下衆なマニヤの有神論

小説を書き続け(途中絶筆したが)十云年、自分の力が如何程のものか試したい。

【日常】自分がキョロ充だと実感する

仕事の関係でクラブイベントに招待された。
取引先と一緒にいたんだが当然自分が踊り狂うことはない。
んで、フロア外になんか最先端技術を使った手作りの遊びみたいなんがあって
付き合い程度にやらせてもろて自分は苦笑いを浮かべてたんだが
そのゲーム?の一つに取引先がえらい食いついてしまい
たのしー、これたのしーっすね!」
とやたらと盛り上がっている。
おお、こういうのが好きなんかと思って笑いつつ見ていると、取引先はそのゲームを担当していたポッチャリお兄さんと楽しそうにしゃべり始めた。
「これすげー、どういう機能でやってんすか」
「それはひみつだから!」
「えー教えてやぁ~ええやんか~」
「だめ、これ教えたらボッコボコにされる(笑)」
「あれぇ、俺とお兄さんの仲やのに!」
スピーカーからは少し遠いものの爆音が流れてるから二人の距離はもともと近かったが
最後の発言をした取引先が突然お兄さんの腹を触ってぐりぐりと撫でる。
自分はどん引き。
「うわぁーやめて、あかんってそれだけは!」
「教えてくれるまでやめへん」
「腹が擦り切れるわ(笑)!」
二人でギャハハと笑っている。
もともとチャラい系の人だとは思っていたがこういうコミュニケーションをとるんかという取引先に対するどん引きがすげぇ。

自分は、自分自身をそこそこアクティブだし、知らん人からも声かけられるし、知らん人とも仲良くなることができると思っていたが
正直今回の取引先姿を見て陽キャの距離の詰め方がえげつねーことに気づき
ただただキョロ充の自分は「無理や自分には」と苦笑いを浮かべつつ見ているしかできなかった。

なお取引先は他にも、お店をやっている人と仲良くなり
「じゃあ俺が行って○○さんに会ったって言ったらサービスしてくれる?」
「するする!」
「なに?九割引?」
「するわけないやろ!ドリンク出すくらいかなー」
「……かーらーのー?」
「ねーわ!」
というやりとりをキャッキャしていた。すごい。





陽キャこわい><。