下衆なマニヤの有神論

小説を書き続け(途中絶筆したが)十云年、自分の力が如何程のものか試したい。

【趣味】ブロードウェイミュージカルを見まくりたい。

先日、自分の好きな映画を上げた時5本の指が入る……5本の指に入る作品である「Hedwig and the angry inch」の

監督・脚本・主演だったジョン・キャメロン・ミッチェル本人のヘドウィグ日本公演を観る機会に恵まれた。

それはそれは最高の舞台だったわけだが、そこからブロードウェイミュージカル(オフブロードウェイ含む)を観たくてたまらなくなり、とりあえず現状、一人NY行きを計画中。

昔、劇団四季の「Wicked」を見て感動した事が蘇る。

で、今ブロードウェイでアツい作品を見たいなぁと思っていたら、自分の好きな「サウスパーク」の作者トレイ・パーカーとマット・ストーンが作った「ブックオブモルモン」があった!

やってたのは知ってたけど全くのノーマークだったため、とりあえず大筋を知ろうと思って色々調べていたら、動画そのものが出てきて糞笑い中。

根本のサウスパークの空気感や間、知識やネタが分かっているぶん、ハマリ方が半端なく、とうとう音楽をDL購入する始末。

 

基本的に、自分は「ハマリたくないから見ない」タイプだ。

だから、人気の漫画もアニメもドラマも見ない。ハマりたくないからだ。

なぜなら、ハマッたら頭おかしいレベルで調べ上げてなんならグッズも買ったり持ったりするから生活に支障が出るという理由がある。

 

今回も「あー、ヤバイ見てもうた……そしてまんまとハマッてもうた」ということで徹底的に調べ上げたところ

自分の好みに悉くマッチする恐怖の共通項があふれんばかりだったので記載しておこう。

◆そもそもこの「ブックオブモルモン」は主人公がオーランドに憧れており、ディズニーネタがそこかしこに出てくる。

◆↓の動画は2012のトニー賞受賞の時のものだが、最後に出てくる(歌とかに殆ど関わってないのに中心に立つ人)はニール・パトリック・ハリス

 この人は2014年にブロードウェイでヘドウィグの初演を務める事になる。(ヘドウィグ自体はオフブロードウェイだった)

◆また、初っ端出てくるめっちゃ笑顔のイケメン男性ニック・ロールはこの主役「エルダー・プライス」を演じる前

 ディズニークルーズラインの舞台でトイストーリーのウッディーをやっていたそうだ!

◆そんで、ここには出てないが「エルダー・プライス」オリジナルキャストのアンドリュー・ラネルズは、ニール・パトリック・ハリスの後にブロードウェイのヘドウィグ役になる!!!!!

◆そんで、この映像に出ているモッサリ男性「エルダー・カニングハム」のオリジナルキャストはジョシュ・ギャッド(この人ではない)。

 名前を聞いて当たり前にわかる人もいると思うが、あの2013年「アナと雪の女王」のオラフの声をやってます!

 そして2017年には「美女と野獣」でガストンの子分「ル・フゥ」を演じています!

◆そんで(しつこい)凄いのは、このミュージカルの作曲家が「アナと雪の女王」の作曲家であるということ。

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もう、内容としてはライオンキングを絶妙に(ほぼアウト)パク……じゃないオマージュ、ウィキッドのメロディーを絶妙にパ……オマージュしたり、ディズニーランドの「ファンタズミック」を絶妙にパク……オマージュしたり

最終的には主人公の一人の「エルダー・カニングハム」は「イマージネーショーン……♪」と歌ってしまう始末。

 

自作からのセルフオマージュもふんだんにあって、特にカニングハムの修行のわけわからんポーズとかは2004年にトレイとマットが作った人形映画「Team AMERICA」のモンタージュを彷彿とさせる。

エルダー・プライスがウガンダの人々にモルモン教を説く時の歌は、1999年「サウスパーク/無修正映画版」の「What Would Brian Boitano Do?」を彷彿とさせる。無駄に壮大でベタな感じのトレイ節がカッコイイ!!!!

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7年くらい前に、突然アナハイム(本場)のディズニーに行きたくなり突如一人で行って、ディズニーに行ってるのに結局モーテルへコメディセントラル(サウス)を見に戻るくらいの中毒者です。

結局あの時はコメディセントラル映らんかった……

い"ぎだい"ッッッ!!!!!!!

ブ ロ ー ド ウ ェ イ い" ぎ だ い" !!!!!!

ここまでの勢い来たら、行くだろうな自分。