下衆なマニヤの有神論

小説を書き続け(途中絶筆したが)十云年、自分の力が如何程のものか試したい。

【創作・小説】アナル話UP&小指損傷

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すごくいい感じに更新できている。大きな予定がある時以外の空白もなくUPしてきたのは、一つの自信にもつながっておる。

話の内容的にもちょい雰囲気のある空気が出せてホッとしてはいるものの、これ以上になると18禁になるんだろうという不安がある。

なし崩しに持ち込む展開が多いので、早々に18禁モードに切り替えていきたい。

 

そんな中、自分の左手の小指が損傷した。第一関節からポッキリ90度だ。

腱が切れたらしい。手術か、固定したまま放置か聞かれたが「固定したまま放置」を選択。

反り返るように固定されたため、キーボードの左手側が不自由でしゃーない。

しかし人間不思議なもんで、不具合を補うために、キーを打つ感覚を他の指が早々に会得し始めている。

これ、元に戻った時に小指の活躍場所あるんじゃろうか。心配。

他の指に「小指が戻ってきてもハブらないように!」と言い聞かせる3週間になりそうだ。

【趣味】映画「美女と野獣」(実写)鑑賞

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観てきました、話題の「美女と野獣」!自分はDが好きだが、根本的な「美女と野獣(ディズニー)」が好きではないので

見るかどうかも正直悩んだレベルだったが、ここまで話題になったら見ねばなるまい。(なんだかんだでディズニー映画は裏切らないし)←裏切られた事多数

 

<鑑賞条件>

◆時間帯:連休の間の平日

◆客層・埋まり具合:ファーストデイということもあり、チケットが安く買えるので根本的に人が多い!

 埋まり具合は100%。男女比は4:6くらい。カップル又は女性グループが多い。

 

【前談】

そもそもあまりディズニーアニメ「美女と野獣」が好きではない。

理由としては「はっきりとガストンの求婚を断らなかった主人公(ベル)のせいで巻き起こるいろいろ」という認識があるからだ。

本を読み知識を付け、夢想すること自体は別にいいと思う。それを町の人が「あの子はおかしな子だ」と認識している時点で孤独なのに、どうしてガストンの求婚をはっきりと断らないのだろう。

断って町の人から総スカンを食らったとしても、何のダメージも無いではないか。

……という気持ちのせいで、自分には、思わせぶりな女性のせいで振り回された周囲のドタバタにしか思えなかった。

 

また、実写化に関しては「エマ・ワトソン」がベルであることに違和感を覚えていた。

エマ・ワトソンは体育会系すぎるイメージがある。もうちょっとふっくらした、文系のほわりとした感じの子が良かったのでは。という気持ちを抱いていた。

 

さて、ネタバレありの感想を言っていきたい。

 

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◆冒頭 「王子は美しい人ばかりを集めてパーティーを開き、楽しんでいた」

 エッ、これ悪い事なんですかね?王子の性癖なんだから別にいいんじゃないですかね?

 むしろ有力者であってもブサイクは入れません、という潔さすら感じるがどうなのか?

 

◆その楽しい宴に、ババァが飛び込んできます。

 その国の王子が!楽しんでいるところに!ババァ直結!最悪の造りのお城でございますね。

 

◆理不尽な魔法使いのババァ

 これは以前から思っていた事だが、今回満を持していいたい。

 ババァは突然パーティーに飛び込んできて何か(失念)を要求してきます。多分休ませてとかそんな感じ。お礼にバラの花(城の敷地内でパクッた?)をあげるから、と。

 それを、王子は鼻で笑います。そしたらババァがみるみる内に輝いて「人を見た目で判断してはいけない」と魔女に変化し、王子が野獣になり、召使たちも日用品に、城自体が人々から忘れられる呪いを掛けます。

 ……王子の鑑識眼は素晴らしいレベルであると思うのは自分だけだろうか?

 だって、ババァが「まず改善するように諭すこともせず、要求が通らなかったから呪う」クズであることを、見た目で既に見通していたわけだ。

 しかも何の罪もない(もしかしたら王子に脅されて普通に職務に当たらされていたかもしれない)召使たちまで巻き込んで、呪いをかけている。

 本当に最悪なのはこの魔女であると思うんだが!!!!!

 

◆野獣って王子……?

 王子だったよね?王は?政治はどうなってんだ?

 

◆やたら黒人が多い

 しょっぱな、城での華やかなパーティーのシーンの冒頭から、白いドレスを華麗に着こなした黒人の女性を含んだ集団が踊っているシーンである。

 その時点で「あれ?」となる。美女と野獣は1700年代が舞台のはずである。

 黒人が、ドレスを着て王子と一緒に踊るなど、どだい無理な話だ。フランス革命後、黒人が解放を求めていくわけだが、それにしても素晴らしいドレスを着て成り上がるには早すぎないだろうか?

 また、この話はベルの住む町にも言える。

 本屋のおじさんがアニメ版の白人から、実写版では黒人に変わっているのだ。

 本を読むベルを「変わり者」と言っている町の人が、「変わり者」であるはずの黒人を受け入れ、本屋という生業で生計を立てることができる程利用している事を考えたら

 「どこが閉鎖的で小さな町やねん」と思わずにはいられない。よっぽど開けた立派な町じゃボケが。

 ……という気持ちを抱くが、仕方ない。これはディズニーである。

 有色人種やLGBTなどに考慮した配役の結果、こうなりました感ぷんぷん!

 がんばれディズニー!

 

◆ガストンめちゃイケメン

 すっげぇ好み……歌上手いし。ご本人がゲイらしいが、たまらん。

 ルーク・エヴァンスという名前だが、どうしても意識の中にキャプテンアメリカクリス・エヴァンスがちょいちょい顔を出してくる。

 むきむき度も似とるしな。

◆ル・フゥ マジ ル・フゥ

 すっごいびっくりした。ルフゥだー!アニメ版よりも、善人度が高まっていてカワイイ。

 

◆町でやたら勇ましい女性が目立っておった

 すっげぇ勇ましいな……あれ男なんかな、なんなんじゃろ……と思っていたら、(ネタバレ)最終的にコグスワースの奥さんだった事が発覚。

 主役級のキャラクターの奥さん!衝撃たるやすごいものがあった。

 

◆野獣……ちょっと細い……

 モフモフ感が少なめ……弱そう……でも、人間と並んだらあのレベルにしとかないとダメなのかもなぁ。

 

◆パパがベルへのお土産にバラを持って帰るよ!

 ……野獣の城に咲いていたバラをポッキリ折ります!

 結局それを野獣は怒って、パパを監禁するわけだが、ベルがやってきて「たった一本バラを取っただけで!?」と怒る。

 いや、それってさ、犯罪者側の言い訳なわけですよ。どんな言い訳しようが、野獣の敷地内のものをパクろうとした事には変わりない。

 自分は野獣擁護派。

 

ジェンダー関連……

 ガストンと街の人たちの襲撃時、腕利き3人組みたいな男3人がタンス夫人に「自由になるのよ!」的な事を言って女装させられていた。うち2人は「イヤー!」みたいに叫んでとっとと居なくなったが、一人は満更でもない様子で瞳を輝かせていた。

 そこまで描写するなら、彼はきっと「心が女性の男性」だったのだろう。彼の今までを考えると、アハハと笑えるだけのシーンではない。ジェンダーLGBTの事を盛り込んでいくと、現実が見え隠れして「ただ笑う」だけではない心の引っ掛かりが出てくるよなぁ、と痛感した。

 先述した女装の彼に関しては、最後のダンスシーンで、ドラァグクイーンのようなドレス姿ではなく、もっと馴染んだメイクとドレスで踊らせるくらいの事をしても良かったのではないかと思った。

 

◆モーリスがアニメよりダンディで素敵。

 声も渋くて素敵だった。

 

◆ガストンガールズが……

 アニメでは金髪のジャスミンみたいな、カワイイガストンガールズが散々な扱いになっていて可哀相だった。

 でも「ガストンのタレ」的な扱いをされていたのは実写っぽくて良かった。

 ベルに求婚した直後に、3人と目くばせして、彼女たちのいる小屋に入って行くシーンはクズとチャラさを際立たせて良かった。

 

◆モーリス「野獣にベルがぁ~!」ガストン「野獣などいない!キ〇ガイが!」からのベル登場!

 アニメ版でもそうだったが、ベルの詰めの甘さが腹立つんだよなぁ。色々と。

 モ「恐ろしい野獣にベルが閉じ込められてる!(真実)」→ガ「野獣などいない!頭がおかしくなっている!(感想※自分がモーリスを見捨てて殺そうとしたことを隠すため言っているが、実際にガストンは野獣を見ていないので真実である)」町の人「(そうよね感で失笑)」→ベル登場「野獣はいます!(謎の鏡で姿を見せる)」→怯える街の人、ガ「野獣は子供をさらいにくるぞ!野獣を殺せ!」

 はい、これです。ツッコミどころがありすぎてたまらんのですが、まずは「町の人達の懐の深さを再度思い知る」わけです。

 やってきたベルは、見た事のないゴージャスなドレスを着ている。それに対しての違和感を、誰も訴えない。むしろその姿を素直に受け入れている。

 それは、その後にベルが取り出す鏡を見てもそうだ。野獣の姿を映す鏡を見て恐怖していたわけだが、そもそも「いやいや、その鏡なんやねん」というところを誰もツッこまない。「むしろそんなもん持ってるお前が怖いわ!」とならない。

 で、ベルに関しては野獣が「いる」か「いない」かの話をしているだけと思っているのが、コミュ障爆発である。それを町の人に見せたらどういう反応をするか、そこまで思い至らないのが未熟。

 「俺を思い出してくれ」と渡された鏡をそんな使い方すんの……?と悲しくなる。

 また、ガストンに関しては「野獣などいない!」→「野獣は子供をさらうぞ!」になっている事に対して、誰も(モーリスですら)「いやいや、お前とりあえずさっき『野獣いない』って言ってたよな?」と詰めない。

 野獣が子供を浚うっていう根拠は?少なくとも今までさらわれてはいないですけど。という詰めをしない。

 詰めが甘い。全体的に詰めが甘い!

 とまぁ、当時の時代背景を考えたら魔女狩りやらもあった時代のため、現代の頭で冷静に考えるのも無理かもしれないが、上に書いたことは多少なりともツッこんで欲しいところだった。むしろツッこまずにはいられない。

 

◆ミュージカル具合が炸裂しており非常に楽しかった。

 朝のシーンがまず素晴らしかった!もちろん、エマ・ワトソンも十分に美しく、若々しく瑞々しい 歌声で感動した。

 町の人々のコーラスも、様々な動作のタイミングも非常に良かった。「あー、ディズニー映画見ている!」という満足感が湧き上がる。

 

セリーヌ・ディオンHow Does A Moment Last Forever

www.youtube.com

 今回の実写の為の曲だが、これを映画で聞く前にディズニーストアで聞いて『これなんの曲だろ?めっちゃいい曲やなぁ』と思っていたので

 それが流れた事で『あー、この曲ここで使うのか、ずるいなぁ』と泣けてきた。

 本当にいい曲だし、それが昔から愛されてきた「美女と野獣」という作品の中に新しく入り込んでも一切違和感が無い事がすごい。すばらしい曲です。

 

◆しかしパリのシーンでは……

 上記した曲が流れるパリのシーンでは、ベルの幼少が見れる。そこに取って付けたようなバラの形をした赤ちゃん用のおもちゃ……

 陳腐すぎると感じたのは自分だけだろうか……。あれ、世界のディズニーストアで「これでもか」とグッズ化(アクセサリーをはじめとして)されとるんだが、正直そのために作ったアイテム(シーン)じゃねーかとゲスの勘繰りもはかどってしまう。

 

◆むしろエンドロールに流れた「ハワード・アシュマン」の名前に号泣

 ディズニー新時代を支えた音楽の神「アラン・メンケン」の相棒で、志半ばで亡くなった作詞家「ハワード・アシュマン」の名前が

 エンドロールのテロップで観られたことは、震えが走る程感動した。それとともに、やはり芸術は死なないんだよなぁと痛感した。

 ※ジャクリーン・ケネディが「芸術作品を集めています。価値は高まりはすれど、落ちませんから」と言っていた事がリンクして思い出された。

 

エマ・ワトソン

 顔がイケメンすぎる(笑)。すごいかっこいいわ。

 

◆魔女……

 ベルのパパが、ガストンに焼き豚並みのヒモぐるぐるをされて寒空の下に放置され、死にかけたのだが

 それを助けたのが謎の女性「アガット」。意識を取り戻したパパが「ありがとう、アガット」と言っていたのだが、突然のアガット。

 誰だ、アガット。そう思っていたら、最後に「魔女」として出てきます。

 なんだそれ!おまえwwwww人間を弄んで楽しいかwwww性悪魔女がwwwwwという気もちにもなる。

 

◆その魔女……

 最後「花びらが落ちたら魔法は解けないんやで」でおなじみの野獣のバラが散り、城の召使は全員ただの道具と化し、野獣はガストンに打たれた傷で死ぬ。

 (アニメは、落ちる寸前にベルの告白で魔法が解ける)

 死んだ。そしてもうそれぞれ生活道具に変化してもた。もう終わりや。

 というところへ、満を持してババァ登場。死んだし変化したのに、なんか気まぐれで魔法も解くし、人間にも戻しちゃう。

 なにそれ。なんなん。ギリギリ間に合うっていうのがカタストロフィだと思ってたんだけど、それだったらなんでもありやん。

 

◆ガストンVS野獣

 野獣が戦う意思を見せなかったのがなーーー。もっと、ベルを取り合ってます感あっても良かったと思うんだけどな。(それはそれで「いや、だからベルが……」と自分は思ってしまうのかもしれないが)

 

◆壁の楽器とか

 めっちゃ動いとったけど、あれも人間やったんか?管弦楽団の人とか??なぞ。

 

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ということで、見た結果★★★★☆ほしよっちゅ!

色々言うたけど感動したしエンターテイメント性もあるし、楽しかった。

いやー、しかし自分ディズニー好きやな(笑)

言いたい事こんなにあるなんてすげーわ。

 

【創作・小説】嬉しい……!言わせて欲しい!

すっげぇどうでもいいであろう、ただの自分の感想日記です。

カクヨムで連載中の「【BL】潔癖性のアイツが俺にアナルを許すまで」だが
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882482071
一応、話を追加してからは、やはり「面白かったやろか」「話のタイトル大丈夫じゃろか」と心配になるわけで。
五月三日夜にUPしてから少しpvを見て、まぁいつも通りの、読んで下さる方がちょこちょこいてはる……という感じで嬉しかったんだが
昨日の夜に確認して、今見たら一気に(多分)70近くpvが増えていた。
おそらく一気読みをしてくださった方がいたんだろうと思うが
カクヨムで、そこまでpv伸びることは今まで無かったので
(むしろぽちぽちpvがあるのが普通だった。内容的にもあれだし、人気のあるジャンルでもない)
正直言ってかなり感動している(笑)。
カクヨムでちゃんと読んでもらえるって嬉しいもんだなぁ……という気持ち。
いやぁ、頑張ろう。

【創作・小説】カクヨムUPしました。

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10万文字を超えたら、あれよあれよという間に15万文字を超えました。

10万超えられるか、どうかなぁと思っていたあの頃が懐かしい。

別にダラダラやっているわけではないですが、文字数規制がなければ好きなだけ表現できるというのは

スッキリ気持ちよく書けるもんだと痛感中。

 

GW中は仕事以外で外に出る気がしないので、しっかり書いていきたい。

【趣味】映画「ジャッキー ―ファーストレディ 最後の使命―」鑑賞

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 以前何かの映画を観た時にやっていた予告で、見れたら見たいなぁ……と思っていた「ジャッキー」を観ることができた。

毎度おなじみ完全ネタバレで感想を書きたい。

 

<鑑賞条件>

◆時間帯:平日昼

◆客層・埋まり具合:埋まり具合はほぼ100%。おそらく公開終了が近かったこともあるが、男女比は2:8くらい。

 やはり(精神的に)強い女の映画は女性が多い。同じく、(精神的に)強い男の映画は男性が多いと感じる。肉体的に強い男どもの集団に関しては男女比はこの限りではない。

 

<ネタバレ(つーてもそもそもノンフィクションテイストだが)感想>

ジャッキーとはジャクリーン・ケネディの事で、昔から様々なテレビ番組でその人生が取り上げられた女性である。

しかし、その内容はどちらかというとゴシップに近く、彼女が本当のところどう思っていたのか、葬儀までをどう生きたのか等は取り上げられてこなかった。

主役のジャッキーをナタリー・ポートマンが演じることもあり、スタートからB級映画レベルのものではないのは分かっているが、

内容が内容なだけにどうなるか不安である。

内容が重いと、意外と視点がズレてきて「サラッと終わる、見ただけの何の感想も抱かない映画」になるパターンはちょいちょいある。

展開としては、JFK死後の2週間後?くらいに、家に取材をしに来た記者に話をする、という流れ。

始めはジャッキーの話の通り、選挙の為にダラスを訪れるシーンから始まる。

その後悲しみに暮れ、葬儀に追われ、ホワイトハウスも追われる流れである。

有名なパレードで暗殺されるシーンはそこでは描かれず、かなり後半になってからジャッキーがやっと喋る気持ちを持ったときに描かれる。

 

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【ジャッキー タバコ吸いまくり】

・すっごい勢いでタバコ吸いまくる。JFKが亡くなった後日も、それから2週間後くらいの取材の時も、ガンガン吸いまくる。

 そうしてタバコの煙を吐きながら「私はタバコは吸いません」とキッパリ言い切っている。格好いい(笑)。おそらく、記事にもタバコの事は一切書かれなかっただろう。

 

【神父が話したイエスのたとえ話にツッコミをする右手を抑えるのに必死になる】

・JFK死後、神父に自分の胸の内を訴えるジャッキーに、神父が「これは例え話だが……」と話をはじめる。

「イエスと、その弟子が歩いていると盲人がいた。盲人を見た弟子が『あの盲人は、どんな罪を犯して盲人になったのですか』するとイエスが答えた。『彼は罪を犯していない。髪の御業(みわざ)のために盲人なのだ」

エスは、盲人に「〇失念〇の地へ行き、そこにある池で目を洗いなさい」と伝えると、実際に盲人はそれを実行し、目が見えるようになって喜んだ。

 

「自作自演じゃね―――――――――か!!!!!」

 

神様はなんなんじゃ?自分の「ドヤァ」を見せたいから、罪も無い人を盲人にしたというのか?

「ドヤァ」したから何なんだ?信仰が深まるとか、そんなのは自分の利益だけの話ではないのか?罪も無い人の人生、悲しみや苦労はどうなるんだ?

極論、「いや、神さえおらんかったら盲人は盲人たりえなかったのではないか?」等色々考えたが、結果的にやっぱり「神の御業の為に盲人にされるなんてゴメンだ」という結果に落ち着く。

宗教観の問題なんじゃろう。自分はそういう考えは理解できないが。

 

【ジャッキーの悲しみ】

・JFK死後、一人でホワイトハウスへ戻り、JFKが好きだった舞台キャメロットのレコードを掛けながら

 酒を煽りまくり、ドレスをとっかえひっかえ着て、薬を飲みまくり、煙草を吸いまくりのシーンでは可哀想すぎてたまらんかった。

 何の説明もなくそのシーンに突入したんだが、切羽詰まったナタリー・ポートマンの表情にも、動作にも、溢れんばかりの悲しみを感じた。

 ナタリー・ポートマンすごい。

 

【有名な息子の敬礼なし】

・葬儀で、協会から馬車で遺体が運ばれるときに、息子が敬礼をする姿がメディアに映り、世界の涙を誘ったわけだが

 今回の映画ではその有名なシーンは無かった。意外。子役が出来なかったのかなぁと思った。

 

ナタリー・ポートマンやっぱりすごい】

・社会派作品ばかりに出ろとは思わないけど、正直SWとソーはナタリーではもったいなかったんじゃ……と思わずにはいられない。

 特にソー。もっと頭の軽そうな(暴言)最近のカワイイ子にさせれば良かったのではないか。

 ナタリーでは聡明すぎやしなかったか。ま、神に似合う相手っつーたらおバカさんイメージではダメだったのかとは思うが。

 いやー勿体ない!

 

【ジャッキーの記憶】

・記者に、JFK狙撃の時の事を覚えているか気かれて、始めは「覚えていないわ」と初っ端から言い切っていたが

 話すうちに「本当は覚えている」と言ってぽつりと語り始めるところが、胸の内が迫るようで畏怖すら覚えた。

 

【JFK殺害容疑者が殺されたアァー!】

・JFK殺害容疑者のオズワルドが護送中に、別のやつに殺された!!

 ホワイトハウス内で中継されていた護送のシーンを見ていて、殺害されたのを知った関係者とJFK弟(ボビー)は、テレビを消して「このことはジャッキーには秘密にしよう、混乱する」と判断。

 そうして行われた参列?葬列?で、子供たちと3人で世間に姿を現すわけだが、その時のジャッキーはオズワルドが殺されたことを知らなかったらしく

 数時間後?後からそれを知って激怒、ボビーに怒鳴り散らし「どうして秘密にしていたの!あの男が殺されるなんてどういうことなの!

 知らずに外に出たじゃない!私と子供たちを危険な目に遭わせたわね!どこから撃たれるか分からない、とても危険だった!!歩いて国葬をするのはヤメます!ヤメヤメ!」

 的な事を散々言い、(ちなみに徒歩で国葬をするのは危険だと誰からも言われたのを押し切ったのは、夫を神格化したいジャッキーの意思だった)

 ボビーは「分かった、明日は歩かず車で行く、そう各所にも伝える」と、義姉の気持ちを汲んでOKしたにも関わらず

 その後ジャッキーはまた「やっぱり歩くわ」と変更。いや、混乱しとるのは分かるから別にジャッキー責めないけど

 ボビーがイイ男すぎて悲しい。めっちゃ必死に義姉をサポート。ジャッキーへの取材をもとにしたこの作品で、あれだけいい男に描かれているということは

 相当ジャッキー自身が頼りにして、実際頼りになってたんだろう。

 

ホワイトハウスの寝室】

・ジャッキーが夫婦で使っていた寝室で「とても落ち着く、歴史ある家具もたくさんあって好き」と言ったところ、JFK弟ボビーは吐き捨てるように(やや嫌そうに)

 「そうか?ここで300万(?)の奴隷が解放されるサインがされたんだぞ。こんなところ僕には緊張しか感じない。ここで行われた輝かしい偉業に比べたら、兄も僕もやっていることはクソだ。クソにしかならない!」

 みたいな事を言ったのが印象に残った。ボビー、劣等感や正義感で苛まれてたんだろうなぁ……。

 

【子供の死】

・JFKが暗殺されたタイミングでは、娘と息子がいたが、それより前にも子供が2人いた。亡くなったその子供たちの話が今回よく出てきていた。

 メディアでは言われていなかった、女性としての深い悲しみの部分だと思う。

 

【ジャッキーのコメント】

・「ジョンソン大統領(JFK死後に就任)は、私に対して寛容だった」

 という言葉で少し救われた感じがした。ジョンソン自体が、陰謀説が根強い人物であるためどうしても暗いイメージがあったためだ。

 

【記者からの「余生をゆっくりすごしたらいいのに」みたいな言葉に対して】

・ジャッキー「平民だったらそうでしょうね」

 というのが、嫌味でない(笑)。ごもっとも!という感じ。

 なにしろ、その言葉は99%悲しみで構成されていたのが分かったから。

 

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<総評>

結局、映画の中で何度もジャッキーが「今のは載せないでよ」「最後に私が検閲します」と言っている通り、おそらく残っている話の中にはジャッキー自身がいいように

変えてしまった真実もあるんだろう。

あくまでもジャッキーが見せたい、思わせたい「自分の印象」を明確に持っており、そうなるようにメディアを操作した印象すらある。

しかしそういう事をふまえても、多くあったのは「夫や子供を亡くした悲しい女性」の部分だ。

改ざんも含めて、ジャッキーの歴史だと思って見るべきものだと感じた。

 

展開としては、JFKの葬儀までの3日間の話だったわけだが、

「記者の質問に答える」形で展開していく内容が、いつのタイミングの話なのかが微妙にわからなくなり混乱した。

ダサいかもしれんが、自分のような鳥頭には「〇日目」とか、時間表記が欲しかったところ。

 

★★★☆☆

見て良かったと思う。ナタリーの演技も含めて。

 

余談ではあるが、これを見る前日にシナトラのアルバムを購入して、意気揚々と聞きながら映画館に行き、見て、聴きながらJFKについて調べよう★と思ってWiki見ていたら

なんと、シナトラからマリリン・モンローを紹介されて(美人局?)モンローがJFKの愛人になっとったり

マフィアがシナトラ経由でJFKにコンタクト取ったりしていたのを知って、もう顔が(´・ω・`)です。

なんなん……タイムリーすぎるやろ……しかもモンロー紹介して愛人にさせるて……

Wikiではジャッキーがそれをめっちゃ辛いと思ってたみたいやんけ……。

映画を観た自分はがぜんジャッキーの味方なわけで(笑)

「シナトラ わるいやつ おれ シナトラ きらい」

となり、一旦再生を止めるしかない。知らなかったとはいえ、衝撃の展開だった。

 

 

【ネタ】相棒(PC)再死亡

PCからAEON(異音)でおなじみだった自分の相棒だが、

昨年修理してもらいマシになった。だが、最近また異音が復活してきて集中できない。

 

今日、以前診て貰ったところへ持って行ったところ(潰れてたから違う店舗だけど)色々見てくれた。

PCに負荷がかかると、ウイィィーーン!と言う、ファンの異常だったわけだが、診断を頼んで戻ってきたら

youtubeの映画を無音で流していた。負荷を掛けているらしい。

で、自分としてはアレだ。youtubeで「あなたへのおすすめ」とか「見たやつの仲間」みたいなのがTOPPAGEに出てくるじゃないですか。

あれを、確実に見られているという恐怖が湧き上がるわけだ。

――とはいえ、自分のYoutubeのトップには、タモ〇倶楽部、東京〇3のコント、サンドウィッチマンのコント、ロバートのコント、ちょっとディズニーくらいしかオススメされていないので、それは問題なさそうだった。

 

しかし、問題は別のところにあった。

1.WEBサイトを開いている=一番最初の「よく行くページのリンク」みたいなんが丸見え。やばい。色々やばい。

2.Youtubeへ行くのに、アドレスバーに直接入れず、どうやら自分のお気に入りに居れいていた槇原敬之の曲から行った臭い。(履歴)

え?

それを発見するまで、リンク全部目視確認してたわけだろ?

え?マジで?くっそエロい資料のページとか、エロの人体のなんたらとか、アナルがどうとか、そういう事のリンクを経て槇原敬之に辿り着いたんか?

よぉ、おめーマジで見たんか?と、突然飛び出す悟空節である。

もうヤバイ!ヤバイよー!でももう、隠すもんナイと思うと平気になるもんだな。ハハ!

 

ハ・・・・・・ハハ・・・・ハァ・・・・・

【趣味】音楽の趣味いろいろ

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以前に音楽ダウンロードサイト「レコチョク」で刑事ドラマの曲やら東京ゲゲゲイやらを買っていたのを報告したが

今回フランク・シナトラハイレゾ購入に挑戦した!3800円もする!26曲入っているし、音も良いから妥当だとは思うが、ダウンロード音楽にアルバム1枚分の金を払う、という時代が来たのかと本当に感慨深い。

そもそも自分は(基本)ジャズやファンクが好きである。昔はメタル三昧だったこともあるが、根はジャズやファンク、槇原敬之昭和歌謡R&Bボサノヴァだ。←増えた

 

小説を書くにあたり、主人公がJAZZのレコードを衝立に貼っているというざっくりした設定にしたため、じゃあそのレコードが何だというところになると

やっぱりシナトラしかいないわけです。CDはあるが、今CDを聞ける環境ではないため改めてフランク・シナトラの曲をダウンロード。

いいなぁ。いいなぁ、シナトラ。

JAZZは歌ナシのものもいいが、やっぱり抒情的に音楽と歌声が響くのは素晴らしいので、歌があってほしい派。

約7年くらい前に好きになったオランダのウーター・ヘメルに関しては、始めはJAZZの貴公子的な感じで「シナトラの再来」まで言われていたのに

いつの間にかPOPになってしまい、本当に残念です……残念でならねぇよ……。

 

 

 

 

 

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なんだかんだで129000文字突破。まだまだ書くしかないのだが、佳境に入ってきました。書ききるまで頑張ろう、自分。