下衆なマニヤの有神論

小説を書き続け(途中絶筆したが)十云年、自分の力が如何程のものか試したい。

【創作・小説】いつまでたっても硬い文面

さて!既存の作品の続編(毛色が違う)を書いて調子が出てきました。
また投稿した際には「活動報告」にも書きますが、今回の作品はおそらく12~20万文字くらいだと思う。
章は5章で完結予定。

毎度書く度になにかしらのチャレンジをしているんだが
(1話の文字数を減らす、エロにマークつけるなど)
今回は「一般的な漢字の使用」などにもこだわっていきたい。

自分はどうしても「僅(わず)かに」とか「咄嗟(とっさ)に」「唖然(あぜん)として」とか書いてしまいがちだったのでそれは是正していく所存です。


そんな中知った「文章を評価してくれる」サイト。
文体診断ロゴーン
http://logoon.org



これ、いろんな文章区切ってやっても結構な確率で「文章の硬さ」が「E; 文章が硬い」ってなる!!!!!
それ以外はそこそこの評価だったりするのに、文章だけはガッチガチや!
すごい!徹底的に硬い!ワイの文章はダイヤモンドやー!←語弊がある
これ、一度も硬くなかったことがないからどうやったら柔らかいのかわからん。
文例とか無いんかなぁ、ぜんぜん分からん。


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<「【BL】その声は誰にも聴こえない」より抜粋>※コピペが変な改行になっとります




 屋上のすぐ下は三年の教室だ。

 加瀬が階段の踊り場で一瞬立ち止まり、それでも前を向いて足を進めた。

 淳平の所属する一組は、屋上に上がることのできる階段と逆方向だった。加瀬はそこに向かって歩いていく。

 教室側から、強烈な、目がくらむ程の夕陽が廊下まで漏れていた。歩く加瀬の横顔を赤く照らし、柱や梁で影になり、進めばまた加瀬の横顔を照らし出す。アッシュグレーの髪の毛は、片側だけ燃えるような赤に染め上げられていた。

 前方で一組前の廊下を生徒が通り過ぎたが、何も関する事無く進んできて加瀬とすれ違う。

「……」

 加瀬は横目でその生徒の様子をちらりと窺い、進んだ。そうして一組前の廊下へやってきた。



 加瀬がやや遠い場所から、視線を教室内に向ける。

 教室の中は燃えるような茜色だった。連日、淡々と生徒に酷使される机が、イスが、一日の役目を終えて哀愁すら漂わせている。



――そこに、二つの人影があった。


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自分が、「頭の中に映像が出てきてもだえた」ほどのシーンの描写でこの評価。



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ひどい!(´;ω;`)
なんでやーー!なんでなんやーーー!
どしたら柔らかくなるんやーーー!!!!!!!
自分かて、葛きりなみのトゥルントゥルンな文章書きたいんやーーーー!!!!!


という日記也。

【日常】嘘松じゃない(必死)体験談(座席)

ヤフーニュースで気になりすぎてたまらんもんがあったのでもうここに書いちゃう!
Twitterとかしてたらつぶやいてたかもしれんけど、やりかたわからんからここに書いちゃう!

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180809-00010005-flash-ent
JTB芸人が教える旅の裏技「飛行機3人分の席を2人で使うには?」

――他に裏技はありませんか?
「飛行機の座席を決めるとき、2人組で3人分の席を使える裏技があります。
 たとえばA、B、C席がある場合、窓側のAと通路側のCから埋まっていくので、B席は余りがちなんです。だから2人組だからといって隣同士のABを取るのではなく、あえてAとCを取ります。もし間のB席が余れば2人で3席使えます。混雑していてB席に人が来たら「僕たち知り合いなんで席を変わってもらっていいですか」と声をかけたら、相手も普通に変わってくれます」
(ヤフーニュースから抜粋)


これと似たようなことを目撃したことがある。
自分の時は、新幹線だった。金曜の夜に東京から関西に移動をする便で、非常に混雑をしていた。
自分は出張だったため、座席は会社で手配していた。
旅行会社に希望の座席を前もって登録しておくと、その希望から確認して取ってくれるのだ。
ということで、自分の優先条件は『窓際』『進行方向最前列』『窓際だめなら通路側』。
ただ、進行方向に向かって最前列が取れることは混雑時にはほぼ無い。その日も案の定前から4列目くらいの2列席、しかも通路側だった。


混雑しているし、まぁ別に希望が通らなかったからといってどうってこたーない。
東京駅の始発に乗り込むと最前列の三列席に夫婦がやってきた。小さな赤ちゃんをつれていた。
自分はちらりと見てからスマホに目をやった。
新幹線が動き始めて品川で止まり、ほとんどの座席が埋まっていた頃ふと顔を上げると最前列の夫婦が目に入った。

座席の通路側と中央に座って赤ちゃんの面倒を見ている。まだ三列席はすべて埋まっていない。
窓側の人が来たら通れるんかな、立つの大変だろうなぁとなんとなく思った。
んで、その時はきたわけです。新横浜で。
サラリーマンの羨望の眼差しをうける(?)最前席に、四十代後半くらいの男性がやってきて夫婦の横に立った。
「あ、あのー真ん中すみません」
みたいなことを言うと、隣り合っていた夫婦が「あ、すみません」的な事を言って一人だけ立ち、空いていた座席に置いていた荷物らしきものをがさがさといじり
自分としては(いやいやいや、人が来るかもしれんところに荷物置くか?! つーかいつまでがさがさやってんだ!?)と思っていた。
サラリーマン、仕事帰りなのは明白なわけで。座らせてやってくれよ早く、という気持ち。
夫婦は結構な時間をかけてがさがさしていて、新幹線は動きだし、立ちっぱなしだった男性は苦笑いしながら「あー、もういいですよ、自由席行くんで」という感じの事を言った。
夫婦は「すみません、すみません」と言いながら頭を下げていた。

このサラリーマン男性、人がよすぎる。

この夫婦は、真ん中をとばして取ることで三列を使用しようとしたことが明らかだ。だってすでに取っていない席に座って使用している。
空いているからと荷物を置いていたことも非常に腹立たしい。
だって新横浜やで!!!!名古屋ならまだしも!!!←風評被害
「人が来る可能性がある」ことを認識しての座席使用なら見ていて不快感なんか無かっただろうになぁ。

嫌な奴と思われるかもしれんが、自分だったら絶対に真ん中に座る。
少なくとも混雑した時間帯の新幹線で空いてるかわからん自由席を探しに動くなんてまっぴらごめんだ。
ちなみに真ん中に座ってて夫婦が窓側か通路側をかわってくれと言ってきたらかわるかは分からん。


とまぁ、この裏技とかいうくそなやつは、通用しないと思いますし、飛行機なら危険な行為じゃないかとも思います。



<座席の話>
昔、香港から関空への飛行機がガラッガラで、三列席の自分が通路側、友人が真ん中だったら窓側が来なかったので
友人が爆睡していてうらやましかった。飛行機は途中乗車無いからありがたいな。

羽田からアメリカへのユナイテッド航空は日本人がほとんどおらず、周りはアメリカンと思われる人ばかりで
自分の隣が空席だったはずなのにいつの間にか知らん人が座るわ、香水のにおいで自分は酔うわ、まわりで喧嘩始めるわ、なんじゃこれ状態だった。

座席論争にはお国柄もあるんだろうとは感じた。

【創作・小説】続編公開を考えておるものの

最近体調が芳しくなく、すさまじい咳とその咳が引き金になった頭痛、声が出ないという不良に苛まれていた。
3週間ほど前に病院を受診し対応する薬とか(人生初の吸引式のやつとか)を貰ってきたわけだが
使い切り、またそれらがぶり返してきた。
先日再度同じ病院に行き、前回に採血してもらった結果などを聞いたところ……突然、降って沸いたようにアレルギーが判明!

ぎょえーーーーー!!!!!

家族に喘息持ちがおったので、可能性があるのは自覚していたが……まさか、杉でも桧の花粉でもなく
夏!この今!アレルギーwwwwwウェヘヘwwwwストップザシーズンインザサン(壊)!

つーことでマスクが手放せません。おかげですげぇ暑いし苦しい。勘弁してくれ。



そんな己と戦いながら「書きたかっただけ」で小説を書いてきました。
小説家になろうグループ「ムーンライトノベルズ」で完結したBL「その声は誰にも聴こえない」の続編です。
まだ書き溜めとはいえないレベルであるため、もうちょっと書いてしっかり続けられるようならアップしようと思っています。

しかしまぁ、小説を書くってすごいことだと今更ながら感じる。


自分は元々美術関係の学校に行っていたこともあり(まったく大したこと無い学校だけど)
自分が感じたものを表現する、作品を作ることに時間と金がかかることは嫌と言うほどわかっていた。
バイトをしながら画材を買う苦しさ(しかもそれが金にならないのが明白)から
自分の人生がバイトをしてんのか美術やってんのか分からんということもしばしば。

でも、小説書くってコストゼロ!時間のロスはすごくても、そして金にならんくても、表現は自由!コストゼロ!
今はこうやってPCやスマホで書いたりしているからそれのコストはあるといえばあるが「小説を書くためにこれをそろえる」といったことはなし!
必要なのは自分のやる気と時間と表現力だけだ。

おすすめです、小説書き。



そんなこんなで書いた自分の小説も続けるよう頑張ります・・・。
なんじゃ今日の日記は。

【日常】ウーハーで うはーってなる 我の耳

いろいろ音楽をDL購入しておるんだけども。
ハイレゾという「なんかええ音で聴けるらしい」音源をええ音で聴けるならと思って購入していた。

スマホハイレゾ対応だ。それだったら宝の持ち腐れじゃないヨネ★
と思って今までやってきていたのに衝撃の事実を知った。

イヤホンにもハイレゾ対応、対応してないっていうのがあるんかい……。

スマホについてたイヤホン(評価としては1万円レベル?のイヤホンがついてるらしい)を使って今までなんの問題も無かったんだが
たまに帰宅時とかにイヤホンをどっかにやるので「鞄の中に緊急用が欲しい」と思い、新しいやつを買うことに。
今まで使ってたスマホのは緊急用にしますねん。


んで店頭でいろいろ見てたら、自分の周囲にあるアイテムにやたらと書いてありがちな「オーディオテクニカ」のイヤホンを発見。
昔ちょっといい音で聞きたいと思った時に、オーディオテクニカの重低音が響く奴を6千円くらいで買って気に入っていた。
4-5年くらい愛用してたけど、片耳が聞こえなくなったんで捨ててしまった。
それを思いだしながらオーディオテクニカ見てたら、その中に「ハイレゾ対応」というのがあって衝撃!
そこで初めてハイレゾ対応、非対応というのがあることを知った。

そんなん知ったら欲しなりますやーん!
これで聴いたらええ音するかなって思いますやんかー!

つーことで購入。
聴いた結果、驚くような……重低音。←またそれか
なんやろ。音がいいのかどうか分かんないけど(馬鹿)全く不足はない。
重低音がやや思考を奪う!それが少し困りものだけどまぁいい。

いい買い物したなー。

E-girls聴いたらどえらい低音で頭が前後左右に揺すられとんか思ったわ。しんどい(笑)

【日常】ちょっと何言ってるかわかんない

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まとめサイト見てたら広告で出てきた。
この手の漫画って誰が読んでるんだろうかと思いながら観察してたんだが
結婚してフラストレーション溜まっている女性ないしは男性またはフラストレーションの溜まっていない人が読むんかなぁ。
↑適当な考察



それにしてもこれ見てて何一つ「論破」などしていないし
自分はスッキリもなにもしないんだがどうなんですかこの広告。魅力的なんか?
マンガ自体の出来は分からないけど、広告って読みたくなるようにするもんやないですか。

この違和感、長々と語りたい。

<広告内容>
モテ系姑「素材の味が全然分からないじゃな~い。どれもこれも濃すぎるわよぉ」
サバサバ嫁「濃すぎて素の味が分からないなんて まるで誰かさんの厚化粧みたいですねー」
販促文字<はい論破>


気持ち悪いなぁ、本当に気持ち悪い。
姑と嫁の関係はしらんが二人の絵の間に「VS」と書いてあることから、仲は良くないことが察せられる。
そこにきての、露骨な姑の嫌みだ。おそらく嫁は毎度のように言い返しているんじゃないだろうか。
しかしこの嫁から発されている言葉は「味が濃い理由」でもなんでもない。
「誰かさん」といいつつも「特定の人間」であることをはっきりと口にしている。
また最後のコマで姑が唖然とした表情をしていることから、姑に対していままでどれだけそういった言葉が投げつけられたかを思わせる。
もはやこれは相手を傷つけるだけのただの悪口だ。
それを論破と評するなど見当違いも甚だしい。

つーかこの嫁、自称サバサバにも程があるなぁ。
【サバサバ】態度や性格が、物事にこだわらずさっぱりしているさまなどを意味する表現。(ウェブリオ国語辞典より)

この意味を考えたらこの嫁はサバサバじゃないだろ……。少なくとも人を傷つけるような人間につけたくない称号だ。


ということでどうしたら本当に姑を論破できるか考えてみた。




<論破しない展開  九州編>
モテ系姑「素材の味が全然分からないじゃな~い。どれもこれも濃すぎるわよぉ」
サバサバ嫁「なるほどですね!」
販促文字<はい論破>


<論破しない展開  世渡り上手編>
モテ系姑「素材の味が全然分からないじゃな~い。どれもこれも濃すぎるわよぉ」
嫁「そうですか、味付けって難しいですね。今度お義母様の秘密の味付けぜひ教えてください!」
販促文字<はい論破>


<論破(嫁の言葉は主観なので疑問符は付くが)>
モテ系姑「素材の味が全然分からないじゃな~い。どれもこれも濃すぎるわよぉ」
サバサバ嫁「塩分濃度0.8を濃度計で計り作りましたがお口に合いませんでしたか。しかしながら濃度0.8以下になると素材そのものの旨味などが引き出されないと感じます。ダシも増やせば塩分濃度は上がりますので、素材の味を取るか、旨味を取るか、お義母様がお選びください」
販促文字<はい論破>



作家さんは丹精こめて作品を生み出しているはずだ。正しく広告を作っていただきたい。そう願う。

【創作・小説】じわりじわりと書き始める

完結済み18禁小説「その声は誰にも聴こえない」(BL)の続編のプロットの9割が完成。
やや微妙なところや、無理な展開はこれから書いていくうちに修正することになるが、全体の構成は問題ないと思う。

一週間くらい前からぼちぼち書き始めた。
今回のスタートには女性アーティスト柴田淳の曲をお供に延々と聴きながらやっているんだが、
世界観が自分のテンションとこれから取りかかる作品に圧倒的に合う!

小説を書きながら、別にイメージソングとかではないけど「この曲は作品に対する自分のテンションを後押ししてくれる」という曲がいろいろあるわけです。

前述した完結済み「その声は誰にも聴こえない」は、作品後半書きながら
菅田将暉「さよならエレジー」とE-girls「pain, pain」を聴きまくっていた。相当テンションを上げてもらった。
今回は、書きながら柴田淳「願い」「蝶」「雲海」を聴きまくっている。なんかスタートは、全体のことを考えるから鬱々とするんだよなぁ。←また暗いのを書こうとしている

投稿用をちょいちょい書くものの、まとめて書くテンションになかなかならず……逃避の為に続編に手をつける始末。
まぁええんじゃ、書きたいものを楽しく人に迷惑かけず書けたら。

さて頑張ろう。

【趣味】映画「ウィンチェスターハウス」鑑賞

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有言実行だずぇー見ましたウィンチェスターハウス!
放映最終日にぎりぎり駆け込みです。
最後の最後まで、本当に見るのかガチで悩んでおった。
いやだなーいやだなー、こわいなこわいなーと思っておった。
しかし勇気を振り絞りみました!
後から知ったけど「SAW」の監督なんですね。知らずに見ていた。「SAW」は怖そうなので見てない。

つーことで、御多分に漏れずネタバレありでいきたい。

<鑑賞条件>
◆日時;平日昼間
◆スクリーンサイズ;最小(放映最終日だし……)
◆男女比・埋まり具合; 6;4 埋まり具合2割 ホラー映画を見るとき、やたらと後方が埋まっている気がするなぁ。
 あと、前方に座っている人は心配なのか結構始まる前に振り返っている傾向がある(笑)


※※※※<以下完全ネタバレ>※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

◆意外と見れた
 数ヶ月前からバイオハザード最新作のプレイ動画を見るのが楽しくてしゃーないんだが、そのおかげか
 びっくりシーンではドキッとするものの「うひひ」と笑みがこぼれる始末。
 ちなみにバイオハザードを自分はプレイしたことがなく、超初期のやつでも「うわーやだやだ、これあかんわ」と言って
 プレイを見るのすら逃げ回っていたんだが、どんどん映像がリアルになってきたら結構見れるようになった。
 想像力があまり必要なくなるといけるっぽい?昔は想像力でとてつもないものを想像してもうてあかんかったんかな。
 (と思ったけど、多分昔は「意味不明の菌?で普通の人がどんどんゾンビになっとる」という意味不明さが恐怖やったんかなぁ。
 今のバイオは敵がはっきりしているから見やすいのかも)

 ということで頭の中ではバイオが隙間に存在しており、恐怖を緩和してくれていたような状況。
 頭の中に「イーサ~~~ン」と笑うルーカスが登場して緩和。ありがとうルーカス。
 バイオハザードが護符になる日がくるなど誰が想像しただろうか。
 


ヘレン・ミレンが美しすぎる
 ウィンチェスターハウスを作り上げる主のサラ・ウィンチェスターを演じたヘレンが美しすぎて「お婆さん」というレベルではない。
 あの、禁欲的な姿が非常にエロい。←またそれか
 常に喪服。白髪。黒いベールで顔を隠している。んで、周囲からは頭がおかしいと思われている。
 きわめてエロい。←しつこい
 サラの初めての登場シーンは、サラの姪とその息子、そして主人公のエリックと一緒に食事をするシーンだ。
 それまで姿も見せず、本当の意味で秘密のベールに包まれていたサラが登場するのだが
 圧倒的な喪服感、顔の見えないベールを自分でそっと持ち上げるとそこからくっそ美人なおばあさん登場。
 じっと見ていたエリックに「なに?」みたいな事を言っていたんだが、そりゃ見るわ!と。なんじゃこの色気の具現化。
 (とりあえずエリックはそういう目で見ていたわけでは無かった)
 あとはもう、ばーちゃんなのに吹っ飛ばされるは壁にぶち当たるわ
 そんなんばーちゃんがやったら失神してまうやろ!という部分でもしっかり意識のある強いサラ。さすがです。


◆24時間365日の増築
 見てて思ったんだが、これはお告げ云々もそうかもしれんけど、サラは身の回りに「生きている存在」があることが安心だったんじゃないかなぁ。
 常にトンカン音がしてて、誰かが活動しているという作業音が響いていて、その中ではまだ安心できたんじゃないだろうか。
 それは、小さすぎる家では、ウィンチェスターという大きな会社と財産を守りきれないし
 かといって大きくしていくと孤独感が募るといった部分があったのかもしれないなぁというのが自分が感じたこと。
 まぁ、すべての原因は孤独ですわ。


◆姪・マリソンの息子ヘンリーの憑依芸で笑ってまう
 あーまた出たーこういうパターンのやつーと思いにやにや。
 憑依とかして周囲に迷惑かけてるけど本人は全く悪意なくてきょとんですよパターン!
 だからこそ周囲から保護される対象ですよパターン!
 でもまた保護されたそこで憑依してギャワーってなりますよパターン!!!!
 うひひひ!はいはい、またそれね!という気持ち!自分の(クソ嫌いな)ギズモ現象ですわ。はいはい。


◆随所で笑ってしまう
 自分は、霊象系のものが好きだと以前に書いていたが、なんていうか……すさまじいファンタジー感を覚えてしまい終始へらへらわらっていた気がする。
 映画館が暗くて良かった。
 わっとお化けが出てきても、一瞬ドキッとするものの、その後すぐに消えてしまうお化けのしおらしさに「ぶふふ」となる。
 霊象起きててもいまいち心に響いてこない。自分の性質がそうなんだろう。つーかそうなってもうたんやろう。
 こればかりは映画を責めることはできない。責めるべきは、素直に見られない歪んだ己の精神だ。


◆エリックの秘密
 主人公エリックの秘密。
 どうして薬中のエリックが「サラの頭が異常かどうかの鑑定」をするのに選ばれたのか、本人にも分かっていなかったけれど
 そこに選ばれるべき理由があった。つーかサラが選んだ??
 でもサラが選ぶ事を、財団の後見人みたいな人は許さないだろうしなぁ。ちゃんと理由説明しとったかな。覚えてない。
 まぁどっちにしろ、選ばれたんですエリック。
 その秘密は、まぁ……なんていうか、シックスセンス的な部分を多分に感じつつ、最終的には救われる展開で
 ホラーの割には「大団円」という雰囲気で終わった。
 はじめは薬中なので、彼が見たものが「薬中だったから」なのか「現実」なのか曖昧なのはすごく面白かった。
 個人的には「もうほら薬中だからだよほらー」とおもいながらにやにやしていた。


◆そしてお化けと共闘<超ネタバレ>
 なんか、最後らへんめちゃファンタジーすぎてもう、にやにやが顔に張り付いて自分自身でも面白すぎた。
 お化けたちと共闘!突然の共闘!奴隷みたいなお化けが封印用の釘を用意!さぁ、あちらです的な案内!
 はじめは恐怖の対象だったモノと共闘するというのがカタルシスですよ感、さぁここでグッときてくださいという思惑すげぇ。
 トイ・ストーリーを思い出す。アメリカ人はあーいうの好きなんかなぁ。まぁ、熱いっちゃ熱いけど、敵がぼやけるよなぁ。
 しかも、トイ・ストーリーと違うのは、ウィンチェスターの屋敷に出るのは(おそらく)確実に「ウィンチェスターを呪っている」霊であるということ。そうサラが言うてた。
 だったら、その中でマックス強い霊がいようがいなかろうが、自分の想いが強すぎて家に出てるなら強い弱いも関係なくね?
 どうして共闘して強い霊倒そうとすんだ???
 あと、エリックの奥さんはそんなに銃を呪ってたのか?どっちかってーとエリックとのやりとりの方がつよくね??
 なのにウィンチェスター家に出るの??
 とかいろいろ。
 とりあえず、最後のほうがおもしろ度は高め。はじめは結構スリリング。


◆大崩壊wwwww
 崩壊ーーーーーっっ!びゃーーーーwwwwww
 その中でサラおばあちゃんも無事なんかーい!めちゃ崩壊しとるやないかーい!
 どこまで史実に基づいて、どこまで脚色してんのかぜんぜんわかんねーwwwww



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ということで★★☆☆☆ほし、ふたちゅ!

ホラー映画が苦手な自分。そんな自分にはギャグ映画に思えました。
特に後半の怒濤のギャグには震えがきました。
ゲットアウトのほうがよっぽどこえーわ。やっぱり生きている人間がいちばんこわい。


まぁ、見てよかったです。たぶんここまでの「ガチ霊象ホラー」見たのは初めてだったので、いい経験になりました。