【趣味】映画「アラジン」(実写)鑑賞!!!
日本公開が待てずに香港で見てきました!!
当然現在は未視聴の方が多いと思うので、閲覧注意。
Twitterでもつぶやいていたが、アラジンは自分が好きなD映画のトップだ。
英語、日本語で観まくっているので、各シーンの台詞がそらで言えるレベルのキモヲタ。
なお中国語(成龍※ジャッキーチェン)のCDも手に入れ、ホールニューワールドも中国語で歌える。
でも英語も中国語も日本語もまともに喋れない。
<鑑賞条件>平日夕方と夜の香港
<埋まり具合>六割。後ろの方からびっちり埋まっている。
真ん中だけばーっと埋まる日本とは趣が違う
それでは感想いきます!今回はどえらい長いです。
あと、多すぎるのでキャラごとにまとめます。
そしてマニア向けになると思います。
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<全体・キャラではなく展開の話など>
◆原作へのリスペクトがスゴい
原作が好きな人が大事にしている部分をきちんと敬意を払って作られている。
それは故・ロビン ウィリアムズの作り上げたジーニー像もそうだ。
ウィル スミスは、そのロビン ウィリアムズに十分な敬意を払っていることがジーニーの表情やしぐさでガンガン感じられる。
あー、ちゃんとロビン ウィリアムズのジーニーもここにいるなぁと感じとれることに感動した。
◆予告を観た当初歌の弱さを気にしていたが……
予告の時に感じたほどのアラジンの弱さは感じなかった一方で、ジャスミンがパワフルすぎてやっぱり食ってた。
◆始まりがそのままアラビアンナイト!
アーラービーアンナアアァァァアアアアイの始まり。すごくいい!
映像も本当にすばらしい。あの歌で一気に世界観に引き込むのがすごい。
テンションのたかまり、感情の高まりがすさまじい!
ただ一つ、世界観や重要なものをその映像で見せていくのでケイブオブワンダーがやたらと近所に見える
◆サルタン
ジャスミンパパ。
アニメではぽっちゃりころころして可愛いパパだったが、どちらかというとトリトン王の雰囲気に近い。
きちんと威厳のある父親だった。だからジャファーが言い過ぎたら「身分をわきまえろ!」などはっきり言う。
◆お前が死んでも悲しむのはノミだけだ!
町を進む王子の馬を、見ていた子供が邪魔してしまい、王子が怒って鞭を振り上げ、勢いよく下ろします!
そこにアラジン登場!鞭を自分の腕で防いで奪い取り、逆に食ってかかります!
……というのが原作。
実写では、王子の列を先導し道を開けさせるカシーム(従者)の馬に子供が踏まれそうになったのを助け
それまでアラジン捕獲に苦慮していたカシームが暴言を吐きまくる。
暴言内容は原作と同じ!これは嬉しかった。
ここ、すげー惨めなんだよな。アラジンの心が傷ついてしまうのが伝わってきて悲しい……。
◆求婚する王子
アラジンと直接のやりとりは無いが、ラジャーにいたぶられる。
叫び声しか聞こえず何をされたのかが分からないのでこわい。
パンツやぶりでいいのに。
◆CGの不自然感
今日日見ないレベルで不自然だったなぁ。
ジーニーとかは不自然じゃないのに、踊りとか潜入するアラジンとか(パルクールみたいな動き)
動きを表現するところでやたらと不自然。どうした。あれはギャグとしてなのかなぁ。わからん。
◆早回しの不自然感
普通に謎の場所で早回しの手法が取られている。
かたかた動く人が気になって、その周囲や表情に目がいかない。
なんであんな演出なんだろう?
◆ホールニューワールド
「世界を見る」のに絨毯で出発するのに、見ているのは自分たちの生活圏だけの感じでこじんまりとした小旅行。
原作では本当に世界を巡っていて、アグラバーを夜に出て、どこかの地域では昼だったりといろいろ巡っている感出ていたが
実写はやや「世界」表現は薄かった。
歌詞と動作があまり合ってない感じもあった。
最後、原作では中国の祭りのようなものを見ながら屋根の上で二人並んで話をするんだが
屋根の上というのが問題なのか(笑)絨毯にのってそのまま見ている。
だから、原作にあった「アラジンの受け答えに絨毯アワアワする」というむっちゃかわいい姿が見れずに終わった……。
まぁ話の流れには関係ないから無くてもいいんだけどね。残念ではある。
◆音楽シャカシャカ感
リズムきざむ打楽器系がシャカシャカ感していてみみざわりな感じがあったなぁ。
低音があまりちゃんとしてない印象。だから重厚な音楽だとシャカシャカが目立たなくてまし。
一方でゆったり静かな曲、新曲などはリズムが強調されるのですごく気になった。
◆赤(悪)VS青(善)の戦い
原作はその印象で展開していたわけだが、色とりどりの実写は決してそれだけではない。
◆最後のキス
衆人の前でせんでも……引くわ……さすがに引く……。
そんで、やっぱりジーニーが絡んでのキスが良かったなぁ。
ただ二人が「キスしたいからする」という欲望丸出しな感情だけではなくて、ジーニーの煽りアリでというか。
◆カーテンコール
かわいい。カーテンコールみたいなんかわいい!
パパがめっちゃ踊ってるの見ると笑える。
しかし謎の早回し映像感。あとジャスミンのボイパ口パクはいらない。
◆DJケォリィィィーーーー!!!
Wooooooo!!!!!! ケオリー!Woooo!
◆その後のホールニューワールド
気の抜けたような歌い出し。あまりにもすぎて「えぇ……?」となった。
ひどい。あれ有名な歌手なんか?知らないんですけども……。ひどい……。
<アラジン>
◆髭が気になる
前半、アラジンはまぁあの感じなのでちょっともっさりしています。髭が気になる。
でも、後半は王子になって永久脱毛できたのかあまり気にならない。
◆One jump ahead(Reprise)
これ、自分が作中で一番好きな曲なんだが!!原作のアラジンの表情と歌い方がすげぇ好きなんです!!
きっちりとちゃんとやってくれてむちゃくちゃ嬉しかったのと、さらにそのRepriseが後半でも歌われていて
感動してもう涙が止まらんかったです。
◆いろいろ表情が不満なとこある
ちょいちょい(その表情で正解か?)と思うところがあった。
たとえば、ジャスミンの腕輪をアブーがパクッて隠していたところ。
ジャスミンをあれだけ悲しませ、しかも誤解され「あなたはやっぱり盗人ね」と言われた後に
アブーが腕輪を出してくる。そのとき、少しアラジンはアブーを諫めるが、最後にはそれを手にしてニヤリと笑う。
その意味はわかる。きっと「また会いにいけるきっかけできたやん」的な感じだと思う。
でも、それよりも先にアラジンはジャスミンを傷つけたことをもっと悔やむべきじゃないか?
「亡くなった母親のものなの、返して!」と訴えたジャスミン。可哀想すぎる。
無事に手元にあるからいいとかそういうものではない。
あそこのニヤリは許せない。
あと、ケイブオブワンダーでランプを手にしたとき。
原作では不安が強い感じの表情だったが、実写ではなぜかにやりと笑っている。
それを触ること自体に恐怖を感じているのはあるだろうけど、触ってほぼすぐくらいに笑えるのはなんか違う気がするなぁ。
◆ケイブオブワンダーで色々踏みまくり
ガッサガッサ金貨とか踏む。
触るなよと、ジャファーおじさんに言われているのにめっちゃ触れとる。
でもその時点では洞窟gあ崩れないわけです。んで、なんで崩れないのか考察してみたところ
「欲しい」「触りたい」という意志を持って触れてしまうとアウト、なんじゃないかという結論が出た。
(アブーも参照)
◆なんでランプこすった
何も言われてないのになんで擦ることを知ってる?
絨毯に「それ!」と教えてもらっただけで、普通ランプなんか手に入れたらまず蓋開けるよな。
◆「アリ王子のお通り」のアラジン
原作では、初っぱなからノリノリで自分を偽って手を振りまくってたアラジンだが
実写だとすごくたどたどしい笑顔で、必死に王子を演じているのが伝わってくる。
その表情やおどおどした仕草は痛々しいほどだ。
それでも後半、ジャスミンに見られていることを自覚するとその動きや態度は大きくなっていく。
この曲の一曲だkで、自分を良く見せようとすることが、逆にアラジンの良さを殺していくのが目の当たりになる。
※森泉さんに似ている女がいる
「アリ王子のお通り」の時に、窓(ベランダ?)から笑顔を見せている子が完全に似ている。
◆ダンスをするアラジン
ジーニーに操られるままダンスをするアラジン。
手が勝手に動いているみたいなところは笑えた。その動きはキレッキレ。
ただ、その後本気で踊り出すみたいなところからはやや冗長に感じられた。
あそこまでしつこく長く「操られダンス」を描写する必要ってあったんかなぁ。
別にのちの重要な複線であるわけでもなかった。
◆ジャスミンとのキス
ホーニューワー後にバルコニーで見つめ合う二人。
原作ではそこでじゅうたんの一押しがあってキスするんだが
実写では普通に見つめあってキス。じゅうたんの一押し欲しかったなぁ。
でも実際にあの勢いで口付けたら「いでっ」てなるからだめか。
あとバルコニーキスそのあとのガッツポ&「yes!」が無かったのが不満。
メナ・マスードもyes言うてたけどすごく落ち着いた感じだった。
アラジンの無邪気な少年感は薄め。
◆雪山に飛ばされます
なんか長かったな、あのシーン……なんだったら原作に沿わさせず雪山でなくても良かったと思う。
雪山で一番大事なのは、がたがた震えるアブーを懐に入れてやるアラジンの場面と、転がってくる城の塔から逃れるあのシーンだと思う。
塔から逃れるのが無かった時点で、無理して雪山でなくても良かった。
<ジャスミン>
◆ナオミ・スコット最高
めっちゃジャスミン!!
彼女が今の時代に生きてくれていたことを感謝するレベル!!
Dの出している実写をモチーフにした人形とかがことごとく不細工なのはどうにかしてくれ!
ナオミはそんなんじゃない><
◆歌うっっっま!!!!!
かわいいし歌上手いってどういうことやねん。
ジャスミンやないか!もうジャスミンなんやないか(混乱)!
◆城の追っ手から逃亡するシーン
屋上から飛ぶシーン。原作ではアラジンの予想を超えた度胸でジャスミンが飛ぶ。
実写では、ジャスミンが飛ぶのを怖がる。アラジンに声を掛けられ、決意をする。
アニメの原作ではジャスミンの度胸が据わっているのでサクサク話が進むが、実写ではもたつくのでやや勢いがそがれる印象。
ただまぁ、あんな高いところから飛ぶなど戸惑って当然なので、実写になってのこの改変はありだと思う。
◆王子との結婚を迫られるジャスミン
当然いやがります。
王子と会う為に、ピンクのドレス(似合う)を身につけて現れる美しいジャスミン。
王子をやりこめたものの、それでも自分の立場は変わらない。
ため息を吐いていすに座ると、ドレスの前側が開いてそこからあのジャスミンカラーのズボンと裏地が見えます(似合う)!
ガワは王女としての立場に包まれながらも、ジャスミンのジャスミンたる意志をそこに感じた。
◆少しも寒くなさそうな、ありのままの自分になりそうな曲を歌うジャスミン
まさかの新曲スピーチレスをあのシーンで披露するのか……。
強いのか弱いのかわからない女になっとるな……。
ジャファーに平手打ちの一発でもしてやればいいのに。
◆ランプ取り返した!
ジャファーからランプを取り返したジャスミン!
なんでそこで擦らんのじゃ!マスターが変わってしまえば、そこで願いが言えるのに!
アラジンが最後の一つの願いを使いたくないのは分かる。
それなら、ジャスミンがとっとと擦るべきだった。あんなにさんざん目の前で擦ってるきもい大臣を見てるのになぁ。
◆「あなたはアグラバーの民のために働かない!私利私欲の為だけよ!」みたいなん言う
ジャファーに言います。
でも、ちょっと待ってほしい。アグラバーはすでに貧困が蔓延していて、アラジンもその失敗した政策の被害者なわけだ。
町で貧困の子供たちを見たジャスミンがそれを言うのか。
王宮でダンスしたり料理食ったりと楽しそうなシーンと、貧困の差が大きい。
あの台詞をジャスミンが言い切るなら、サルタン(パパ)に政策について諌言するシーンがあるべきじゃないかと思う。
パーティーにうんざりした視線を向けたり、お付きのダリアと町で見た真実について話をするのでもいい。少しでもいい。
そうでないと(どの口がそれ言うとんねん、むしろダメなまんま何年もやってきてんだから、一度ジャファーに任せてみろや)とすら思う。
◆サルタンに任命
ジャスミンが、パパからサルタンに任命されたのは良い改変!
だってアラジンがまともな政治ができるとは思えない。その疑問(不安)を解消した良いパターンだと思う。
<ジャファー>
◆うーん……
若い……若すぎる……そして声が高すぎる……。
さらにいい人感がすげー出てる……。
ジャファーってもっと卑しさみたいなのがあるわけですよ。
上辺だけ取り繕うような優雅さで、その裏では汚いし苛立ちも表現するし。
実写は、ふつうに怒ったり感情を出したりとなんかこれじゃない感ある。
◆ねちっこさない
なんか爽やか。原作のねちっこさがない。
◆砂漠に腰を下ろし、アラジンの隣で夢を語る
なにこれwwwwwてなった。仲良しか。やめてくれ。
その時の表情がめっちゃ優しすぎてだめです。
裏表全くないピュアなジャファーなどジャファーではない。
◆プリンスアブブーない
あれはジャファーのチャームなとこやぞ!
◆bring me the lamp!
これ言わないのかー!?くそ巻き舌のチャームなとこやぞ!
◆Nooooooo!
これも言わない!「あーっ」て言う。
やや慌てた感じで服をパタパタ叩いてから、ランプが無いことに気づいて絶望するあれがいいんやん!
あれチャームなとこやぞ!
◆Death!ない
原作でジャスミンに向かって「姫を拐かした罪人(アラジン)の刑は執行してしまいました」
ジャスミン「何を……?」
ジャファー「Death!(すごい舌出す発音)」のみんな大好きなあのくだり。
あれ無かったのが残念。ジャスミンがそれを聞いて悲しみに暮れるのがめっちゃかわいいのに。
あの悲しみがあるからこそ、その後の再会がすごく生きるのに!
ジャスミンを邪魔な王女だと思っていながら、何げにその美しさに惚れているところがきもくていいのに。
あとあの発音がすげーチャームなとこやのに!
◆ジャスミンに結婚を迫る大臣
ちゃんと結婚式しようとしてて笑える
◆ジャスミンとのキス
ないんかーーい!そりゃあのドエロい赤いジャスミンを出すわけにもいかんし
悪役とヒロインのキスなんて生生しすぎてだめかもしれんけど
あの、ジャスミンの自己犠牲ってアラジンへの愛情のたまものなのになぁ。
<ジーニー>
◆ウィル・スミスいいよ
歌もしっかりやってて、ギャグもできるしいいよ
前も書いたけど、基本ブロードウェイとか、カリフォルニアのパークでやってたミュージカルは
黒人キャストがジーニーをやるので、自分はなんの違和感も無かった。
※それらを初めて見たときには違和感を覚えてたけど
◆あおいウィル・スミス
あおいウィル・スミスだけど、ちゃんとジーニーしてた。
IMAXで見たら、すげぇきらきらが体から立ち上ってた。
◆キラキラ
海から上がった後はキラキラが出てなかった。水に弱いようだ。
◆ボイパ
ウィル・スミスらしさがあってぜんぜんいいです。
わーいボイパだ~★とは思わないけど、あってもぜんぜんかまわない。
◆人間になりたーい
ジーニーの願い。自由……といいつつも、なぜか「人間になりたい」だ。
自由という概念と、人間という物理的なものは決してイコールではない。
それでも人間になりたいという設定を追加したのはなぜだろうか。
特にジーニーは、今まで何人ものマスターに裏切られている。(実写ではその話してなかったかな??)
別に人間に対する希望なんてひとつもないだろうに……。
とはいえ、おそらく彼は今までそうやって裏切られながらも、幸せに家族を持って生きたマスターを何人も見てきたんだろう。
うらやましくなるのもわかる。
自分が一人だということに寂しさを感じるのもわかる。
そのへんは、日本語字幕や吹き替えでしっかり確認していきたい。
なお、今作では願いが「人間になりたい」であるため、より強力な力を欲した、欲深いジャファーとの対比が見事。
◆ジャム、ジャム……
プリンスアリと一緒に宮殿に乗り込むジーニー。
そこで行われるポンコツのアリ王子との掛け合いがすごい面白い。
あ「(サルタンとジャスミンに向かって必死)ジャムを持ってきました! そう、いろんなジャム!」
じ「うん、もういい」
あ「木イチゴのジャム、イチジクのジャム……」
じ「もういい、もうジャムの話題から離れろ」
というところで会場も爆笑。
そのあと、ジーニーが笑顔で何度も「Dont′ touch me」とアラジンを切り捨てるのもおもろい。
◆ダブルステップにこだわる
アラジンを操り、ダンスを大成功させたジーニー。
その後もやたらと「ダブルステップ」にこだわります。
アメリカ人が見たら楽しい話なのかな?あるあるとか。
なんでそこまでダブルステップにこだわるのか理解できず……。
◆うるうるした瞳
感情が良く分かる表情、瞳だった。(瞳は確実にCG加工)
◆最後、アラジンの願いをかなえる
原作もそうだけど、アラジンに「●●したらいいじゃないか、それでジャスミンと幸せになれる!」とアドバイスをしまくるいいやつジーニー。
自分の願いなどそっちのけで、アラジンが幸せになることを一所懸命考えてあげている。
そこからの、アラジンの願い。もう……泣くよね。うん。
<アブー>
◆自分は、小さく弱くトラブルを巻き起こすキャラクターがめっちゃ嫌いです
それは猿にも言えることですが、作品愛が強すぎてその感情は薄れています
◆赤いルビーを持っちゃうよ!
ケイブオブワンダーで原作ではルビーをがっつり掴んでいたアブー。
「てめーの嫌いなところはそういうとこだよ!」と観る度言いたくなるシーンだが
実写では積極的に触っている訳ではない。
落ちてきた大きなルビーが段差の上で音を立てて揺れるのを「ほえ~」と見ているうちにオメメがルビーに染まり(原作っぽい)
それでも実写のアブーは触るのを我慢してたのに、カランと落ちそうになるそれに手をさしのべてしまった。
それが原因で崩落!
不可抗力です。ルビーを目の前に「ほえー……ほええぇぇぇー」としているアブーは可愛かった。
◆Friend like me
はじめにジーニーの魔法で変な太鼓を背負わされ、好きに動かされているのがすげぇ笑えた。
<カーペット>
◆相変わらず無機質かわいい!
原作通り、一所懸命拍手をしたり、大喜びしたりしていた。
さすがにアニメと違ってリアリティも必要なので、その感情表現は抑えられていたけど。
◆砂漠の砂でひとりあそび
萌え殺す気か!
シンデレラ城造ってきゃっきゃしているのがむちゃかわいい。
砂だらけになりそうだが今更だな(笑)
◆サイズ感なぞ
ジャスミンとアラジンが並んで座れるなら、最低でも80cm×2くらい必要。
横幅160cmとすると、結構でかくなるが、実際はかわいい感じのサイズが基本。
よく考えたらアニメもそんな感じだな。サイズ感なぞ!
<イアーゴ>
◆名前!?
なんか……名前呼ばれてなかったような気が……広東語の字幕も「鸚鵡」って書いてあった。
名前も呼ばれないし、ジャファーのことを「マスター」って呼ぶし、なんであそこ変えたんだ??
遠慮なくずかずかとジャファーの気持ちに入り込んでくるからこそのイアーゴやないんか?
二人の距離感みたいなのが感じられなかったなぁ。ただのペットの鸚鵡だった。
◆愛嬌が無い
すげぇ残念。もっとジャファーと掛け合いをしてほしかった。
「飛ぶ→偵察する」というだけの存在に成り下がってはいなかったか。反省を求める。
◆大した活躍もない
ジャファーのせいででかくなって町を破壊。
<ハキーム>
◆原作よりも物わかりのよいオトナ
アニメはすごいいやな奴感があったけど、やはりハキームはただ職務に忠実なすばらしい衛兵です
◆法律にとらわれるハキーム
この改変すばらしかった!
アグラバーの法律は、ジャスミンの自由が無いだけではなく「サルタンは絶対」というもの。
ラスト、ジャファーがサルタンになったせいで、敬愛する王や王女を捕らえないといけなくなる。
ジャスミンの言葉を聞き、その法律を自ら破るのはハキームのキャラクターの深堀になっておりすばらしい。
「法律」を正義や自由のもとに変える必要があるということをそこでアピールすることで
ただジャスミンがわがまま王女な印象になるのを防いでいる。
<ダリア>
◆実写映画オリジナルキャラクター
このダリア。ジャスミンのお付きで、すごくいい。
普通オリキャラでると萎えるパターン多いんだが、このダリアがいることでかなりの笑い要素が加わっている。
ジーニーが原作よりも落ち着いているぶん(さすがにアニメ通りだとやりすぎだし)
ボケもツッコミも上手にこなす。
そして、最終的にはジーニーの夢を叶えることにも活躍する。
存在に違和感が無いのがすごい。
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総評 ★★★★☆ ほし、4.6!
思い出補正と原作補正も入り、この感じです(笑)
吹き替えと字幕を見たら、これに追加するか新しく書き出します。