下衆なマニヤの有神論

小説を書き続け(途中絶筆したが)十云年、自分の力が如何程のものか試したい。

【趣味】BL(ボーイズラブ)観

ヤフーニュースでこんなん見つけて、いいも悪いも興奮して書かずにはおれんかった。

どうでもいい自分語り入ります。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190212-00000300-oric-ent


10年以上小説や参考書以外の本を購入してなかった自分が
電子書籍で久々に買った漫画がこの「窮鼠はチーズの夢を見る」でした。これは初めて購入したBL作品でもあります。

もともとBLが苦手だった自分は、ボーイズラブ作品を徹底的に避けてきた感がありました。
しかし三島由紀夫の「仮面の告白」や手塚治虫の「MW」を読んでこころを激しく揺さぶられたりしていたためおそらく同性同士の愛に対する素地はありました。

「窮鼠~」は多分ネットの広告バナーだと思いますが、そこで綺麗な感じの絵の今作を見かけて試し読みしたら
ただの「男性同士の恋愛」という訳ではなく、それに対する苦悩や現実の描写などがビシビシ感じられて
まさに自分が今まで培ってきた印象や感情に対する新たな表現がそこにありました。
当然主軸はBLなので、衝撃を受けるほどのエロです。


過去学生時代、知人がBL本を薦めてきたことがあります。
なんだったかすら覚えていませんが「感動する」とかいう理由だったと思います。
あまり興味は無いと伝えたものの渡されたので、パラパラとめくって読んでみましたが何も思いませんでした。
そもそも読んじゃいけないものを読んでいるという気持ちだったかもしれません(笑)。



自分の中の偏見も混ざっていることを承知で言いますが
ただ同性同士がいちゃいちゃしているというだけのものだと「どこに読み応え(作者が言いたいこと)があるのか」を探ってしまい全く内容が入ってきません。

最近(最近でもない?)人気のオメガバースに関してもハンパな知識しかないですが上記理由で興味が沸きません。
興味が湧かないので理解もできていません。


そんな感じで培ってきた自分の中の世界観があって
そのため、自分が書く話には必ず主人公たちを取り巻く環境(家族や異性・同性の恋人、友人や同僚)が出てきて
主人公を批判もすれば同調もするし、羨んだり妬んだり、守ったり束縛したりといろいろあります。



かなりの自分語りをしましたが
少なくとも「窮鼠~」は小説を読むようにキャラクターの感情や想いを読み取ることができる、面白くて痛々しい話でした。
映画化大丈夫かなぁー。吹っ切れるくらいにしないと中途半端は全てを台無しにすると思います。心配だ。

ちなみにこのような漫画で電子書籍になると必ず買うのはヨネダコウ先生です。絵柄も話も表現もめっちゃ好きです。