相手とスムーズにやり取りをする手段でもある。
ただ、このフランクってのは自分の精神を削っている自覚すらある努力の結果だった。
元来ボケ側で弄られることは慣れていても突っ込むことはしんどかった。
でも相手が求めるのが分かるから必死にツッコミどころを探して突っ込んでたら、相手は嬉しそうだった。
一方で上司にそれを繰り返すのは危ういわけで、それも精神を疲弊させる原因だった。しかし相手はそんなこと気づかない。きっと「とらの尾」の性根だと思われている。
そんななかで必死に業務に当たっていた。
上司が異動になったとき、解放されたと思ってすごくほっとした。

それから数年。
本日、元上司の部署に引き抜きにあった。大抜擢で昇進だがそもそも過酷なポストで人が続かない所だ。
現在の部署でやりたいこともまだたくさんある。

だが元上司は自分を望んだ。
たった数ヶ月一緒に仕事をしただけで、自分が必死のおべんちゃらを使っていたことにも気づかず、きっと「とらの尾」も楽しく仕事ができると信じているだろう。


自分で自分を追い込んだ…最悪じゃ…

【趣味】映画「メイドインアビス」観賞

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興味はあったけどやっている劇場がなかなか無く機会に恵まれなかったのですが漸く見に行けました。

<観賞条件>
◆原作未読
◆アニメ未視聴
◆数年前?にキャラのラフ画みたいなの見た
◆「規制で乳首を書けない→男か女が分からなければ書いてもいいのでは」「子供なら乳首描いてもいい」
という究極の抜け道を発言してた気がする
◆うさ耳が生えているかわいいキャラがいる
「んなー」と鳴くけど男でも女でもない。おなかとか香ばしいにおいがする(?だったような)
◆かわいい絵柄にあわぬグロ展開があるのは知っている


以上!!!!


かわいい絵柄にあわぬグロ展開はまぁ、慣れたもんですわ。
つーことで機会を作って行ってきました!!
さぁどうなるでしょう!!



以下ネタバレあり感想です。
みながら思ったことを時系列で書いていいきます

なお、観賞していたのは圧倒的に女性が多かった!!!
しかもちょっとこ綺麗な感じの人も多かった。めっちゃびっくりした。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

◆ボクっこ出てきた
なんかわからんけどボクっこ出てきた。
これが主人公か。やたらゆるふわ系っぽいな。
でも少年とやたら思わせぶりなやりとり(キャラが、ではなくてストーリー上)してるから
このボクっこは女の子ではないと判断。
男の娘とお見受けした!さぁ見せてもらおう君の冒険を!!!

◆って主人公おまえちゃうんかーい!
いきなり終わったやんけ!なんや!
おまえは誰なんや!!

◆本編はじまた
パズーなみの体幹で、岩に張り付いた木の根っこみたいなんをするする降りてくるキャラたち。
なにかをしゃべっているがまったく何を言っているのかわからない。
聞こえないのではない。理解できていない。
とりあえず、うさ耳は「ナナチ」鉄の首輪ついた少年みたいな子は「デグ」女の子は「リコ」ということが判明。
よっしゃ、ここから回想になって、いろいろ説明になるんやな!と期待。

◆ナナチ一人称「おれ」なんや
 あんなにカワイイのに「おれ」。かわいい。おれカワです。

◆なんか花畑でもめる
花畑で、サイバーパンク的な人ともめる。
ここでデグ君がロボットなのではないか疑惑が浮上(どや)!
でもナナチもなんか空気読みみたいなの使えてるからあやしい!


◆何を目的にしているか、旅の目的がわからない
調査団が虫に寄生されているのを見て「助ける」と脳内で豪語するデグくん。
今までの少年マンガで何度も見てきたようなシーンだ・・・で結局、助けるんやろ?
助けんのかーーい!!!あきらめるんかーい!!!
「僕が守るべきものを見失うな!」と脳内で考えながら撤退!
逆にこれはかっこいいよ!すごく格好いい選択で、リアルだと思いました!

で、この映画を観る前に公式サイトであらすじをみたが、そこには「母親の後を追ってどうの」という感じのことが書かれていた。
ここから、その説明になるってかなり厳しいんじゃないかということを感じ始める。

◆オープニング??
このへんでオープニングだったかな?
このアビス?の階層の説明みたいなのが映ってるんだが
「文字は世界感に合わせて造語みたいなあのあるのに、数字はアラビア数字(123・・・)なんや」とすげー気になった

◆さらに下の層に向かう!
なんか「アビス」がどうとかいろいろ言うてる・・・なんなんやろアビス・・・
水が捌けたら道ができる!みたいなところをせっせとわたっていくキャラたち。かわいい。
水に潜って魚(?)を捕るデグくん。錆ないのか?
このタイミングで「ん?デグじゃなくてレグくん?」と気づく自分。
デグくん改めレグくんと魚をおいしそうに食べるリコちゃんかわいい。
それをうわぁ~という顔で見ているナナチがめっちゃかわいい。
食べてみたら旨いと気づき、それを○○(失念)にも食べさせてやりたいんだと言うナナチ。
その思いやりに感動し、抱きついて泣くレグくん。
自分「うむ・・・」
完全にわからない。この時点でこの作品が「続編」であることを完全に察知する。
続編でなければ、説明もなしにこんな大事そうなことサラリと流さないもんなぁ。
 自分あぁやってもうたなぁと乾いた嗤いが漏れる。

◆さらに下の層へ!
なんか敵がおるくさい緊張感出てくる。
でも結構堂々とそこに潜入していくキャラ。大丈夫なんか。
そいだらやたらかわいいプルシュカちゃん出てくる。名前ロシアっぽい。髪の色とか全体の色味がめっちゃかわいい!!!
はじめ、ただのトラブルメーカータイプが出てきたと思って面倒くさい視線を送ってしまった自分。
でも、プルシュカちゃんはガチで可愛かった。声もキャラ造形もかわいい。

◆ぱぱぁ~!
 プルシュカちゃんが「パパ」と発するたびに不穏な空気を醸す主人公グループ。
 なんや。ぱぱがなんなんや。と思っていたら…

◆ そいだらやたらイケボのボス出てきました!
ぼんどるど!」
 な、なんだボンドルド!そういえば初めの方でサイバーパンク野郎のときにもそんな名前言ってたような違うような、ちょいちょい出るなこの名前!
 明らかに空気が切羽詰まった雰囲気に変わる。
 ボンドルドはめっちゃ敬語ikeboの紳士的な感じで、うわー自分こういう敵めっちゃ好きじゃーと思ってテンションあがった。
でもナナチがあきらかにどえらいトラウマ抱えている。どうしたナナチ。なんだ。どういう関係なんだ。

◆プルシュカのぱぱ
 その鉄仮面ボンドルドに向かって「ぱぱ~っ」と駆け寄るプルシュカちゃん。
 抱き上げて「はい、プルシュカ」とか言っているボンドルド。めっちゃかわいい親子です。
 敵に子供がいるって珍しいパターンですよね。愛情を知っているわけだから。
 セックスして子供ができたわけではない気がするけど。これ。
 んでプルシュカに「彼らを部屋へ案内してください」と促す。大喜びで案内していくプルシュカ。
 普通にその後をついていく主人公たち。
 ・・・ん?普通についてくの?明らかな敵の施しなのに、そこに普通に行くの?

◆んで休む
 みんな普通にご飯食べて普通に寝ている・・・
 せめて一人だけは起きておくとかすればいいのに・・・起きていられない理由つけて寝かせることはできんかったんか・・・
 これから問題が起こる感めちゃくちゃ出しまくっとるな(という創作脳で見ている)

◆ ※ここいらへんから時系列をよく覚えてない
 ナナチが部屋を抜け出てボンドルドのところにいる(行った?)
 そこで頭をなでなでされたりしながら、なんか色々言われている。
 昔ここにいたっぽい感じの話。で、その研究結果のレアな個体だからここに残ってくださいみたいなん言われる。
 目の前には何かの赤い電灯みたいなのが点灯してたり消えたりしてるけど、それまでに「〇(失念)〇の<電灯?>が消えました。<失念>したのですね。素晴らしい!」みたいなのをボンドルドに一回言われていたので
 たぶんこの電灯が人の命的なものなんだろう。これだな!これ!と思いつつ背景も一所懸命見る自分。
 ナナチはボンドルドの研究の結果であり、研究の助手でもあり、という関係性なんかな?
 「わかったよ…戻る。でも、あいつらには手を出さないでくれ!」
 みたいなのを言ったら「おや…残念ですね」からの場面転換。敬語イケボの敵いいなぁ!

◆場面かわってリコちゃん
 起きたら独りぼっちで寝てた。二人がいないことに不安になり探すがいない。
 行ったらだめと言われていたところに足を踏み入れると、なんかボロボロになっていく。
 自分はトラブルメーカーが嫌いなので、自らそういうところに足を踏み込んでいくキャラはどうなんと思うんだが、話も進まないもんな。まぁいい。
 いやーしかし本当に行ったらあかんとこなんかい!!!すげーな!!!
 そこを助けてくれたのはプルシュカ。あ、なんか裏切りそうと思ってたけどこれは本当にいい子なんでは……

◆場面変わってレグくん
 拷問イスみたいなのに括り付けられている。
 手足の拘束はわかる。
 しかし、アイマスクで視界を遮り頭になんかつけて思考を奪ってるくさい感じと、股間にホース付けて排尿はどうなの、それはえっちすぎませんか。好物ですけど。
 特にアイマスクとよだれはえっちすぎます。好物ですけど。

◆えっちだなぁ(';')
 と思って見てたらいきなり腕切り取られた。
 あ、この子本当に全体的に機械なんだと確認(今更)
 中から赤い液体出てるけどあれなんだろうと思ってたら、ショックで排尿された奴を研究者が見ながら「排尿あり、なにが出てるか不明」みたいなん言ってて
 そうそれ!それ知りたいねん!と思った。機械から垂れ流れる液体がなんだか知りたくなるタイプ
 おへそにホースを突き刺されて中をぐちゅぐちゅする。あーえっち。
 微妙に(露骨に)セックスをイメージさせる描写あるな。えっち。

◆窮地を救うのは…!
 ナナチがどーん!て入ってくる!ぴょんぴょん研究者に飛び乗って攻撃し、レグを救出。腕そのまま置いてきてもた。
 一緒に入ってきていたプルシュカは「何してるの!パパに言いつけてやるんだから!」みたいなのを言うけど
 「まさかパパが指示したの・・・?」となんとなくパパの悪行に気付き始める。

◆脱走
 にっげろー!

<このへんから戦闘シーン多くて何がどれやら曖昧>

◆戦闘
 迫力あってすごかった。
 何がどういう動きをしているのか理解できないところはあったにせよ、パワーと勢いで十分乗り切れる。すごい!

◆レグくんの充電が切れそう
 あ、レグくんはガチでロボットなんか(笑)

◆ボンドルドVS子供たち
 何度か起こったこの戦い。基本的にはレグくんが特攻、リコちゃんとナナチはサポート的な感じで上手く戦いが進んでいて
 めっちゃ手に汗握った。
 巨石を上にどーん!した時にレグくんが泣いていたのは最高だった。人(?)を殺すことを苦悩するのが素晴らしい。
 そしてナナチが「レグごめんな、嫌な役させちまって」みたいなのを言うのがすごい。
 子供のセリフじゃない。

◆ナナチの苦悩
 トランクみたいなのを見ながら「ここでよぉ、肉を削いで限界まで小さくするんだ。骨と皮のかわりにトランクに入れて、カートリッジを作る。さっきまで、俺の事かわいいかわいいって言ってくれてた奴らを、おれはここで」みたいなの言って泣くのを見ながら涙がにじむ。
 よくわからんけど、なるほど…!その感情はきちんと伝わっているよナナチ・・・!
 そしてこのトランクの中身は人間なんだな…でも何に使うもんなんか不明だな・・・

◆レグくん過充電でテンション上がりまくり
 この描写最高だった!「目も口も黒くなって」みたいな描写めっちゃ好きなんだが
 特に全体の色味がほとんどなくなってグレー状態に描写されている姿はさらに好きだった。
 動きも早すぎるから身体のパーツがまともに描かれることは少ない。それがまた、通常時との違いになっていてよかった。
 ひとつ気になるのは、充電がなんの邪魔も苦労もなくあっさりと終えられてしまったことくらいかなぁ。
 どちらかというと充電できることはそんなに問題ではなくて、その先の展開の方が大事だったからそこは端折ったという感じなんだろう。
 まぁ問題はない程度に気付いた感じです

◆ボンドルドがパワーアップしてる
 これは以下の展開(仕様?)で間違いないんだろうか
 パワーアップしたら大変だからパワーアップする前にぶっ倒そうぜ!→倒した!でもなんか違うやつが引き継いでボンドルった!→パワーアップして最終形態で出てきた!
 っていう。
 んで、パワーアップするには人間をもとに作られたカートリッジっていうのが必要だと。

◆プルシュカ
 危険が迫ったところでフェードアウト。
 その身が無事なのかどうかを問われて「プルシュカは無事ですよ」みたいなんを言うパパ。安心する自分。
 結果的に……無事じゃなかったやんけ――――(笑)!!!
 そうか、ボンドルドから見ての「無事」って一般が思う「無事」とは感覚違うんか(笑)。
 ということで、変わり果てた姿で再会。
 正直、自分はあまりここで泣いたり感情が揺さぶられたりは無かったなぁ。
 それはある程度予想されたことだったという印象がある。
 リコちゃんの言った「縦置き(だっけ?)が苦しいの!?」「プルシュカがこぼれちゃう!」は衝撃だった。
 あそこまでの姿を見てから、悲しく優しい音楽とともに過去のキャッキャしている姿を見せる手法はまさに「ほたるの墓」。
 しかし全体的にキャラに対するそこまでの入れ込みがないため(自分のせい)「ほう、なるほど……」という気持ちで見ている。

◆プルシュカのペット
 プルシュカを飲むな!
 まぁ、かわいい。スターウォー☆とかに最近でているくそみてーなサブキャラよりもだんぜんかわいい。

◆カートリッジ
 使い捨てでガシュンガシュン!て空を捨てるのかっこいいなぁ!

◆最期の戦い
 ちょっとよくわかんなかったけどかっこよかった。
 レグくんどんどんかっこよくなっていきますね

◆ボンドルドいい加減に殺せよ
 殺したら意味ないのかもしれんけど、あの仮面が本体?かと気づいたのにいつまでたってもそれを放置しているのが理解できぬ。
 ぶっこわせなかったんだっけ?同じ事二回くらいやってなかったか??
 龍が如くでトドメ刺さないから背後から狙撃されるのを味方が守って死ぬみたいな展開をお約束でやっとる感覚に近い(笑)

◆レグくんおったつ
 リコちゃんが「レグがおったつ、機械なのに」みたいなんを言っていて、たしかにそれは謎やな!と思った。
 排泄もなんかの汁出てるみたいやし、痛みも「偽りだ」みたいなんをボンドルドに言われてたっぽいけど
 理由なく勃起機能あるとは思えないからなんか理由があるんだろうな。

◆ナナチのにおい
 嗅いだら落ち着くしおったつ。

◆ボンドルドの声優さん
森川智之さんじゃないですか!!
ずーとぴあの!!!
東京ディズニーシーのアナウンスでおなじみの!!!
(D脳)
それしか知らんのですけど!イケボですね。
はじめ小野大輔さんだと思っていました。映画館だったのでコバラヘリーノかと思いこんでいました。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

<総評>
★★★★☆ ほしよっちゅ!
ということで、めちゃくちゃ久しぶりに日本アニメの映画みたけど良かったです。
ただ、さすがに入り込みきることはできませんでしたが(笑)。
何がいいかって、友情勝利だのなんだのそういうことじゃないというとこです。
取捨選択もするし、選択が間違ったりもするし、抜けたりもある。
さすがジャンプじゃないだけはある。と思ったのはガチの思いです。

【趣味】映画「アナと雪の女王2」鑑賞

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アナと雪の女王2 見てきた!

今気づいたけどアナと雪の女王(前作)の感想言ってないのかな?

まぁ、度々書いてるけど自分はアナ雪が好きではない。

ミュージカル「Wicked」のバージョン違いという印象が強すぎるのだ。

主役のエルサの声を初代エルファバであるイディナ・メンゼルであることからも親和性が高い。

 

んで、当時の「アナと雪の女王」感想について。

歌(レリゴー)に関しては、いいかな?と思っていたがブチ切れ開き直りのお姉ちゃんの歌なわけじゃないすか。

なんか……どうなん? あと妹はあまりにも引きこもりの姉ちゃんに(はじめ)無関心すぎね?という気持ちが湧いてしまい最後まで拭えず。

歌だけに引っ張られた話だなーと思っていた。歌にストーリーが負けてる。

 

そんで今回も「イェイイェイ見るぜ!!」というテンションにならぬまま見てきた。

結果を先に言おう。

 

 

★★★☆☆ほし、みっちゅ!

以下ネタバレありでいいたい。 

 

 

 

***********************************

◆ああーああー

 このへんの複雑な気持ちの描写は、難しいところをなんとかしっかりやり遂げましたっていう感じがした。ほめ言葉です。

 エルサの「現在の状況への不満はないが、自分の中で渦巻く何かが気になって仕方がない」感が表情でもしっかり分かった。これ、すごく難しい感情だよなぁ。

 絵でも文章でも表現しづらいところを、最終的に歌で一気に持って行って解決!っていうパワープレイ(笑)。

 いいんですよわかりやすいし。ミュージカル映画だからこそできるごり押し。

 

◆霧の描写

 すごい(語彙力)

 

◆火トカゲ

 かわいいキャラになりそこねた感ある

 

◆王様(子供時代)と奥様(子供時代)のいちゃいちゃ

 自分らはいいけど、子供たちからしたら何を見せられとんやろうってならんか(笑)

 ならんのか。謎解明の重要なことやし。

 

◆海に入るエルサ。戦うエルサ

 本当にアクティブな姉妹だよなあ。すごい。

 なお海の描写はしょっぱさを感じるくらいリアルなものだった。

 そして、エルサの戦闘シーンがめっちゃしっかり描かれていた。

 前回はどちらかというと自分の力をややセーブしながらという雰囲気があったが、今回はセーブというよりもしっかりと使いこなしている感ある。

 

◆しかし、わからん

 アーアー言ってたのは母親(の魂)なわけだよな?

 自分達が死んだ海に子供呼ぶってどんだけ畜生なんだろう。

 そう思ってもうてからは「このかーちゃんは何をさせたいんだ? 悩んだエルサを導こうとしているっていうことを表現したいのは分かる だがしかし、自分が子供の頃の姿を見せる意味があるのか? エルサを導くことが目的でなくて、謎の森に閉じこめられて時間の止まった人たちを助けてくれ的なことが目的みたいになっている」

 という思いがグルグルしてしまった。

 エルサの出生を今打ち明けるくらいなら、エルサが幼少時代に悩んで苦しんでた時に言ってやったら良かったのに。大丈夫なんやでーって。

 なんで本人が苦しんでるのに何も言わず「エルサのため」という言葉で出掛けて荒波にもまれて死んでるんだ。最後までエルサを悲しませることにしかなってない

 

◆クリストフの八〇年代風恋愛の歌でニヤニヤが止まらない

 あれめちゃくちゃ大人むけやない(笑)?子供は見ていて楽しかったのだろうか・・・

 まさに八十年代のPVってあんな感じ。

 しかし長かったー。クドいくらい長かったー。

 あれはもっと短くていい。あからさまに笑わせようというシーンなら、もっと短く端的で良かった。

 しつこくて最終的にどこでこのニヤニヤをやめるべきなのか分からんくなった。

 

◆オラフが意外とかわいい

 トラブルメーカーキャラが大嫌いな自分。

 全作のオラフにはややイライラさせられたが、今作はいい感じだと思った。結構かわいい。

 なんだろ・・・なんか、雰囲気が・・いや、声が・・・あれ?なんかチャイムが鳴って(略

 

◆オラフ死んだー!エルサもどこいったかわからーん!のアナ

 悲しみに嘆くのはわかる。

 しかし「前を向くのよアタシ!」の歌が長い。さんざん悲しみを一人ごちたあとに、歌でもごちる。

 そして前向きになる。いや・・・・・うん、なんか長いなと思ってもうた。

 

◆親の最期を見せてというエルサ

 すげー強くなったなぁ、という感じ。ほんと、この台詞を言うのはいつもだったらアナだっただろうに。

 一縷の望みをかけてそれを見ていたのは視聴者も同じだろうなぁ。残念だったけども。

 

インパクトに欠けるエルサの氷の世界

 前作の中二病全開の自分を「うぇ」と思っている姿がどえらい強かったけど、正直それ以外のシーンも歌も憶えてない。

 あのあたりクライマックスもいいところなのにぜんぜんインパクトが無い。

 結局今までのおさらいだからだろう。自分も意識して見ることもなかったのかもしれない。

 明確な悪役がおらず、自分探しの旅の終着点としてはまだパンチがあるほうだけど、やはり善VS悪の分かりやすさは他に替えがないだなぁと痛感した。

 

◆クリストフの求婚を受けるアナ

 王女様だという自覚があるのか心配。まぁ、クリストフはいいやつなので結果的にはいいんだが、彼には王政を学んでいただく必要があるな。

 

◆結果的に

 エルサは山に残り、アナは国を守ることに。

 大丈夫なんだろうかあのお気楽な女王様・・・という気持ちもあるが、まぁそれはそれ。

 それぞれが活躍できる場所におさまって良かったね!

 いいまとまりだという気持ちでいたが、なんだこの既視感・・・・・・

 

 ・・・ウッ、西の魔女・・・ウウゥッ、強すぎる魔力で結局皆と離れて暮ら・・・ううっなんだこれ・・・!

 

 共に生きることができな・・・うっ、なんだ!頭がいたい!

 

 そなたは森で、私はタタラ場で暮らそう!会いにいくよやっくるにのって」っていう言葉が一瞬浮かんだけど勘違い!

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

【総評】

・アナ、エルサは頑張っていたし成長もしていた

・満足はしているが、自分の力の謎に困惑するエルサの気持ちはものすごくすっきりとわかりやすく表現されていた

・しかしいろいろな感情を歌に乗せる表現がしつこかった

・母親はなんなんだろう

・この続編が無くても良かったと言うほどではない

 

 

という感じでおもいました。

結果的に、自分のアナ雪に対する感情はプラマイゼロです。

 

【趣味】映画「スターウォーズ ースカイウォーカーの夜明けー」観賞

見てきましたあぁ!さっそく書くぜー!

前回の「最後のジェダイ」感想はこちらです。
tora-kaibuntei.hateblo.jp

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で、ツイッターでは呟いたけど…全然本編と関係ないけど愚痴。
放映前の予告の時点で3席くらいの空席をはさんだ向こうでおじさんがずーっと持ち込んだ食べ物食べてて
スーパーの薄いビニール音ががっさがっさ立っていたのがめっちゃ気になっていた。自分が着席する定時より前におっさんがもう座っていたんだが
前を「すみません」と言って通らせてもらうその時点でもう食ってた。
それがしかもおにぎりとかの「さらにビニールをガサガサする」ものだったので音が重なる。
自分はもともと持ち込みは絶対に許したくないマンなんだが(くそ、予告の間に食い終わるだろう)と思ってあきらめてた。

んでババーン!とオープニングが始まり音が大きくなると同時に大胆になるガサガサ!
てめぇ音でごまかせてると思ってんな!と思ってたが、もう終わるだろうと思っていた。
――しかし、ずーっと終わらなかった。
ずーっと何か探って手に取って開けてずっと食べてる。ずーっと。本当にずーっと。
めっちゃきになってしまい、全然映画に集中できない。
感動するシーンでも手に汗握るシーンでもずーっとガサガサしている。
(もう無理だ、こいつがいたら自分のSWが終わる)
と判断した。でも映画中に知らないひとに声を掛けたりするのはやったこともない。しかもそれが注意だ。
でもやらんともう精神が無理だ。と意を決して席を立ち中腰で移動しておっさんの横(通路)からおっさんの肩を叩き
「すみませんがガサガサ音立てるのやめてもらえますか」
と声をかけたら、おっさんやめた。やめてくれた。分かってくれてよかった。
それまで内容がほとんど頭に入ってなかったんだが、ほっと息を吐いて画面を見たら謎の部族のダンスシーンでシュールすぎた。


そんな感じで見てきました。
以下、感想です。ネタバレ上等なのでお気をつけください。

<いろんな映画の予告>
◆007にベン・ウィショー
めちゃかわええやん!出てるの知らなかった。やっぱりくせのあるオタクっぽい感じがいいです。

◆ムーランの予告めっちゃ期待高い!
「リフレクション」が戦闘シーンでアレンジされていたのもテンション上がる。
そういえば、街でクリスマス音楽を聴きまくってたら「あれ?リフレクションってクリスマス音楽の音階(?)じゃね?」と思ってました。どうでもいいか。



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◆しょっぱなカイロレンの殺戮でスタート
ちょっと何してんだかよくわかんない感じで見てた(そもそもガサガサで集中できずテロップもきちんと読めていなかったかも)
パルパティーン「あの娘を殺せ!」カイロレン「おまえを殺す!」パルパティーン「娘を殺せ!」カイロレン「わかった(殺さないけど!お前ころす!)」っていう感情。
カイロレンは悪の王座につく自分とレイが見えたため、レイと手を取り合う世界を望んだ。そのためにはパルパティーンが邪魔だった
でもそれを理由に、殺したくないという感情がダダ漏れ。っていうかお前レイに惚れてるだけだろー!とひやかしたい気持ちになる。

◆一方そのころレイは一人で修行。
浮いたりもできるほどになっているが、なんかイライラとかだしまくるしまだぜんぜんあかん。
※後にやや理由っぽいものがわかる
出てくるレイアは過去に撮影された部分などをつなげたりして編集したらしいが、結構自然な感じだったと思う。
そりゃ言い出したら、レイと二人で立つシーンはどっちかがかならず背からのショットっていう無理のあるシーンしか無かったけど、それでもかなりのリスペクトがあったのを感じさせた。

◆結構早い段階でカイロレンのメット修復。
せっせと修理させとるのがかわいい。そしてちゃんとかぶって「気になるか?」とか部下に聞いている(んで殺す)。
おまえ相当なドMやな…と思わずにはいられない。自分でもわかってんだよな、笑われてるって。
でもやっぱりメットダサかっこいいわけですよ、自分はめっちゃ好きなんすよあの造形。
でもまた早々にかぶらなくなっちゃう。おめーこらえ性ねぇなぁとどついてやりたい。

◆カイロレンの部屋
まっ白な中に黒いベーダーマスク。ベーダーは決して悪のまま終わった訳ではないことを示唆しているし、カイロレンも「ライトサイド」の居心地が良いことを物語っているおへや。
かわいい。

◆たびたび描写されるレンVSレイ。
方やダークサイドへ、方やライトサイドへ相手を引き込もうと説得し、それがかなわないからライトセーバーを打ち合う。
打ち合うけど、殺す気はない。でも、打ち合わずにはいられない。これはもうね、セックスですよ(突然ぶっこむ)
二人だけの、二人だけにしか解りえない感情をぶつけ合い、お互いしか見てないわけ。もうこれね、感情の昂ぶりによるセックスです。ええ。
ただ思うことが一つ。ライトセーバーって、もっと「冷静さ」を以て振り回すもんだと思ってるんだが、なんかこう無茶苦茶に振り回しているばかりというか
もっと、時間をたっぷり使った「間」で読ませて欲しかった。

◆カイロレン「女は俺の部屋にいる!」
トルーパー「えっ」

◆捕らえられたポーとフィン
銃殺されようというときにポーがフィンに向かって聞く。
「さっき、レイに何を言おうとしたんだ」「今その話してる場合か!?」「なんだよ、もう終わりなんだから言っとけよ」
という感じのやりとり。この緊張の場面にぶち込むこういうキャラの性格が生きるやりとりは、自分が感じる「スターウォーズの笑い」だ。
決して「艦体の底面がアイロンに見えるように錯覚させる」だとか、緊急で逃げるべき時に「イエーイ乗ってくぅー?」などというナメた発言をさせるのが笑いではない。
そういった意味では、さすがにJJ監督はよくわかっていると思った。
ある意味、7の保守的な印象の作品作りがそのまま来たというか。いい意味で!

◆ハックス将軍!!!!
おまえか!!おまえやったんか!!!という気持ちで笑いが出た。
あんなに目立つスパイおるか(笑)??しかもあそこで「スパイは俺だ!」と叫ぶなんてアホちゃうかと。
そんで退場もあっさり。でもそのくらいの感じで良かったかな。
まさかスパイだと思ってなかったから、いろんな予想をしていた前回の自分が可愛いと思う。

◆レイの単独行動のせいで何度もピンチが起こる
分かるんだけどね、分かるんだけど!
カイロレンのフォースに引かれて一人ふらふらと砂漠に出るとか迷惑きわまりないし
待てないからと何も言わず一人で荒れた海に出て行くし
結局振り回されるのは仲間。もうそれ飽きたと思うレベルで同じことの繰り返し。

◆その結果捕まるチューバッカ
かわいそうすぎる。チューバッカいつもそんな役。

◆そしてチューバッカの乗った輸送艦に反応するレイ
「行かせない!」とフォースで止めるが、カイロレンがやってきて逆にフォースを送る。
宙でぐらぐらと揺れ、やがて爆発を起こす輸送艦
その様は、子供の親だと名乗りでた女二人に子供の手を左右からそれぞれ引くように指示し、自分のほうへ引き寄せたら勝ち(子供の親認定)というルールのもと引かせ
力一杯引かれて痛みに泣きじゃくる子供を見て「かわいそうで、もう続けられない」と手を離した女性が本当の親だと認定されるというあれっぽい(ながい)

※しかしそこにはチューイ乗ってなかったことが後に発覚
まじか・・・。まぁ、チューイが生きてて嬉しいんだけど、すごく嬉しいんだけど。
レイにはチューイを殺したという自責を抱えて生きていて欲しいという気持ちも正直あったりして・・・
そもそもお前のフォースはあの輸送艦の何に反応したんだよ、ポンコツか。と思わなくもない


◆レイの血には……パルパティーン
正直めっちゃアツいやんけ!と思ったし好きだけど、「何者でもないものがジェダイである」という根底が覆されるのでは??
・・となってくると、前回「何者でもない」というのを謎の祠に入ってまで(そしてルークにめっちゃ怒られる)念押ししたのに
あっさりと出自が分かってしまったのもナンダコレです。あの荘厳なマインドの世界みたいなんはなんやったんや。かんっぺきにいらん描写になったやないか。
そして、パルパティーンも子作りしてたんや!という衝撃。愛する女性がおったんやろか。

◆レイVSレンの遠隔物理移動がめっちゃアツい!
これすごい新しいよな、先人ではできなかったことが「ふたりならできる!」ってなってるのがいいと思う!自分はくそ好きですこの設定!

◆レイの行く先々にカイロレンが来るストーキングっぷり!
何度来るねんおまえ・・・

◆ルーク
出たあぁー出てくれたぁー!ちょっと出ただけでうれしい(笑)
でも前回あんなに世捨て人みたいになってスレてたのにやたらと素直で師匠面

◆レイア??
ルークと修行してましたの後付け設定?レイアって今までに修行してないよね??
修行してたら、前回の宇宙遊泳も納得いってたはずだけど納得いってなかったってことは、今回の一瞬の修行シーンは
「レイアにフォースがある」ということの説明と回収のために無理やりぶっこんだ、ということだよな??
8、罪深いなぁー。
んでルークと修行してライトセーバーを扱えるようになったレイアだけど、扱えるようになったライトセーバーを兄のルークに託して放置ってどういうこと??
たぶん修行中からずっと自分はレジスタンスの長なわけで、だったら自分もそれ持って戦うべきなんじゃ?
持ってたらジェダイとして狙われるから??だったらレジスタンスなんかヤメチマイナ!と思うんだがどうなん

◆レイとの戦いで負けたカイロレン。腹を貫かれたが、レイのフォースで治される。
そもそもレイはこの「夜明け」から謎の癒し能力を発揮しはじめている。できることなら、小さな癒しを8の時点で出しといて欲しかった(監督違うから無理なんだろうけど)
突然使えるようになった癒し能力。
カイロレンの腹をぶっさして息も絶え絶えになったカイロレンを複雑な表情で見た後、その腹に手を当てる。(もうこの際この能力には言及しません)
傷が癒えると同時にレイアの肉体が消える→レイアが全ての想いをカイロレンに託した、伝えた感じを受けた。
自分の命となった母親の想いを受け止めると同時に、幻の父親ハンソロが現れる。
ハンソロに説得され、頬に触れられ「やらなきゃいけないことはわかってる。でも怖いんだ」とクソガキのようなことを言うベン。
失った肉親の愛で自分の成すべきことを見定め、とうとう善(ライトサイド)に目覚める。
感想としてはね…クソガキでしかなかった。でも、そのクソガキ感は「カイロレン」というキャラで考えればリアルで十分な理由だ。
カイロレンがもっと初めから完成された悪役であればあの理由では納得いかなかっただろうけど、はじめから不安定でふらふらしていたから
自分は十分に納得したし「やっとかおまえ・・・」という視点はもうハンソロです(笑)。
んで、ハンソロやけども出てきて自分は涙が出ました。
でも「俺はお前の思い出だ」みたいなことを言うハンソロ。っていうことは、おそらくカイロレンの心が描いた父親の姿がそこにあるはずだ。
なのに、そのハンソロの姿は亡くなった(この間一瞬再会した)父親なわけだ。
思い出すなら、幼少期の父ちゃんなんじゃない??ちゃうんか??と見ながら考えた。

◆フィンの相方になりそうな黒人の女性(元トルーパー)登場
おお、次につながりそうな感じ。でもこんな重要なつながりのある女性出してもうたら、ローズは??という感じ

◆またうっすいスピーカーみたいなキャラ出してきた。
前回の鳥が大失敗してんだから、もう無理しなきゃいいのに。ディズニーのあかんところそれや。

◆ポーの元恋人いい感じやんけ
好きな女性のタイプです(笑)
結局素顔を一切見せなかったのもポイント高い!

◆ローズが完全に同僚と化している
(活躍の場面もっと多くても良かったと思うけど)

◆ポーのポジションが自然とハンソロみたいになってて(なっていく)感動
まだチューイとも距離がある、それでも近づいている感じがしっかりした!

◆最後の戦いでボーが諦めてしまい「すまない、みんな」と謝罪したあとでの「俺たちもいるぜ!」
使い古された展開すぎるのと、トップが諦めたらあかんだろという気持ち。
そしてあればポーの手柄というよりもランド将軍の人望じゃね?という…なんかランド将軍が圧倒的すぎてもったいない感あった

レジスタンスが窮地におかれたのを目前にしたレイ
フォース ビーウィズユー でとうとう先人たちの声を聞く。感動よりも「誰今の!」と気になって集中できず

◆レイの窮地に駆けつけるカイロレン、かっこよすぎやろ。
しかしくそよわい。
元部下にボコボコにされ、もうだめかと思ったその時・・・レイがライトセーバーを自分の背中のほうへそっと納めると、それを受け取ったのはカイロレン!!!!
うおおおぉぉおおおおお!!!なった。あの血の高ぶりは久々!

◆しかしあっさりとパルパティーンにやられる
やられるの早い!!しかもフォースを吸い取られてる!!
それでも立ち上がるベン(元カイロレン)しかしあっさりふっとんで谷間みたいなとこに落ちていく!
あーべんしんだー!すぐしんだー!!

◆激闘!パルパティーン
あの戦い自分はすごく納得した。レイに手を下させるわけでもなく、パルパティーン自身の力で崩壊させたのは良いと思った。

◆「私は、ジェダイのすべて」
え?ジェダイのすべてなの?映画の始めはもうめっちゃ修行中やったやんか・・・いつそんな全てだと自認できるほどになったんや・・・

◆そして死ぬレイ
目をかっぴらいているのでめちゃ死んだ感ある

◆谷底から上がってきたベン
レイを抱きしめ、見よう見まねでフォースを送るとレイが息を吹き返す。
見つめ合う二人、顔が近い、近いよお前ら・・・と思ってたら





カイロレン、美女とのキスで昇天





推定童貞のカイロレン。
キスしてから二人でほほえみあい、心を通わせたと思わせた直後カイロレンがぐったりと倒れ始める。
そして昇天。
キッスで昇天。




◆(真面目に語る)
レイアのフォースと想いを受けついだベンが、その想いごとレイに全てを託して力尽きたというか。
いやぁでもね、思わず劇場で「マジで!?」と声でそうになった。レイとレンのキス。
マジですか、正気ですか!?
っていうかそこにきてキスって、かなりもう想いが高まっていた状態やないですか。
8の時に「君の名は」状態で相手と見つめ合ってたところ、おとうちゃん役のルークが「やめれーッ!」つーて飛び込んできたけど、あれガチでそういう気持ち湧いてたってことですよね?
ギャグみたいに思ってたけど、いやあれガチやったんかーい!
https://www.youtube.com/watch?v=vzHebhcAFE4www.youtube.com
↑ディズニー公式のアニメもこんな感じ
てことは、前述している「ライトセーバーの打ち合いはセックス」はかなり信ぴょう性のある説だと思うんだよね!!!!
そうだよね!!!????←勢いで乗り切る

◆戦闘から戻ったレジスタンスたち!
思い思いに抱き合い、帰還を喜び合う。その中に女性同士のキスシーンがあったような??ジェンダーレスの波すげぇ。
ていうか、そもそも宇宙人がたくさんいるんだから、宇宙人と人間のカップルでもよくね?仲間としての抱擁みたいなんはめっちゃあったけど、もっと有象無象のやりとりにしたらいいのに。

◆…てなると、途端にフィンの存在が謎になる。
7の時点で「何者でもなかった」フィンとレイが、なんとフォースを使ってライトセーバーを操りカイロレンと戦う!…っていうすげぇ重大なことをやっておきながら
「何物でもなかったレイはパルパティーンの血筋」とやってもうたらフィンはなんなん?となるに決まってる。
だからなのか、突然フィンは「フォースだ…フォースが俺をここに来るよう導いたんだ」みたいなん言い出す。どうした突然。
もうこうなってくるとフィンの深堀のほうがおもしろそうだぞ。

◆結局、自分の出自を理解しながらも、その名前を名乗ることを選択しなかったレイ
すがすがしい顔で自分を「レイ・スカイウォーカー」と名乗る。
何者でもなかった→何者でもあった→でも受け入れたくないから違う名前名乗った
・・・うん、うーん??


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全体的には上手くまとめたなぁという感じ。
残った人が誰も傷つかない終わり方で、レイ以外のジェダイもスカイウォーカーも全員亡くなったため遺恨を残すことも無い。
今後の世界はレイ次第という感じか。


つーことで総評★★★★☆(ほしよっちゅ!)
めちゃくちゃ爪痕を残すまでもなく、ただあかんという感じでもなく、いい感じに上手くまとめられてると感じた。
これ以上の終わり作るのは本当厳しそうだと思う。
ただ、短かったかなーあともう2つくらい映画作っても良かったのになぁー!

【趣味】音楽買ったー

毎度「出先で出会った音楽を探してダウンロードする」でおなじみの虎太郎です。

いつもは定食屋だが、今回「ローソン」と「つけ麺屋」でいい感じの曲に出会い、検索してダウンロードしたので報告したい。

 

購入したのはなんと女性ボーカル。中々自分の心に触れてくる女性ボーカルがいないので最近はもっぱら手嶌葵先生にばかりお世話になっていたのだが(語弊がある)

購入したのは以下です!

 

 

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ツイッターでも呟いた「はじめまして/平原綾香

こんなことを書くのにサゲるのはあれなんだが、自分は平原綾香さんが嫌いだった。

ジュピターで売れたわけだが、他人(ホルスト)のふんどし使ってごり押しておりホルストへの冒涜だと感じていたし、歌声も好きではない。

とにかく「安易に売れたアーティストで自分は嫌いだ」という認識の一人だった。だから積極的に曲を聞くわけもない。

 

それが、先日ローソンに行った時に耳に入ってきた美しい歌声と心を打つメロディー、歌詞に自分は思わず立ち止まる。

そうして数秒曲を聞いただけでとにかく歌詞検索しまくる。

そしたら流れていた音楽が途切れて「槇原敬之が提供した~」と放送が流れ始めたため

うわあぁぁぁ自分の槇原敬之に反応するDNAが騒いだだけやんけ!!!!!

とちょっと顔を赤くしながらも続きを聞いてたら「平原綾香」さん。

えっ?あの平原綾香?あの歌声が??と、別人疑惑すら首をもたげてくる自分の心。

 

そんで調べてたら、やっぱりそれは自分が嫌っていた平原綾香さんだった。

 

確かに当然のようにハートを掴んできたのはマッキーのメロディーや歌詞だったりもあるけど、確実に彼女の歌声は心に染み入っていた。あんなに嫌っていたのに。

んで昔と何かが違うと感じていたら気付いた。

彼女は演劇にも力を入れている。きっと芸能生活も長くなって、様々な変化が歌声に起こっているのだろうと。

 

ということで、てのひらを返すようにひらはらを聞き始めた自分です。

歌詞はマッキーに時折感じる「メッセージ性が強すぎて引く」くらいの世界観。

完全に泣かせにかかろうとする歌詞。ウッとはするけど、まぁ泣かせにこようとしてるからそうだよなという冷静な自分が平常心を保っている(笑)。

 

 

 

そんでもうひとつ!

つけ麺屋でかかっていた、女性アイドルグループ?っぽいやつがめちゃ気になって検索し、購入してしまいました。

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よく知らないグループですがJuice=Juiceです。

歌詞を検索してびっくり、そのまま題名やんけとなったパターン。

「ひとりで生きられそうって それってねえ、褒めているの?/Juice=Juice」

歌声も結構好きな感じです。

ただ、アイドル系は実際を聞いてみないとガンガンいじられているから本当はヘタクソかもしれない。

音源は「ただのアイドル」と言い切るにはもったいないくらいうまい(ひとが中にいる)。

そんでまぁ歌詞がすごい。強がりな女の気持ちがガンガン出ている。

自作の話で申し訳ないけど、自分が書いている小説「某国政府の少子化対策」に出てくるアキちゃんが思われて自分はかなり心を奪われている。

 

<<緊急要請>><<緊急要請>>

同時期に「松屋」で聞いた曲を、検索しても検索しても出てこない!歌手名もありきたりで全然あたらない!

 

 

・・・・と書いて色々検索してたらでてきたああぁぁぁっぁああああああああ!!!!!

 

Karinさんの「命の使い方」だああぁぁぁぁぁあああ!!!

 

あああああーーー!!!ずっと松屋で何度聞いても(確認したくて数度行った)

「カインの命の使い方」としか聞こえなくて、必死で探したよおぉぉおお!!!

 

 

これから買ってくる!!!!!

うおおおぉぉおおお!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

【創作・小説】性癖(TS)について本気で考えてみた

※すごくマニアックな話ししますので合わないと思ったらすぐに読むのをやめて、精神安定のために四国八十八カ所めぐりを始めましょう。




TS(トランスセクシャル)て、すごく個人の嗜好がはっきりわかれてる分野だと思うんです。
「GL(ガールズラブ)」で「おとなしい子×運動部」が好きだとか
「BL(ボーイズラブ)」で「長髪美青年×奴隷少年」が好きだとかそういう内容の「好み」ではなく
TS娘はこうでないといけない(それが自分の中でのTSの概念)という明確なものがあります。


で、自分の話をするが
自分はダメなものが全くないのでどんな内容のものでも読めるし(一人称ヤレヤレは本当に無理だが)
男→女のTS娘の形状がどうであれ読めるけど、そこから全てに心が動くかといったらそうではない。
一気にサーッと冷静な頭に戻る特定のキャラ設定がある。

それが現代(現ファン含む)設定内での「ロリ化」「突然の長髪化」「すぐの女化」だ。

ダメではない。好きな人もいるから別にいい。むしろ好きな人が多いだろう。
ただ、自分はそれだけは受け付けないようだ。一気に「はぁそうですか」という頭になる。
ということで、自分の中でどんなものがおKであかんのかを考えてみた。


【TS娘に対する性癖】
◎巨乳  ◎貧乳  ◎短髪→短髪  ◎長髪→長髪  ×短髪→長髪  ×長髪→短髪
◎同年 ?高齢化  ×幼女化ロリ化
◎背が低くなる  ◎背が高くなる
◎ムチムチ化  ◎ガリガリ化(悲しいけど)
◎強い男→強い女(逆も然り) ◎弱い男→弱い女(逆も然り) ×強い男→弱い女(逆も然り)
◎男と恋に落ちる  ◎女と恋に落ちる  ◎TS娘と恋に落ちる

◎日々じくじくと身体が変わっていく
○朝起きたらいきなり女に!バレないようにがんばるぜ!
△朝起きたらいきなり女に!前から女になりたかったから用意してた服も来て楽しむわ!
△朝起きたらいきなり女に!うわぁ母さんにばれたら可愛いって言われてまさかの娘として(略
△朝起きたらいきなり女に!胸がでけぇからさわってみるか(童貞)!



こうやって書き出してみてわかった。
自分は、元々のキャラクターを大きくねじ曲げることになる変化が嫌いなのだ。
元々のキャラクターの残滓がある存在としてTS娘がいるのであって、全く違う外見であればその「元々のキャラクター」である必要が無いのでは??という・・・
いかにも「ほら彼女は弱いですよ、守ってあげたくなりますよね、どうですか」という無言の主張がおそらく自分が冷静になるポイントだ。

女体であることの存在意義というか特徴って「弱い」とか「守られる」ということではなくね?と。
そういったお膳立てが無くても女を感じさせる変化は、より「女性度の高い変化」であると思うのだ。

これ言うと「男同士のセックスは男にしかできないことだからより漢らしいことだ」と同一な気がするけど(笑)




というふうにめっちゃ考えていました。
※ただし、上記はエロの場合全てが関係なく◎となる

【趣味】映画「すみっコぐらし とびだす絵本と秘密のコ」鑑賞!

見てきたよおぉーー話題の映画すみっコぐらし!!
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http://sumikkogurashi-movie.com/

やってる映画館も遠いし本当は行くか悩んでたんだが、映画館の近くに用事があったので用事終わりに行ってきた。

特にすみっコぐらしが好きなわけでもなく、興味があったわけでもなく、むしろ「どうでもいい~好きじゃない」ぐらいの
感覚だった自分がどうしてそれを見に行こうと思ったかと言うと
Twitterでちらりと見える評価がやたら高かったから、に尽きる。

「すごく泣いた」「胸が痛い」「子供も声を上げて泣いていた」「すごくびっくりした」「横のお姉さんも泣いていてもらい泣きした」

などだ。
別に泣きたいものを見たいわけではない。
◆子供向けだった印象の作品がなぜ大人に受け入れられているのか
◆それどころか「子供の見るもの」という概念をひっくり返している感じがある
◆子供も見られて大人も見られるものはどういう映画なのか
◆っていうか子供むけキャラクターの映画ってなんだ
という単純な興味だった。

そうして若い女性ばかりだろうと思いビクビクしつつ一人乗り込んだ自分には、40~50代男性グループという力強い味方がいた。
彼らはややぴりぴりした空気を漂わせていた。映画開始前からの雰囲気は決して「子供向けのキャラが好き」という感じではない。
むしろ自分と同じ香りがぷんぷんしているのだ。おそらく何らかの創作に関わる方だろう。
前方から射す画面の明るさは前方の頭部に反射している。それはさながらスポットライトだ。(どうでもいい)

ということで、前方に同士の存在を意識しつつ見ることになった。

時間;平日夜
男女比;埋まり具合20%くらい。 男女6;4
 年齢層平均20代後半(おじさんを入れてもそんな感じ)
ということで驚きの大人!男子大学生グループみたいなんもおり、イメージしていた女性ばかりの光景とは違っていたのが驚き。


ということで、はじめにもう結果を言いたい。
★★★★☆ ほしよっちゅ!つーか厳密には3.7だな。

まずは総評でネタバレなしの感想を述べます。

そもそも、すみっコぐらしのキャラがなんなんだかよくわかってないけど、昔は子供に人気だったイメージがある。
しかし今回の映画で、その全貌をしっかり知ることができた。

人見知りで恥ずかしがりやのねこ・・・
食べられず残ってしまったとんかつ・・・(夢は食べてもらうこと)
自分が何なのかを忘れてしまったペンギン・・・
自分を偽ってこっそり生きるトカゲ・・・(本当の姿を知られたら研究所に連れて行かれる)
寒さに弱いシロクマ・・・
吸われることなく残ってしまったタピオカ・・・

これ、ものすごくものがなしい欠点を抱えながら、自分を肯定してるキャラばかりなんですよね。
何かのキャラや人とコラボしまくる雌猫のパリピねーさんとは全く視点が違う。
あこがれのキャラクターとしてではなく、我々と目線が同じで「そういうことあるよね」と思わせるキャラであるという時点で
キャラに対する引き込まれや思い入れが多いのは圧倒的に大人となるのだ!!
・・・というのは、彼らを見ている自分が「うんうん」とか「そっかー、食べられたくて努力してるのかー」と謎の共感をしている時点でもう体言したようなもの(笑)。


ということで、ファーストコンタクトはかなりの好感度だ。
うざい、トラブルを巻き起こすキャラクターが嫌いな自分だが、彼らにはそれを感じなかった。
個々に勝手にではなく皆で解決しようと努力をし、それがかなわない状況であれば個々が奮闘する。
そんな姿はとても理解のできるリアルな「人の動き方」だと思った。



さて、最終的におもしろかったかどうかで言うと「うーん」というところだが、見て損は無かった。
なにせ「喋らないキャラクター」のみで展開する話というのが斬新。
喋らないが、頭の上に「いっしょにいこう!」とかの文字が浮かび上がる。
そして優しい語り口でキャラクターの心情を読み上げ、時にはツッコむナレーション。
(エンドロールで井ノ原さんと本上まなみさんということが判明。お二人とも落ち着いた良い声でした)
でもそのツッコミも嫌みではなく、時々鋭いガチツッコミ「するのかよ!」みたいなのがあったりと緩急あって楽しかった。

だから、声優さんの活躍というのが皆無なこの映画。
そして点と棒で構成されたキャラクターの表情。
これで泣けるんかと思うでしょう。ーー泣いた。泣きました自分。

何がすごいって、それで泣かせる脚本っていうのもそうだけど(これがすみっコぐらしじゃなくてクレヨンしんちゃんでもドラえもんでもなんでも泣いてるような脚本)

この映画音楽がすごいですわ!!!!ほんと!!!!!

コンポーザー 羽深由理さん 出羽良彰さん 堀川真理子さん

とのことだが、本当に尊敬する。
この作品は、絵本の中にすみっコぐらしキャラが入ってしまうというのがメインの見所なんだが
正直そのへんは自分には冗長で(子供はきっと楽しめる)スーンて見てた部分があった。
それでも「桃太郎の和風」「マッチ売りの少女の悲しそうな感じ」「あかずきんのドタバタ」「アラビア」
とか、どこか原作がありそうな(笑)何か匂ってくる感じの音楽の流れがあってめちゃ面白かったし
自分が一番飲んでたスプライト吹きそうになったのは「にんぎょひめ」のシーンでやたらガチのクラブ音楽が流れてたことです。
一瞬だけかと思いきやにんぎょひめをさしおいて、響く低音早いBPM。なんじゃこれ(笑)
音楽と映像のシュールさがめちゃおもろい。

そんなセンスを披露しつつ、しっかりとシメるところはシメるのが怒濤のラスト。
感情の盛り上げ方がすごい。音楽すごい、と思いながら見ていた。


ということで、まさか声優さんもいない映画で泣くとは思ってなかったところもあり
・ー・ で表現された顔で泣くとは思ってなかったところもあり、自分は衝撃の作品を見たなぁという気持ち。





※※※※※※※以下ネタバレあり※※※※※※※※※※※※※



◆ラスト
想像はできてたけど、あのおばけが去るときに花が落ちたのが伏線だったことにしばらく気づいてなかったよ!
伏線がつながって「あっ」て思った時の、微妙な「やられた」「くやしい」という気持ちを覆い隠す爽快感。
そして、それが真実であると知ったときの悲しみ。これはえらいことじゃった・・・

ちなみにラストは泣けてたけど、やや長い感あったかなぁ・・・。
そもそも声がないので、動作や感情をできるだけ表情の・ー・で表現するわけです。そりゃ時間もかかるし理解させるのも大変。
倒れる塔を支える迷子ひよこは無理あるんじゃないかと思ったけど、その後の絵本の仲間感を増すには必要な流れだった。ということで理解はしています。


ちなみにどこが一番泣いたかというと、エンドロールです!!

最後、別れの後に絵本をゴージャスにしてあげたすみっコぐらし面々。
そのままエンドロールに突入すると、すみっコぐらしメンバーが迷子の子のようにひよこのような形状になっている。
それがめっちゃかわいい。
「ほえーかわええー」と思いながらぐすぐすやってたわけだが、その中で迷子の子とめちゃ仲良くやっている。
助けたり、助けられたり一緒に寝たりと「彼らが一緒にやりたかったこと」がそこで繰り広げられていて
自分はもう号泣ですよ。あかん。あれはあかん。

そんで「あぁよかったね」と思わせておいての、最終的にすみっコぐらしメンバー全員が寝ていた(夢)という・・・!

これ、たぶん「夢かな? 夢じゃない、よね。きっと」みたいな感じなんだろうと思うけど、自分こういうの無理です!
絶対泣くから!

だいたいそういうの夢なんだからね!←現実的

つーことで最後のほんっとうに最後で号泣。
あと原田知世の「冬のこもりうた」はいい曲だったし声もすごく美しくて癒された
・・・けど、エンドロールの間じゅうずっと「子守唄とふゆごもりをかけたのか、すごく巧いな・・・かわいいし巧いな・・・冬のこもりうた・・・・篭もり・・・子守・・・・」と泣きながら延々と考えてしまった。いやー巧い!!




結局、あの絵柄でこんな展開になるなんて思ってなかったというのは正直なところです。
たしかに予想してないところからぶっこまれてきた。
ただ、大人も見るものだと考えたら(ターゲットが大人も子供も)クレヨンしんちゃんの映画みたいなもんなんかなぁと。
自分はクレしんもちゃんと見たことないんだけど。
ドラえもんのふー子?とかピー助?とかみたいな感じ?
あ、やべーそれもちゃんと見たこと無い。


やべーなんか、ちゃんといろいろ見てねぇ。


ということで、見て良かったです!!!!